ハローマックとは、かつて株式会社チヨダが展開していた玩具量販店である。
概要
正式名称は「おもちゃのハローマック」で、1985年12月に第1号店(埼玉県春日部市)、第2号店(東京都東久留米市)を同時開店した。 一時は全国で500店舗に迫る程の店舗数を誇る有名店となったが、2009年2月にチヨダが玩具販売事業から撤退することになり、ハローマックは日本から消えることになった・・・
店舗の外観はお城がモチーフで、やけに尖ったよく目に付くお店だった。
尖った部分には車に乗ったライオンのキャラクターがプリントされている。このキャラクターは「マックライオン」という名前らしい。 このマックライオンは初代と2代目が存在しており、初代は90年代頃まで、2代目は2000年代に使われた。なお、2018年12月にマックライオンがチヨダによって商標登録されたが、このマックライオンは2代目である。
店内でよく流れていたハローマックのイメージソングは「パジャマトリッパー 」と言い、濱田マリさんが歌っていた。また、それ以外にも90年代頃のCMソングでよく使われていた「おもちゃのハローマック」という曲が存在する。(ハーローハーローハローマック♪)
チヨダがハローマックの店舗を再利用して靴屋にしていたりするので、現在でもハローマックの名残を感じることが出来る。 一部が尖り、城壁のように上部が凸凹した建物ならば、大体は元ハローマックである。尖っていてもそれが建物の真ん中ならアルペンの可能性があるし、建物の真ん中に四角いのが突き刺さってたらゴルフ5の可能性もある。また、ハローマック型でも城型ではなくただ四角いだけだった、というお店も存在するため、この場合は判別が難しい(元東京靴流通センター、もしくは別のおもちゃ屋「おもちゃのBANBAN」の可能性もあるため)。
そもそも、チヨダ系列ははこのハローマックをはじめ、東京靴流通センター、ザ・シューズ、マックハウス(チヨダの子会社)などと形に特徴のある店舗をどんどん出していた。
おもちゃを買うならハローマック。
そんな子供達は多かっただろう。
ハローマックはもう無いが、子供時代によく通っていたおもちゃ屋、模型屋などがあるなら久しぶりに行ってみてほしい。そこでおもちゃを眺めているとなんとも言えない懐かしさを感じることだろう。
2012年末にはマックライオンがTwitterを始めた。その何とも言えない哀愁タップリの悲壮感に涙ぐむユーザーも多いとか。特に時折ト○ザらスへの激しい憎悪のつぶやきが入ることもあるので、リアル感タップリである。
関連動画
関連商品
- ロードサイドショップ(おもちゃのハローマック)|製品情報|製品検索|鉄道模型 トミックス 公式サイト|株式会社トミーテック
- ロードサイドショップ(東京靴流通センター)|製品情報|製品検索|鉄道模型 トミックス 公式サイト|株式会社トミーテック
- あこがれのハローマック 400円 | 商品紹介 - 玩具の製造販売、卸し「株式会社トイズキャビン」
関連リンク
関連項目
- 8
- 0pt