ネオゼネバス帝国単語

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ネオゼネバス帝国とは、『ゾイド』シリーズに登場する架空の国家である。

国章は旧ゼネバス帝国と全く同じ。

概要

旧ゼネバス帝国系のガイロス将兵らよって打ち立てられたゼネバス帝国の後継的国家で、初代皇帝はゼネバス・ムーロアの遺児であるギュンター・プロイツェンとされるが、正式な国家として成立するのは彼の息子でそのゼネバスの孫に当たる2代目皇帝となったヴォルフ・ムーロアの代から。

プロイツェンの部隊がヘリック共和国の主力をひきつけている間にヴォルフ率いる鉄竜騎兵団の本隊が中央大陸へ侵攻し、そのまま共和国首都および中央大陸全土を制圧、その後ヴォルフが2代目皇帝として戴冠し改めて中央大陸の統治国家となった。

占領後は軍部の解体と議会の解散だけを行い市民の生活基盤には極力手を出さず、同時にヘリック・ゼネバス領民が嫌悪するガイロス帝国への対決姿勢を明確にしてそれからの守護も約束し、さらにヴォルフの曽祖父があのヘリック・ムーロア1世であるという事実によってムーロアの血統を特別視する者達からの支持も得る事に成功、中央大陸のゼネバス系国民はおろか元ヘリック系国民もこのネオゼネバスの支配をすんなりと受け入れた。

治世こそ割と穏当に行っていたが、軍事に関しては苛烈の一言で、暗黒大陸から舞い戻り大陸各地へ散った共和国軍残党に対しては徹底的な摘発を行い、彼らと激しい攻防を繰り返した遂に共和国軍残党を中央大陸から完全に叩き出す事に成功した。しかし、当時ネオゼネバス帝国は東方大陸の企業ZOITEC社と軍事提携していたが、中央大陸からの共和国軍完全追放を果たすとZOITEC社に対してより強力な兵器の開発を要求、その結果ZOITEC社の余計な反発を招いてしまい、これ以降ZOITEC社はネオゼネバスとの提携を打ち切ってヘリック共和国を全面的に支援するようになり、この事が傾いていたヘリック共和国とネオゼネバス帝国の軍事バランスを大きく揺るがす原因となる。

領土は中央大陸であり、基本的な地理や施設などはヘリック共和国と共通と思われるが、一部は新たに要塞や基地など建設して防衛に当てている。

上記の通り中央大陸の人間から見れば彼らも侵略者であるが、ガイロス帝国の支配よりはマシと言う事でかあっさりとその統治を受け入れている。しかし、いざ共和国軍が旧首都に迫るとやはりというか何というかヘリック系の市民達は共和国軍を支援し出したとされている。

首都は不明。おそらく旧ゼネバス帝都と同じ場所と思われる。

軍事

基本的には鉄竜騎兵団時代のものと同じゾイドをそのまま使用しているが、後には旧ゼネバス時代のゾイドを再生産したり、そして独自の技術を用いた新型ゾイドも開発している。

同時にZOITEC社が開発したキメラブロックスも戦力に組み込んでいるが、当初はこのキメラブロックスは無人制御ゆえ扱いが難しいという欠点もあった。後にこの問題もクリアするが、今度はZOITEC社との対立によって新型キメラブロックスの提供を打ち切られてしまい、セイスモサウルス支援用の三種以降新しいキメラブロックスの登場はなくなった。

保有ゾイド

第二次中央大陸戦争期

主な所属人物

バトルストーリーシリーズ、オフィシャルファンブックシリーズに記載された人物のみ表記。
ゲーム、マンガ、アニメのキャラは該当項目を参照。

新バトルストーリーシリーズ

主な所属部隊

• 黒の竜騎兵団
  共和国軍残党狩りを任務とする特殊部隊。
  配備ゾイドは全て漆黒に塗り固められているのがその名の由来とされ、独自の改造された機体も多い。
  ちなみに読みは“くろのドラグーン”である。

関連動画

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関連項目

• 架空の国の一覧
• ゾイド

親記事

• 惑星Zi

子記事

• なし

兄弟記事

• ヘリック共和国
• ゼネバス帝国
• ガイロス帝国

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