ハルカンドラとは、星のカービィwiiにおける終盤ステージ、もとい惑星である。
熊崎さんが関わるカービィには登場人物や裏設定でたびたび出てくる地名でもある。別名:だいたいこの星のせい。
概要
『星のカービィwii』におけるフィールドの一つ。
ポップスターとは別の惑星であり、レベル1~5までの全てのフィールドをクリアしローアの全てのパーツを入手(エナジースフィアは収集しなくても可)してローアを完全に修復する事で行けるようになる。
星というよりは宙に浮かぶ荒れ果てた孤島のような外観が特徴で、中央部には火山がそびえ立っている。
マホロアいわく自分が乗ってきたローアも元々はこのハルカンドラに埋まっていたものらしく、加えて後述の事からかつて非常に高い技術力を有する文明が存在していた事が示唆されている。
元ネタとして有力なのは『ナルニア国物語』等を手掛けたC・S・ルイスの「別世界物語」に登場する地球みたいな惑星「サルカンドラ」と思われるが詳細は不明。
レベル6 エッガー エンジンズ~Egger Engines~
ハルカンドラに来て最初に行けるエリアで、荒廃した大都市のような地帯。
中盤からは迷路のように入り組んだ下水道やらこれまた即死トラップの多い工場のような建造物の中を進む事となるなど、かなりサイバーパンクなステージが多い。
レベル7 デンジャラス ディナー~Dangerous Dinner~
ハルカンドラ中央にある火山部のエリアで、火山らしく溶岩が溢れる暑苦しい雰囲気が特徴。
ステージ数こそ少ないが、最終エリアだけあって攻略難易度は割りと高めであり、溶岩などの地形を利用した様々なギミックやトラップが数多く待ち受けている。
他の作品との関連性
ここから先はシリーズのネタバレになるかもしれない情報が含まれています。 |
ここまでならカービィシリーズに多数存在するフィールドの一つにすぎないのだが、ゲームを進めていくとこのハルカンドラと過去のカービィシリーズの作品との意外な関連性が示されるようになる。
EXモードにおいてハルカンドラに来てからマホロアに話しかけると「“夢を生み出すアイテム”や“銀河を飛ぶ機械仕掛けの星”はこのハルカンドラで生み出された」という情報が聞き出せる。カービィファンならピンと来たかもしれないが、“夢の生み出すアイテム”というのは『夢の泉』に登場したスターロッド、“銀河を飛ぶ機械仕掛けの星”というのは『SDX』に登場した大彗星ノヴァを指しているものと推測され、その事からこの二つはハルカンドラで作られたという可能性が俄に浮上する事となった(特にスターロッドおよび夢の泉はポップスター以外の星にも存在しており、さらにこの複数のスターロッドの力をつなげる事でノヴァを呼び出せる事からも両者に何かしらの繋がりがある事が示唆されていた)。
さらに続く『ロボボプラネット』でも新たにこのハルカンドラとの関係を仄めかすようなキャラクターおよびガジェットが登場している(後述)。
・・・ぶっちゃけ後付設定なのだが、真の意図はそういう“おれのかんがえたさいきょうせってい”ではない。
現時点まで判明しているハルカンドラに纏わるアイテム
- 夢の泉(とスターロッド):夢を生み出し、管理するもの、マホロアいわく「ユメをうみだす」
- ギャラクティック・ノヴァ:夢を叶えるもの、マホロアいわく「キカイじかけの星」
- ローア:時空を飛ぶ船、言わずもがなマホロアに修理を頼まれていたもの
- マスタークラウン:凄い力を秘める反面、所持者の精神によって輝かしくも醜くも変形する。
ハルカンドラ製というのはとどのつまりHALKEN製である。
ただし現存するハルカンドラ文明ではなく「古代文明」が作った=過去にこの地に住んでいた者達が作ったもののようだ。
ハルカンドラ製とはっきり言えないが関係が疑われている物
- ディメンションミラー:『トリプルデラックス』の一連の騒動の引き金、もとい『鏡の大迷宮』の舞台への入り口。
ファンから「これもハルカンドラ製じゃないの?」と疑われているが明言はされていない。むしろカプコン製
ハルカンドラ製の特徴
共通する事は「夢」もとい「願望」を色濃く映し出すという事。
正しく使えばすばらしいものに、悪い事に使えば当然悪夢を生み出す。例外として「ナイトメア=悪夢そのもの」がいるが、それ以外は悪用の結果によって悲劇一歩手前になっている事が多い。
そんなピンチを幾度も切り抜けるカービィはやはり立派な星の戦士なのだろう。
ハルカンドラを知る者、あるいはハルカンドラとの関係が仄めかされている者
- マホロア:詳しい事は当該記事参照。『Wii』においてだいたいのハルカンドラの情報は彼から聞ける。
ただし、彼自身がハルカンドラ出身であるかどうかは不明である。 - ダークマター族:出身かどうかは定かではないが、“マホロアの変貌した姿にダークマター族のものに近い意匠が込められている”、“星の夢がなぜかメタナイトが一度も出会っていないダークマター(剣士姿)をクローンで呼び出している”という事からその関係性が疑われている。
- プレジデント・ハルトマン:『ロボボプラネット』の黒幕で、“ハルトマンワークスカンパニー(HWC)”という企業の社長。
万物の機械化に対して異常なまでに固執し、ポップスターをごっそり機械化させてしまった。彼が率いるHWCのマザーコンピューターである“星の夢”の完全体が外観から心臓部までギャラクティック・ノヴァのものに酷似しており、自身も「銀河の彼方にある文明の情報を元に星の夢を制作した」と語っている事から、その星の夢開発に当たって参考した文明というのがこのハルカンドラではないかと考えられている。
以上で物語に関する核心部分の記述は終わりです。
関連動画
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関連コミュニティ
関連項目
- 星のカービィWii
- スターロッド / 夢の泉 / ギャラクティック・ノヴァ / ローア / 星の夢
- マホロア / メタルジェネラル / HR-D3 / ランディア
- 星のカービィの関連項目一覧
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