ネズミザメ目とは、軟骨魚綱板鰓亜綱の下位分類群で、鮫の分類群の一つである。
概要
7科10属16種で構成される。他の鮫の分類群と比べると形態的・生態的に多岐にわたり、分類群としてのはっきりとした特徴は見られない。共通事項としては、5基の鰓孔を持ち、背鰭の棘や瞬膜を持っていないということ。
分類
※1 太字表記は個別記事あり。
※2 代表的な種のみを記載。和名がついていない種はよっぽど特筆すべき点がない場合はカット。
ネズミザメ科 | ネズミザメ | (個別記事を参照) |
ニシネズミザメ | 体長は最大3.5m。ネズミザメと似るが、本種は第1背鰭の後縁が 白色になっていることから判別できる。 人にとっては危険性のある種とされており、何件か事故も報告されている。 |
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アオザメ | (個別記事を参照) | |
バケアオザメ | 体長は最大4m。アオザメと似ているため、しばしば混同される。 加えて稀種のため、詳しい生態はあまりよくわかっていない。 |
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ホホジロザメ | (個別記事を参照) | |
オナガザメ科 | ニタリ | (個別記事を参照) |
マオナガ | 体長は最大で5m以上にもなるオナガザメ科の最大種。 胸鰭の上まで背鰭の白色域が広がることが特徴。 オナガザメ科の中では最も一般的で、最も数が多いとされる。 |
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ハチワレ | 体長は最大で5m近くにもなるオナガザメ科では2番目に大きな種。 頭部にある隆起線が名前の由来。 |
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オオワニザメ科 | シロワニ | (個別記事を参照) |
オオワニザメ | 体長は最大4m。体色は背が灰色で、腹側に向かうにつれて白色になっていく。 どっしりとした体つきをしており、季節的な回遊をして群をなす性質を持つ。 |
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ミズワニ科 | ミズワニ | 体長約1mほどの比較的小型な鮫。 一部地域ではオオワニザメのことをミズワニと呼ぶので混同されることもある。 |
ウバザメ科 | ウバザメ | (個別記事を参照) |
ミツクリザメ科 | ミツクリザメ | (個別記事を参照) |
メガマウスザメ科 | メガマウス | (個別記事を参照) |
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関連項目
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