ネロミェールとは、モンスターハンターシリーズに登場するモンスターである。
概要
古龍種 | |
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ネロミェール | |
別名 | |
原種 | 溟龍 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
最近になって新大陸に飛来してきた新たな古龍種。
黒、青、赤が綯い交ぜとなった独特な色合いの体、マントのようにたなびく薄い皮膜でできた背中全体を覆う翼、弓のように横に広がる頭部とその下顎から生えている複数のヒゲ状の触手など、かなり個性的な特徴を持っている。
体の一部に発光器官を備えており、その姿は暗闇だと翼膜および顎の触手がイルミネーションのように明滅しているように見える。
陸珊瑚の台地における事実上の支配者とも言うべきモンスターで、竜人族の伝承でもその存在が示唆されており、水を自在に操る事ができると言われている事から「激流の主」と称されていたが、資料毎に記載されている特徴や目撃者の語る印象の違いから研究者の中には本種の実在を疑問視する者もいたという。その存在が正式に確認された後の研究によると霞龍オオナズチと近縁種だとする説もある。
その伝承通りに水を司る性質を持ち、口からは超高圧の水球弾や凄まじい勢いの水流波など様々なタイプの水を利用したブレスを吐く。それだけなら他のモンスターと大差ないが、このネロミェールは体全体を多量の水で覆ってある種の鎧代わりにする能力を有しており、その水の膜が体表の独特の光沢や色彩を生み出している。ネロミェールが攻撃を行った場所にはその地点に水溜まりが残るのだが、この水溜まりの上ではネロミェールの機動性が微妙に増し、そこにさらに水ブレスなどの攻撃を加えられるとその溜まった水が津波か濁流のように広がってハンターを圧し流して向こうの姿勢を崩そうとする。
攻撃が激しくなると次第に体全体に電光を帯びた雷纏形態に移行、この状態による格闘攻撃の際に体の一部が水溜りと接触するとその水溜りの水が膨大な電気エネルギーによって一気に蒸発して小規模な水蒸気爆発が発生するようになり、その中に居た者にさらに大きなダメージを与えるようになる。そして溜めた電圧が最高潮に達すると翼膜の裏およびヒゲの色が青白く明るいものへと変化、そこから最大の大技として辺り一面に広がった水溜りに全電力を通電させてより大規模な水蒸気爆発を起こし、その範囲内にいる者全て吹き飛ばしてしまう。
しかし、その後は体を覆っていた電力も水分も喪失してしまい、ネロミェール本来の白亜の体表が剥き出しになった姿が露となる。こうなると体の防御力が著しく低下するためネロミェールは地面から水を吸い出すか、あるいは自分が吐いた水を取り込んで再び水の膜を纏って体勢を立て直そうとする。
歴戦王個体は最初から雷纏形態に近い状態なのが特徴で、通常個体に比べて攻撃パターンのペースが早い。最大電力の状態では翼の皮膜がさらに派手でエキセントリックな輝きに包まれる。
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