ネットイナゴとは、被災地に殺到する匿名ネットユーザーの集団を指すジャーゴンである。発祥ははてなダイアリー。
概要
主な派遣元は、Twitter、はてなブックマーク、2ちゃんねるのニュース系掲示板、個人BLOGなど。関連動画がニコニコ動画に投稿されることもある。不祥事と聞きつけるや喜々として失態・失言をやらかした個人BLOGやmixi、ファンサイトの掲示板などに殺到、コメントスクラムを形成して炎上させる。ニコニコ動画で言えば、ランキングから炎上動画に飛び込む野次馬層に該当するだろう。
「炎上」というキーワードが一般メディアでも扱われて流行語と化す中から派生して生まれた言い回し。はてなダイアリーで提唱され、産経新聞が数回取り上げたことで広まり、定着した。命名の由来は、瞬間的に被災地に殺到し焼き尽くす様子があたかも畑の農作物を瞬時に食らい尽くすイナゴを彷彿させることから。特に池田信夫や山本一郎ら、燃料発言の多い有名ブロガーが好んで使用する。
傾向と対策
基本的には「それらしい大義をもって集団で何かを攻撃できればなんでも良い」という不特定多数の匿名集団である。その多くは本気で怒っているわけでもなければアンチですらない(ただし興奮・高揚はしている)。単に丸ごとの塊としか扱いようがないため、一度ネットイナゴに目を付けられると回避は非常に困難である。ほぼすべてのケースにおいて、コメント欄は「謝罪せよ」などのネガティブコメントで埋め尽くされ、個人情報の特定など「人生を終わらせる」方向に加速する。対処法は全面降伏・全面謝罪やコメント欄の閉鎖、コメントの登録制への移行などしかないが、それも一手誤ればさらなる燃料と化す。
ただし、群集心理の基本である「赤信号、みんなで渡れば怖くない」が根底にある。つまり「見えない仲間がいっぱいいる」「故に安全である」ことが最低条件にして絶対条件であるため、燃料供給を絶たれて人が減少すると次なる被災地を求めてイナゴたちは霧散する。この際、撤退の見極めがつかずに粘着を続けると、スマイリーキクチBLOG事件
のように一網打尽にされることもある。イナゴは群れてこそ初めて恐ろしいのであって、1匹ずつは単なる昆虫である。
ネットイナゴの問題点は、たとえ勘違いによる凸(突撃)であっても“祭り”が加速していると一切歯止めが効かないこと(例としてyoutubeにおけるjap事件
など)、そしてそれに関して誰も責任を取らないことである。
正義の旗印さえあれば果てしなく「悪」を追い込む、ある意味ネットの負の部分の象徴とも言えるだろう。
悪意なき祭り
VIPやニコニコ動画にありがちだが、攻撃意図すらまったくなく、単になんらかのきっかけで「祭りと聞いて」駆けつけ大騒ぎするだけで被災地を廃墟に追いやるケースもままある。
冒頭の産経記事のとおり、イナゴには善意も悪意もなく、単に食欲のみで動く。そして被災地となった側からしてみれば、イナゴに悪意があろうがなかろうが結局食い荒らされ泣きを見ることに違いはない。諦めたら?
関連動画
関連項目
- 炎上
- コメントスクラム
- はてな
- mixi
- ネットいじめ
- 嫌儲
- 2ちゃんねる
- ネットウォッチ板(※一応ローカルルールとしてヲチ先への凸禁止が謳われている)
- ニュース速報板
- ニュース速報+板
- VIPPER
- 既婚女性板
- シンデレラ・ロマンス問題
- 自演発覚祭り
- 動画記事: sm10557450
- 【酷評】プロ漫画家が新人の投稿作を晒しあげ:ミラー【生放送】
関連ネタ
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B4


ページ番号: 1424245
リビジョン番号: 1253291
読み:ネットイナゴ
初版作成日: 09/02/15 03:20 ◆ 最終更新日: 11/08/09 03:59
編集内容についての説明/コメント: 関連動画に関して加筆
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