また、ニコニコ動画でいうハイエナとは、サザエさんに登場するノリスケの別名である。
概要
ハイエナ(動物)
一見犬に似ているためイヌ科の動物と思いがちだが、実際にはハイエナ科はジャコウネコ科(大雑把に言うとマングースの仲間)に近縁であり、どちらかというとネコに近い(食肉目・裂脚亜目にまとめられる)。
ハイエナといえば腐肉をあさる動物と言われている。実際、彼らの強い顎はほとんど骨ばかりとなった死体も骨ごと噛み砕いて食せるほど強く、ハイエナ科4種のうちカッショクハイエナとシマハイエナは死肉を主食としている。
またサバンナの常として、自分より弱ったライオンなどが獲物を狩ると集団で現れて獲物を横取りすることもある。特にハイエナは個々が弱い分集団で群がって横取りせざるを得ない。他人のおこぼれにあずかる、または困窮した者からさらに利益をむしりとるなどの行為をハイエナと呼ぶのは、こういった側面に由来する。
しかしハイエナ科の中で最大かつ代表的なブチハイエナは、上記2種と逆に群れで狩った獲物を主食としている。ブチハイエナの狩りにおいて武器となるのは、持久力と群れの統率力である。この群れは、大抵先代のリーダーを務めていたメスの長女にあたるメスが率いる。またオスはメスより一回り小さく、おしなべてメスより弱い。
そのように群れで捕らえた獲物の骨を巣穴の周囲に積み上げ、食料がないときはこの骨をアゴで砕いて飢えを凌ぐ。この骨をかじっている姿が、「ハイエナ=死体漁り」というイメージに拍車をかけたのかもしれない。
もちろんというかなんと言うか、サバンナの掟であるためしばしばライオンや他の有力な動物に獲物を横取りされたり、そのままハイエナごと食料にされることもある。また、極限状態になるとハイエナ同士で共食いをすることもある。
ちなみにハイエナ科4種のうち残りの1種はアードウルフといい、長い舌でアリ塚からシロアリをなめ取って食べることに特化したアリクイのような動物である(外見は割と普通のハイエナっぽい)。
余談
ハイエナはオスもメスも肛門腺が非常に発達している。画像検索するかイヌを飼っていれば分かるが、あの肛門にさらに肛門腺…肛門の周りが盛り上がると非常にそれっぽい。おまけにブチハイエナのメスは外性器も色々な方向に勃起屹立しているため、オスのそれと非常に区別がつきにくく、初見で下半身を見てオスとメスを判別するのは結構難しい。
なので、かつては両性具有…ふたなりだと思われていた時期もあった。乱心したのか、キリスト教でも「神をその身に受け入れたかどうかわからんやつ」をふたなりハイエナに例えている。
ノリスケ
2007年5月27日に放送されたテレビアニメ「サザエさん」の「父さん発明の母」回で、仮題ノリスケ死のテーマなるBGMが話題となった。 磯野家のすき焼きの匂いを嗅ぎつけ登場するというもの。
この回はあの「全自動卵割り機」が出てきたサザエさん屈指の冥界迷回であり、そもそもこの機械もすき焼きに使う生卵を抽出するための機械だった。そのためか、ノリスケも色々な意味で話題になった。
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関連項目
動物のほう |
ノリスケのほう |
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読み:ハイエナ
初版作成日: 08/06/02 13:08 ◆ 最終更新日: 12/08/17 01:21
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