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※重要 |
ニコエンコとは、ニコニコ動画用に設計された動画エンコードツールのこと。
tokaiknight 氏が開発したものと farbeyonta 氏開発による「ロツア製」と呼ばれるバージョンの2種類が存在する。
しかし、名前が同じでも操作性は双方で全く異なるものなので注意。
ここでは正式名称ではないが便宜上「tokaiknight 版」、「ロツア製」とそれぞれ呼ぶことにする。
「ロツア製」については開発者がソースコードを削除してしまったため公開が停止された。
概要
tokaiknight 版(公式サイト
)
-
ドラック&ドロップだけでエンコードできるため、非常に分かりやすく初心者向き。 - 音声のビットレートとエコノミー回避の有無を指定するだけで自動的に映像のビットレートを振り分ける。
- ソースの動画をニコニコ動画仕様にあわせて自動的にリサイズする機能を搭載。
- SWF ファイルからのエンコードが可能。
-
連番動画や音声から動画を作成できる。 -
複数ファイルを同時にエンコード可能。 - インターレース自動解除機能搭載。
動作環境:
ロツア製(公式サイト
)
- VP6 (FLV) と AVC/H.264 (MP4) の2種類のエンコードが可能。(tokai 版は H.264 のみ)
- GUI で出力形式、ビットレート、アスペクト比、プレミアム仕様か否かなどを細かく且つ簡単に設定できる。
動作環境:
エンコード終了時の音のON/OFF
tokaiknight 版でエンコードすると、「シャキーン」といったような音でエンコードの終了を知らせてくれる。この機能をオフにするには、メニューのヘルプ → 本体の設定 → 「変換終了時に音を鳴らさない」にチェックを入れるとすれば良い。
なお、toolフォルダにある、ok.wav ファイルを鳴らしているので、同名のファイルで差し替えることも可能。ただし、再生時間は元のok.wavの長さで固定されている模様。
既知の問題
エンコードって何?、ビットレートって何?といったレベルのユーザーでも使え、手動設定でカスタマイズも可能であり、大変便利ではあるが、いくつかの問題があるため注意が必要である。(参考 ニコエンコ v0.77を使う場合の注意点: さまよう金の髭
)
再生がおかしくなる問題
「変換速度」で「最低速」を選択すると、一部のPCでは再生がおかしくなる (参照 → 動画がおかしくなる方は大百科をクリック→)
ニコニコ動画iPhoneアプリで再生できない問題
変換速度:「最低速」でエンコードすると、ニコニコ動画iPhoneアプリ4.0では再生できない。ニコニコ動画iPhoneアプリ4.20
以降に更新すれば再生可能。(ref=16 というx264のエンコ設定が問題だったので、「最低速」以外を指定するか、「ニコニコ動画.ini」などの設定ファイルでref=15以下を指定することで回避可能だった。)
自動変換の問題
再生時間の短かい動画を「ニコニコ動画 プレミアム会員」設定で変換すると、極端にビットレートの高い動画になり、視聴者の環境によっては、再生が非常に重くなることがある。
手動設定でビットレートを指定すれば回避可能だが、全部おまかせでエンコできる、というメリットがなくなる。
16:9の動画を自動変換で変換すると、512x288の動画になり、ニコニコ動画のプレーヤーサイズより小さくなり、再生時には引き延して表示することになる。手動変換→画面サイズの指定で横640、縦360に指定したほうが画質は良くなる。
「ニコニコ動画」設定(一般会員用)でエンコードすると音声ビットレートが96 kbpsになるが、音声を重視する場合には低すぎると思われる。
その他の問題
tokaiknight 版の最終更新が、2010年4月25日であり、その後、更新が行なわれていない。この間に、エコノミー回避のためのビットレート上限が245 kbpsから、445 kbpsに変更になった。新基準に対応するには、変換先の設定フォルダにある「ニコニコ動画 エコノミー回避.ini」の編集が必要。
デフォルトの動画のエンコード設定(x264の設定)は、ニコニコ動画に最適化したものではないので、同じビットレートでも、つんでれんこやAviUtl+x264GuiExのニコニコ動画向けプリセットでエンコードしたものに比べて、画質や再生の軽さなど面で多少劣る。
同梱されているx264が古い。最新のx264 (32bit 8bit-depth)
に差し替えた場合、CPUによっては(1割程度?)早くなる場合も。
パソコンにインストールされているアンチウィルスなどのセキュリティ関連ソフトによっては、動作が許可されなかったり、必要なファイルを誤って削除されてしまうことがある。 (その場合は、セキュリティ関連ソフトの設定変更が必要。)
neroAacEnc.exeを同梱しているが、これはライセンス的には再配布は許可されていない。
上記への対策
(開発が停止している現状では、他のエンコードツール(つんでれんこ、AviUtl+拡張x264GuiExなど)が使えるなら、そちらを使用するほうがベターではあるが) どうしても、tokaiknight版 ニコエンコ ver0.77 を使いたい場合は、
「変換先の設定」フォルダにある、「ニコニコ動画.ini」など4つのファイルのうち必要なものを右クリック → 編集 を選び、
[画面サイズ]→512×384 を [画面サイズ]→854×480 (Qの大画面サイズ向け)または、640x384 (Qの中画面および原宿サイズ向け)に
(デフォルトではアスペクト比は維持されるので、16:9の動画をエンコードする場合でもこれで良い)
[x264追加コマンド]→--colormatrix smpte170m --bframes 4 --ref 4
(「最低速」で再生がおかしくなる問題とニコニコ動画iPhoneアプリで再生できない問題の対策)
「ニコニコ動画 エコノミー回避.ini」の[ビットレート制限]→420
(2012年2月8日からの新基準対応)
などと設定してから使用することを推奨する。(そのあたりを書き換えた「変換先の設定」フォルダ一式
。ただし、これに差し替えて、ビットレートを適切に設定した場合、多くの環境で正常に再生されるようになる代わりに、変換速度の設定はほぼ無効になる。)
また、特にプレミアム会員の場合は、自動ではビットレートが高くなりすぎることがあるので、手動設定でビットレートを指定すること。(映像は通常は1000 ~ 1500 kbpsあたりまで。高くしすぎると「重い」とのコメントが付くかも。音声は224 -320 kbpsあたりでほぼ最高音質。音声を重視しない場合は、96 kbpsもあれば足りる。映像、音声ともビットレートを上げれば品質は上がるが、その分、動画再生が重くなり、視聴者に負担をかけることになる。)
関連項目
- エンコード
- H.264
- kbps
- アスペクト比
- エコノミー回避
- つんでれんこ - 同様の動画エンコードツール
- AviUtl - 拡張プラグインによるエンコード
- エコノミー症候群 - 7分10秒からの超高速化
- 動画がおかしくなる方は大百科をクリック→
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B3


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読み:ニコエンコ
初版作成日: 09/07/26 11:59 ◆ 最終更新日: 13/06/18 20:38
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