ネクロードとは、幻想水滸伝シリーズに登場するキャラクターである。
概要
幻想水滸伝Ⅰ、Ⅱに登場した吸血鬼。
吸血鬼の始祖シエラ・ミケーネから「月の紋章」を奪い、その力によって不老不死となっている。
そのため生半可なことでは滅ぼすことはできず、本人の性格もあって極めて質の悪い存在。
その昔ビクトールの故郷を襲って村人達を惨殺しており、彼からは仇として狙われ続けている。
また上記の始祖シエラ、吸血鬼ハンターであるカーン一族からも追われており、何かと敵が多い。
更に何かにつけて少女を嫁にしようとする筋金入りのロリコンでもある。
幻想水滸伝Ⅰ
帝国の宮廷魔術師ウィンディの手下として登場。
物語後半に訪れる戦士の村で初登場し、村の少女テンガアール(15)を嫁にするべく誘拐している。
一応これは主人公の紋章「ソウルイーター」を奪うための罠、ということなのだがウェディングドレスを着させていたりまた後述するⅡの事例を見ても恐らく結婚する気は満々だったと思われる。
その後唯一吸血鬼を滅ぼせる剣、「星辰剣」を手に入れたビクトール&主人公ズと再び激突。
油断すれば全滅の危険もある、流石ボスとも言える中々の強さを見せつけてくれる。
最終的には敗北し、ビクトールによって討たれることになるのだが実はこれは偽物であり、本物は無傷のままⅡの時代まで生き延びている。
幻想水滸伝Ⅱ
墓参りのために訪れたビクトールの故郷、ノースウィンドウ村で登場し彼を驚愕させる。
その際死んだ彼の恋人をゾンビとして蘇らせ精神的動揺を誘うなど相変わらずの外道っぷりを見せつけてくる。
戦闘になはなるものの、この時ビクトールは星辰剣を持っていなかったため当然倒すことはできず取り逃がす。
その後紆余曲折を経て後半の鉱山都市ティントで再登場。
市長グスタフの娘リリィ(7)を花嫁候補として誘拐するなど更にパワーアップしたロリコンっぷりを発揮する。
しかしこの時の主人公達には始祖シエラ、カーン一族、そして星辰剣&ビクトールという彼を滅ぼすためび必要な要素が全て揃っており、彼等の手によってついに追い詰められてしまう。
進退窮まったネクロードは本気で襲いかかってくるが、結局敗北。最期はシエラに対してみっともなく命乞いをするものの当然受け入れられるはずもなく、ビクトールによって今度こそ本当に滅ぼされた。
・・・という中々熱い展開なのではあるが、このイベントには1つの問題がある。それは・・・・
ネクロードが弱いこと。
そう、この時戦うネクロードは凄まじく弱い。
その実力はかの狂皇子ことルカ様はおろか、1の時の彼と比べても遥かに劣る(注:記事作成者の体感)。
ここまで乗り切ってきた主人公達ならば、普通に戦えばまず負けない。
一応直前にもボス戦があるため、回復せずに連戦すると若干苦戦するかも・・・・それでも普通に勝てるが。
更にと言うべきか、この彼との決戦時に流れるBGMは幻想水滸伝シリーズでもトップクラスの名曲。
彼のメインテーマをアレンジしたこの曲はとてもかっこよく、幻想水滸伝のBGMを語る際に高確率で話題になる。
そんな名曲も、彼のあまりの弱さのために普通に戦ってしまうと満足に聞けないまま終わってしまう有様・・・。
いったい彼が何をしたというのか。・・・いや色々したけど。
だがもう少し強くしてあげてもよかったのではないか、と思わずにはいられない。
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関連項目
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