ニュータウンとは、都市の過密化の対策として郊外に建設された新興住宅地のことである。
ここでは、日本のニュータウンについて解説する。
概要
日本では戦後の高度経済成長期、1950年代~1980年代にかけて東京・名古屋・大阪都市圏の郊外を中心に多数のニュータウンが造成された。
日本のニュータウンの特徴として、海外とは違い昼夜の人口の差が大きいことが特徴である。そのため、「ベッドタウン」とも呼ばれる。
ニュータウンの建設は地方自治体や都市基盤整備公団(現在のUR都市機構)等の公営系と、鉄道会社や不動産業者による民間系の2種類がある。
ニュータウンと都市部を結ぶために鉄道路線の新規建設や、バイパス道路などが多く建設されている。
近年の問題点
- 住民の高齢化。
若い世代の住民がなかなか集まらないため、若者向けの安価な賃貸プラン等の戦略展開を求められている。 - 少子化。
そのため、ニュータウン内に立てられた学校の統廃合問題が起きている。 - 施設の老朽化。
建て替え等で揉めている。
日本の主な有名ニュータウン
- 光が丘団地
- 高島平団地
- 多摩ニュータウン
- 港北ニュータウン
- 幕張ベイタウン
- 千葉ニュータウン
- ユーカリが丘
- 常総ニュータウン
- 竜ヶ崎ニュータウン
- 高蔵寺ニュータウン
- 桃花台ニュータウン
- 千里ニュータウン
- 泉北ニュータウン
- 京阪くずはローズタウン
- 西宮名塩ニュータウン
- 西神ニュータウン
- 小郡・筑紫野ニュータウン
ニュータウンを舞台にした作品
関連動画
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt