ニコドーガの塔とは、かつてRPGツクールVXを使用して、
同人サークル「NICODOGA」のアプノ氏(ニコニコでのアカウント名)が作っていたオリジナルRPGである。
概要
元ネタは言うまでもなくドルアーガの塔。
メインキャラクターは、「らき☆すた」より 泉こなた 柊かがみ 柊つかさ の3名である。みゆきさん?誰d
セバスチャンのカバンの中から拾ったファミコンソフト、ドルアーガの塔を遊んでいたこなた達3人。
叩いて息を吹きかけて遊んでいたら急に画面が・・・以下略。
気づいたらドルアーガ・・・じゃなく、ニコドーガの塔の目の前にいたのである。
仕方なしに元の世界に帰るためにも塔を登ることになった3人。
というストーリーから始まり、うp当初はシナリオもgdgdとは行かなくても今後どうすべきか考え中であった。
それというのもアプノ氏がツクールVXを購入したばかりで慣れておらず、使っていく内に新機能を後から追加していくということもあったからである。今後もまた新システムなどの充実が見込まれる。
また、このRPGの特徴として、ニコドーガの塔完成後、視聴者であるニコニコユーザーに向けて完成版の製品Verを配布するとともに、ツクールVXを所有している人に向けてプロジェクトVerを配布する予定であった。
このプロジェクトVerはツクールVXを所持している人がこのニコドーガの塔を独自に改造しておk!という方針のもと、データを配布するというものである。(ただし、キャラ絵・BGMなど版権の扱いは自己責任である。)
後述する宝箱システムの他みWikiwisp、派閥システムなどの大改造何しても推奨という新しい試みである。
また、他のツクールゲームと差を出すためアプノ氏独自の偏ったニコニコではマイナーなアニメ、ゲームなどのキャラクターが登場するのも魅力の1つである。例として、バッカーノ、ブラックラグーン、空の境界等。MOBキャラ(背景キャラや直接関わりの無い村人Aのような人)にも色々細かい配慮がされているので注視してもらうと面白い。
システム
- クリア条件はもちろん、100Fにいるとされるニコドーガの塔の主(Vip仮面?)を倒すのが目的であるとされる。
- 各5F,10Fには休憩所があり時にはアイテムの売買、ヘルプキャライベントなどなどが起こる。
- 各2F,7Fには中ボス 各4F,9Fにはボスが待ちかまえており易々と登らせる気も無いようである。
- 戦闘はこなた・かがみ・つかさ の3人のメンバー+余りの1枠にはヘルプキャラが入ってくれる時もある。
- 各通常フロアごとにいる敵グループを2組倒せば、次のフロアへ登れるカギと消耗品アイテムの宝箱が出てくる。
- 各通常フロアには特定の条件が設定され、それをクリアすると対ボス戦に有利なキーアイテムが手に入る。
それ以外にも外れということで、そのフロア時のレベルではキルキャラクター相当になる敵が出るミミック
というシステムもとられている。 や ら な い か - みWikiwispシステム
各通常フロアは制限時間2分30秒と決っており、その時間を過ぎるとドルアーガの塔の
ウィル・オー・ウィスプならぬ、みWikiwispが徘徊するようになり、プレイヤーめがけて迫ってくる。
もちろん当たると大ダメージ。みゆきさんがメインに出ない怒りの象徴である(但し時間および状態に例外あり) - ヨネモトさん
キーアイテム回収システムという名目で登場したオリジナルキャラクター。
ボス戦で使わなかったキーアイテムを回収、別のアイテムに交換してくれるという廃品回収のような役割。
そのアイテムは消耗品のときもあれば、サブイベントを起こしてくれる専用アイテムになるときもある。 - ぬるぽガッシステム
とあるサイトから拝借した戦闘システム。ちょっと長くなるが以下に説明。
戦闘中に使用した術技は特定回数を超えるとその術技のレベルが上昇。威力・消費MPがあがるというもの。これをぬるぽするという。メリットとして威力上昇があるが、デメリットとしてその分消費MPが増える。
しかし、その元の術技はレベルアップすると消えてしまう。これをガッするという。
