ハッカーインターナショナルとは、かつて日本に存在したゲームメーカーである。
概要
主にファミリーコンピュータ、PCエンジンなどで「エログロナンセンスなソフト」を作り続けてきたゲームメーカー。
分かりやすく言えば「花札やトランプをやっている最中に突然女性の裸体が出てくる」 ゲームである。
ただしファミコン時代の殆どのゲームはデザインがかなり崩れているため、出てくる女性はちょっとしたモンスターである。
ちなみにリリースしていた殆どの作品は外部で作られており
ハッカーと同様に台湾で非公認ソフトを作り続けていたSACHENや
当時のPC98市場でアダルトゲームを作っていたエルフ、F&C(MIMI-Pro)、アクティブ(SUPER-PIG)、
更に無名時代だったビッツラボラトリー等が開発をしており、
その為か「リップスティック」や「セーラー服美少女図鑑シリーズ」等のPC98からの移植作や
「CD麻雀 美少女中心派」のように、当時のアーケード用脱衣麻雀の水準に迫るような作品まで作られた。
当然、そんなゲームは任天堂やNECの公認を受けられないので、ライセンス料を払わずに非公認ソフトを制作・販売していた。PCエンジンに至っては「正式に参入してソフトを出した方が実は安上がりだったけど、自由に作りたいからやはり非公認で出す」というスタンスで通したらしい。ちなみに法的問題はほぼ全て回避しており、唯一、訴訟沙汰になった例は非公認アダルトソフトではなく、連射装置等を付けて改造したファミコンを販売した一件のみである。逆にNECからは「新規のファン層の呼び水となった」として非公式に感謝されたと雑誌のインタビューで述べられている。
後に系列会社のマップジャパンの名義でソニーと正規に契約し、プレイステーションに参入
「ヒロインドリーム」等の作品を世に送り出す。
また、エアプランツのブランド名でWindows用のアダルトゲームも作っていた。
2001年初頭に会社を精算し、社長である萩原暁はゲーム業界から足を洗い
所属していたスタッフの一部はマリゴールドに移籍した。
主な作品
関連動画
6:37よりハッカーインターナショナル製のゲームが紹介される
関連商品
ハッカーインターナショナル製のゲームはなぜかプレミア価格が付いている事が多く、ろくに市場に出回っていない。
もし見つかったらぜひご一報ください。
関連項目
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