ニューカレドニアとは、フランス領の領土である。
概要
ニューカレドニアは、ニューカレドニア島とロイヤルティ諸島、チェスターフィールド諸島からなるフランスの領土。ニッケルを算出することや世界遺産のサンゴ礁があることで有名な場所。公用語はフランス語、首都はヌメア。人口は27万人くらい。
オーストラリアの1,200km東側に位置し、南太平洋のメラネシア地域にある。面積は日本の四国くらい(およそ18,575km2)。インターネットの個別コードトップレベルドメインもあり「.nc」を使っているらしい。通貨はCFPフラン。
2018年には国民投票でフランスにとどまるか独立するかを決めることになり、11月4日に実施されたのだが、賛成43.6%・反対56.4%となり独立は否決された。その後、2020年10月4日にも再び独立の可否を問う国民投票が実施されたが、賛成46.7%・反対53.3%となり独立はこれまた否決された。
地名にもなっている「カレドニア」は本来スコットランドを指すラテン語。先住民のカナックはカナキー(Kanaky)と呼ぶことが多い。
ニューカレドニアは現在フランスでも特殊な地方行政区画「特別共同体」として行政を執っている。また、行政区画は3つの州に分かれており、「離島州」「北部州」「南部州」の3つである。
前述のとおりリゾート地としても知られており、2001年に登録された世界遺産「ニューカレドニア・バリア・リーフ」というサンゴ礁は特に有名で、これがあまりにも美しいことから、ニューカレドニアは「天国に一番近い島」と呼ばれることもある。
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関連項目
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