ナトリウム(Natrium)とは、細胞外に存在し細胞内液と外液との浸透圧の調整を行なう元素である。
カリウムと対をなす。
概要
- 原子番号は、11、元素記号は、“Na”、分類は、アルカリ金属、ミネラル。
- ドイツ語の「ソーダ石(Natron)」に由来する。
- 英語名のSodiumはラテン語の「固体(Soda)」に由来する。
- 発見:1807年、水酸化ナトリウム(NaOH)を電気分解して単離した。
- 利用例:食塩(NaCl)、ベーキングパウダー、ナトリウムランプ、石鹸、高速増殖炉の冷却材(Na)など
性質
単体のナトリウムは融点98℃、沸点833℃、密度0.97(水=1)の銀白色の金属である。つまり、100℃で融け、水に浮く、という日常的に目にする金属とはかけ離れた性質を持つ。
金属ナトリウムは非常に反応性が高く、空気や水とも反応する(後述)ため、通常は鉱油または不活性ガス雰囲気下で保存される。
素晴らしく危険
ナトリウムは空気中の酸素や水とも反応する。例えば次のような反応が進行する。
4Na + O2 → 2Na2O (酸素との反応)
2Na + O2 → Na2O2 (酸素との反応)
2Na + 2H2O → 2NaOH + H2↑ (水との反応)
ナトリウムと酸素や水との反応は時に非常に激しくなり、二酸化炭素中でも燃焼するため、一旦反応が暴走すると通常の消火法での消火は困難である。また、反応によって強塩基性物質が生じ、これらは生体組織を激しく損傷する。 これらの粉塵に晒された場合、呼吸困難・失明等の可能性がある。 つまり、適切に使用しないと、制御不能な高熱を出しながら腐食性物質が一面にばら撒かれるという最悪事態となる。
生理作用
Naイオンを短期間に大量に摂取すると血液の浸透圧が上がり、腎糸球体での濾過量(GFR)が減少し、結果として血液(血漿)が増える。浮腫気味になり、顔がむくむこともある。
また、血液増加により必然的に高血圧になり心不全、肺水腫、その他もろもろになる可能性がある。
最悪死に至るので、短期間でのナトリウムの過剰摂取には気をつけることを勧める。
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関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0


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読み:ナトリウム
初版作成日: 08/11/24 09:47 ◆ 最終更新日: 12/03/25 00:04
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