ハンマーヘッドとは、『ZOIDS』シリーズに登場するシュモクザメ型水空両用戦闘機ゾイドである。
本来の意味のハンマーヘッドは「シュモクザメ」の項目を参照。
機体解説
ハンマーヘッド HAMMER HEAD |
|
基本情報 | |
---|---|
型式 | RZ-033 |
所属 | ヘリック共和国 |
モチーフ | シュモクザメ型 |
スペック | |
全長 | 17.0 m |
全高 | 6.6 m |
全幅 | 不明 |
重量 | 66.0 t |
飛行最高速度 | MACH 1 |
水中最高速度 | 65 kt |
武装 | |
ゾイドテンプレート |
ヘリック共和国が大陸間への移動における海戦力を強化するため開発した水空両用のシュモクザメ型戦闘機ゾイド。
EZ-32シンカーと同じく空中と水中の両方面で活動する事が可能であり、事実上の対抗機種となっている。
基本性能はシンカーよりもずっと高く、さらに海中と空中どちらでも効率よく稼動するイオンエンジンと推進力を自在に変えられる可変式主翼を採用しているため、機動性能はシンカーのそれを大きく上回っている。
各種ミサイルやビーム砲なども豊富に装備しているため空中でも海中でもその能力を遺憾なく発揮出来るゾイドで、このハンマーヘッドの前にはシンカーどころかEZ-11ヘルディガンナーやEZ-12ブラキオスと言った当時の海戦用帝国ゾイドは全く太刀打ちする事ができなかった。
しかし、シンカーよりも機体が大型化したためそれに伴って生産コストが高くなっており、短期間で数を揃えるのが困難になってしまった。さらに多局面で戦えるとは言え海戦力に限って言えば旧式機であるはずのEZ-40ウオディックに劣ると言う事が判明し、後にこれらの問題によって共和国軍はまたしても危機に陥っている。
このハンマーヘッドの登場によって共和国軍の海戦力は飛躍的に向上、帝国軍の海からの奇襲を尽く打ち破り、共和国軍再編の大きな助けとなったが、間もなく上述の問題からまたしても制海権を帝国軍に奪われ、それ以降は戦場が大きく移り変わったため使い道が無くなってしまった。
劇中での活躍
バトルストーリー
ZAC2100年ロールアウト。極秘裏に開発が進められており、第二次大会戦にて基地に迫る帝国海軍を撃破した。
しかし、その後はと言うと共和国軍が制圧したニクシー基地での防衛戦はおろか次のアンダー海での海戦でも特に出番らしい出番は描かれる事はなかった。
しかもこれ以降は戦場は暗黒大陸に移行し、海戦そのものがなくなったため配備状況すら定かではなくなった。
アニメ
『ゾイド -ZOIDS-』と『ZOIDS新世紀/ZERO』に登場。
初登場はリーゼの破壊工作機としてであり、海中にバンのブレードライガーを引きずり込んで苦しめた。
その後は共和国軍の正式仕様機が何度か登場。
ウルトラザウルス防衛戦ではトーマとアーバインが操縦するハンマーヘッドがウルトラザウルスを雷撃してきたシンカー部隊を見事駆逐する活躍を見せている。
戦闘用以外にも機体を一回りほど大型化して内部を客室スペースに改装した要人護送型や、ヒルツがデススティンガーを搭載するのに使った超大型版“ハンマーカイザー”が登場している。
『/ZERO』ではバックドラフト団が奇襲に使用していたが、こちらもシンカーと違ってその後のシリーズにはほとんど出てこない。
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