ハッキングパパとは、よーしパパハッキングしちゃうぞとがんばるパパのことである。
概要
アニメソードアート・オンライン12「ユイの心」にて消失するユイを管理者コンソールで確保した主人公キリトに対してつけられたタグである。ロックマンなどの動画に張られていることもある。
なお、最初に指摘しておかなければいけないことだが、この処理においてキリトはチート行為は一切していない。
作中キリトが行ったのは以下の手順である。
アニメ作中ではまだ表現されていないが、キリトはPCを自作するほどの趣味人であり、一通りのPCの基礎コマンドは使用可能とされている。また、デバッグ用とはいえアドミニストレータ権限でアクセスできるコンソールがあの場にあったことによってあのようなことが実行可能になった。
手順としては現在ではあまり見なくなったが、社員に成りすまして事務所内に進入してセキュリティの弱い端末から情報を引き出すソーシャルハック、もしくはインハウスハックとも呼ばれる手法があったがそれに近い手法である。
ただし、違いは今回は管理者コンソールのほうがキリトの目の前に来た点にある。この場合、むしろ問題があるのはプレイヤーが触れる場所に配置された管理者コンソール(おそらくはデバッグ用コンソール)のほうにある。普通であればこのようなものは設計ミス、デバッグ漏れの一種とされる。
本来、ハッキングというのはコンピュータを熟知したものが、システムの動作やソフトウェアの機構を詳細に解析し利用することを指し示す単語であり、ハッカーとは情報処理の卓越した技術者に贈られる称号であった。
ニコニコ動画においては本来はハッカーに該当する技術者に対してもニコニコ技術部のタグが送られる事が多い。
注意しなければいけない点としてハッキングという行為は解析技術の名詞であり、その中でもコピーガード破りやセキュリティクラックなどを行うものはクライム・ハッキング(Crime Hacking)と呼ばれ、それを行う者を通称クラッカーと呼ぶ。
アニメ、ソードアートオンラインにおいての本来のチート行為とはシステムをクラックしてデータ改ざんすることであり、現時点においてキリトがその行為を行ったという事実は一切ない。
また、ユイはキリトをパパと呼んでおり、キリトとアスナはユイを実の娘のようにかわいがっている。
よって
1.キリトが行ったのはハッキング行為である(卓越した違法でない情報処理操作)
2.ユイからみてキリトはパパである。
の2点から、
キリトはハッキングパパである。
という結論が導き出せる。
ちなみに娘のユイの方はあきらかにできる範囲でという制約内ではあるがデータ改変をしているが、管理システムであるカーディナルの部品であるユイが行う行為が一般的に言われるチートとみなせるかどうかは微妙なところである。
それとは別件としてロックマンエグゼのパパさんや橋田至、ロージェノムにもこの称号が送られている。
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