ナンバーズとは、アニメ『魔法少女リリカルなのはStrikerS』に登場する戦闘機人軍団である。
概要
『StrikerS』において、黒幕であるジェイル・スカリエッティの配下として現れた12人の人造人間たち。ただでさえ新キャラクターが多数登場していたところに、更に12人追加されたため当時視聴者たちからは「いくらなんでもキャラ増やしすぎだろ」という声が多数あがった。結局最後まで見ても覚えきれない人が大半だったという。
12人全員の顔と名前が一致するかどうかが、ライトなファンと濃いファンの境界であると言えるかもしれない。
なお、名前はそれぞれ対応する数字のイタリア語での読みである。そのため「数の子」という愛称で呼ばれることがある。姉妹としての序列は番号順だが、稼働開始の順番は番号順ではない(7、8、12が最後発)あたりが少々ややこしい。
ほか、設定などの詳細に関してはWikipediaかNanohaWikiを参照されたい。
各キャラ紹介
- No.1 ウーノ (CV:木川絵理子) 俗称:長女
- No.2 ドゥーエ (CV:又吉愛) 俗称:特になし
- No.3 トーレ (CV:木川絵理子) 俗称:少佐、ゴリラ、尻
- No.4 クアットロ (CV:斎藤千和) 俗称:眼鏡、メガ姉、猪名川
- 事実上の黒幕。なのはシリーズでは珍しい純粋な悪役であり、スカリエッティが変態博士として愛されている分嫌われ役を一身に引き受けていた。なお「メガ姉」は公式でもこう呼ばれていたりする。キャラとしてはある意味スカリエッティに最も近く、自分の欲求に素直で自分たち以外の全てを見下している。捜査協力拒否も「そもそも他の人間に頭を下げる発想がない」というどうしようもない域にある。
- INNOCENTではスカリエッティ家の四女「四菜・スカリエッティ」として登場。クアットロはデュエルネーム。頭脳派の中学三年生で父親譲りの悪役志向な部分があるが、考えていることはわかりやすい。また、面倒見のいい性格も強調されており、お隣の中島家の面々のお姉さんとも言える立ち位置でもある。
- No.5 チンク (CV:井上麻里奈) 俗称:チンク姉、チン○姉
- ロリ体型の姉キャラ+眼帯という印象に残りやすいデザインで、ナンバーズでは断トツの一番人気を誇る。というか「ナンバーズはチンク(とクアットロ)しか解らない」という視聴者も多い。だというのに17話でスーパーサイヤ人になったスバルにフルボッコにされたため、最終決戦では出番がなかった。
ちなみにロリ体型には少なからずコンプレックスがあり、クアットロに煽られて狼狽したことも。 - StS本編後は更生組のリーダー的な立ち位置となっており、妹たちの信望も厚い。更生施設出所後はナカジマ家に身を寄せ、管理局員として活動している……が、それ故に平和なVividでは出番には恵まれにくくなっている。
- INNOCENTでは中島家の次女「中島チンク」として登場。小学六年生でやっぱりロリ体型。同じ悩みを持ち、同い年のアリシア・テスタロッサとは初対面で心友になった。原典での眼帯属性からか、海賊に憧れるという一面もあり、ブレイブデュエルでのスタイルもそれが反映されている。
- ロリ体型の姉キャラ+眼帯という印象に残りやすいデザインで、ナンバーズでは断トツの一番人気を誇る。というか「ナンバーズはチンク(とクアットロ)しか解らない」という視聴者も多い。だというのに17話でスーパーサイヤ人になったスバルにフルボッコにされたため、最終決戦では出番がなかった。
- No.6 セイン (CV:水橋かおり) 俗称:特になし
- No.7 セッテ (CV:桑谷夏子) 俗称:特になし
- 恐らくナンバーズの中でも一番の空気キャラ。ほとんど喋らない上に戦闘でもトーレの影に隠れてしまっている感があり、ディードに次いでナンバーズを全員覚える際の関門であると思われる。教育担当はそのトーレであったが、彼女をして「あまりに機械過ぎる」と心配されるほど。
- 後発組では唯一の監獄組であり、トーレから他の妹たちと同じように更生プログラムを受けるように打診をされていたようだが、彼女と同じ理由で協力及び更生を拒否している。
- INNOCENTではスカリエッティ家の五女「七緒・スカリエッティ」として登場。推定小学二年生。寡黙で口を開いても聞き取れないほど声が小さい。機械関係に聡く、この年でスカリエッティの助手を務めている。