序盤でぬるぽしすぎるとガッした技は使えないのでMP切れも起こしかねないという恐怖が待ち受けている。もちろんその対策としてアイテム売買の主なキャラである、アイザックとミリア。そのミリアは1度だけガッした技を復活させてくれるという救済システムもある。しかし、最高レベルまでぬるぽした技はまた使い続けると初期技に戻るという流れになっているので、使いすぎというより節度と準備と救済システムのバランスが大事である。その救済システムのミリアはアプノ氏のお気に入りキャラクターという枠組の1人なので他にキャラクターがいるかもしれない。単調になりがちな戦闘に緩急をつけたシステムである。 - 狩人スタイルシステム
装備がモンハン準拠となり、各キャラの専用装備品に特性がつくことに。それにともない作られたシステムである。各階のダンジョンの壁から鉱石を発掘することができ、その他加工用アイテムを猫の加工屋に持っていくことで装備品を強化できる仕様になった。 - 萌え属性システム
よくある属性システムと同じである。 - 基本6属性あり、 ロリータ・ツンデレ・いい男・Vip・ヤンデレ・天然の6つ。それぞれ優劣がある。
ツンデレ→ロリータ→いい男→ツンデレ (■→●→▲ ●は▲に強く■に弱い)
Vip→天然→ヤンデレ→Vip
のように、じゃんけんの相性になっている。ぬるぽシステムと共に戦略性がかなり増すことになる。
派閥システム
ニコドーガの塔最大のオリジナルシステム。ストーリーを進めていくと、
1:カミナを団長、ジャグジーを副団長としたモンハン勢力ごちゃまぜの「大グレン団」
2:バラライカ率いるみゆき所属の「ホテルモスクワ」
3:レミリア率いるメイド軍団「朱い月」
この3つの派閥が登場し、ニコドーガの塔登頂者のヘルプキャラなどは全て派閥ごとに振り分けられていく。
こなた達はどの派閥に入るかを選択可能。その派閥によって資金やアイテムの提供、ストーリー攻略のヘルプに加えてキルキャラクターレベルの仲間も参加可能になったりと選択の範囲が広がるのである。
最終的には全派閥が手を組むらしいが、所属していなかった派閥のヘルプキャラが使用不可になる可能性も十分考えられるので戦略性もあがっている。
大グレン団<ホテルモスクワ<朱い月 の順番で攻略難易度があがる。
が、最も難しいとされる派閥の朱い月には思いもよらぬヘルプキャラが参戦する可能性もある。wktk。
また選択した派閥によって一部のボスキャラが変更されるなど細かい配慮もなされている。
ちなみにアプノ氏のテスト兼プレイ動画ではホテルモスクワルートを通っている。みゆk
その他情報(極度のネタバレは除外)
- ニコドーガの塔は登っていくほど、カオスな構成になっており、塔の原型を留めていない世界観があらわになる。
時には草原、時には迷いの森、時には酒場と思いきや自治の整っている町であったり、学園があったり。 - こあベーターという小悪魔システムが組み込まれ、塔をある程度上り下りできる簡易エレベーターが登場。
- 敵にはただの雑魚という枠組みの他、派閥組織が存在。敵対していく度に存在が明らかになっていく。
KAITOを中心に、無理矢理先制など卑怯な手段で敵を蹴散らす 「うろたんだー」
桂言葉を筆頭に制御不能の思考で、状態異常・高い攻撃力で敵を殲滅する 「ヤンデレ類友の会」
阿部さんを中心に、ガチムチやいい男達となんでか某冥王様まで集まったなんでもありの 「いい男同盟」
AAキャラが主で、荒らし行為を良しとする 「チームVipper」
この集まりはタワーオブニコドーガと名乗っているようである。 - ストーリー自体は単純なクリアを目指すものであるが、所属する派閥によりエンディング形式が異なるという
マルチエンディング形式である。(全部で4つ)ひぐらしを彷彿とさせる運命を打ち破ることが可能。 - 100階構成のうち、50階以降のフロアは「魔階」という名前になり、以前まである程度階毎にカテゴライズされていた敵グループがごちゃごちゃに、BGMも色々と変わるカオス空間になってしまうという。さらに特筆すべき点として、キルキャラクターともシンボルエンカウントで遭遇する可能性があり、非常に危険。
関連コミュニティ
外部リンク
ニコドーガの塔 塔頂者のキャンプ
作成者であり、うp主であるアプノ氏のニコドーガの塔関連のブログ
関連項目
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