概要
「ニタリ」、「ヨゴレ」、「ツマジロ」、「ツマグロ」などとともに、名前を聞いただけでは鮫だとは分かりにくい種。体長は2.5~3m程度で、典型的なメジロザメ科の体つきをしている。背側は灰色で、薄い青銅色のぼかしがかかっている。腹側は白色。また、ツマグロほどでは無いものの、鰭の先端部はやや黒ずんでいる。
他の多種のメジロザメの仲間と非常に似ており、分類学的な検討を行わないと正確な区別はできない。悪く言えば「ありきたり」というか「個性のない鮫」。なので海中で出会っても、見分けることはほぼ不可能。
地中海、紅海、中部アフリカからインド洋までの大西洋~太平洋海域に生息しており、人と出会うことは少ないが、人間にとっては潜在的な危険性をもっているという。
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