- No.8 オットー (CV:伊藤静) 俗称:男の子
- No.9 ノーヴェ (CV:斎藤千和) 俗称:偽スバル
- CVがスバルと同じ斎藤千和で戦闘スタイルも似ているため、てっきりスバルのライバルキャラになるかと思いきや、最終決戦ではなぜかウェンディ、ディードと一緒にスーパーティアナタイムの餌食になった。前述の通り、CVが斎藤千和であるという関係上、スバルと戦闘になった時の事を「千和(痴話)喧嘩」と形容するファンもいる。 ギンガ洗脳展開をやった時点で扱いに困ったのかも知れない。
- 更生施設出所後はナカジマ家に身を寄せる。更生中はなかなか他人に心を許さなかったが最終的には打ち解けた。元々の格闘センスもあり、ストライクアーツ(Vividの話の中心となる、なのは世界の近代格闘技)で頭角を現していき数年で「有段者」と呼ばれるほどになる。
- 上記経歴からVividではヴィヴィオらの師匠(本人曰く修行仲間)として準主役の座を得て毎話必ずと言って良いほど登場する。かなり面倒見のいい性格になっており、丁寧かつ的確な指導には定評がある。
- INNOCENTでは中島家の五女「中島ノーヴェ」として登場し、ウェンディの双子の姉で小学一年生。打って変って人見知りの激しい大人しい性格で元気いっぱいの彼女に引っ張られることが多い。また、アバターは空手の道着のようなものになっており、ベースのスタイルが酷似していたスバルとは徹底的な差別化が図られている。
- CVがスバルと同じ斎藤千和で戦闘スタイルも似ているため、てっきりスバルのライバルキャラになるかと思いきや、最終決戦ではなぜかウェンディ、ディードと一緒にスーパーティアナタイムの餌食になった。前述の通り、CVが斎藤千和であるという関係上、スバルと戦闘になった時の事を「千和(痴話)喧嘩」と形容するファンもいる。 ギンガ洗脳展開をやった時点で扱いに困ったのかも知れない。
- No.10 ディエチ (CV:升望) 俗称:特になし
- ナンバーズの固定砲台担当。だが本編では本家固定砲台に格の違いを見せつけられていた。無口だが捕まったヴィヴィオを心配するなど実は良い子。見た目が微妙にオットーに似ているので覚える際は注意。開発スタートは後発組だが、ロールアウトが早かったため「お姉ちゃんな妹キャラ」という複雑な立ち位置となっている(ナンバーズは開発順が姉妹序列となっているが、JS事件後は概ねロールアウト順の姉妹序列となっている)。
- 更生施設出所後はナカジマ家に身を寄せている。Vividではアインハルトのセコンドを務めるが、専ら差し入れのイメージが強い。
- INNOCENTでは中島家の三女「中島ディエチ」として登場。なのはと同じ小学四年生ながら成長が早く、落ち着いた性格もあって中学生に混ざっても全く違和感がない。また、一家8人分の買い出しに料理にと家事スキルも高い。得物はビーム砲からガトリング砲に変更された。
- No.11 ウェンディ (CV:井上麻里奈) 俗称:アホの子
- 「~ッス」という特徴的な喋り方のおかげで、ナンバーズの中では比較的覚えやすいキャラ。本編中ではそれほど目立った活躍があるわけでもないが。スーパーティアナタイムの餌食になったひとり。
- その底抜けに明るい性格から更生施設への順応も早かった。更生後はナカジマ家に身を寄せ、アルバイト生活を送っている。Vividではシフトの都合でヴィヴィオらの合宿に同行できず悔しがる場面も。
- INNOCENTでは中島家の六女「中島ウェンディ」として登場。ノーヴェの二卵性双生児の妹で、年相応の元気娘。ブレイブデュエルにのめり込むが、強さへの渇望をスカリエッティ博士に付け込まれてノーヴェ共々「大人モード(禁止事項)」で暴れていた。原典通り、ライディングボードを駆使した三次元戦法を得意とする。
- No.12 ディード (CV:伊藤静) 俗称:特になし
関連動画
ここに動画を貼ると消されそうなので控えることにする。
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関連項目
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