単語記事: バジリスク〜甲賀忍法帖〜

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バジリスク〜甲賀忍法帖〜」とは、山田風太郎原作の小説『甲賀忍法帖』をせがわまさきが漫画化した作品である。

タイトルの「バジリスク」とは、弦之介と朧、二人の主人公それぞれが瞳に絶大な力を宿す(後述)事から来ている。

後にゴンゾによってアニメ化された。

また、同小説を原作に実写映画化もされた(「SHINOBI」)が、あまりに色々な点でかけ離れているためにファンからは黒歴史として扱われている。

概要

原作の『甲賀忍法帖』は、故・山田風太郎氏の手による「忍法帖」シリーズ第一作。現代の様々な作品においても散見される「超人的能力者同士による団体戦」という構図を広めた作品であるとされる。

当時の連載誌はヤングマガジンアッパーズ(既に廃刊)。

舞台は江戸時代初期。長年の因縁を持つ甲賀と伊賀一族同士の争い、そして宿命の中で翻弄され引き裂かれる個人の哀しみと想いを描いた伝奇物語。

 

「 愛する者よ、死に候へ。」

ストーリー

時は江戸、甲賀と伊賀、二つの忍び里があった。

それぞれは先祖代々よりの対立、かつて伊賀を見舞った悲劇の際に起きた行き違いがもとで互いを憎しみ合う間柄であったが、二つの里の全面戦争を危惧した初代服部半蔵が取り持った「不戦の約定」により、危ういながらも互いの関係はとりあえずの平和に収まっていた。

そして、甲賀・卍谷の里頭領、甲賀弾正の孫にして甲賀最強の瞳術使い、甲賀弦之介。伊賀・鍔隠れの里頭目、お幻の孫にして、神秘の目を持って産まれた娘、朧。危うげな平穏の中で二人は恋仲となり、互いの里の和睦を願い、祝言を挙げる為の準備を整えていた。

時同じくして、幕府である徳川家の内では後継問題が噴出。愚鈍な兄・竹千代(のちの徳川家光)と勤勉な弟・国松(のちの徳川忠長)を支持する者での争いが激化していた。これを終息させるため、徳川家康は南光坊天海の発案により「忍者同士を争わせ、その勝者の陣営により世継ぎを決定する」事を決める。

ここに、甲賀と伊賀の「不戦の約定」は解かれ、双方10名ずつ忍者を選出しての10対10の忍術による殺し合いの幕が切って落とされたのである。

 

登場人物

人別帖の順に列挙。

※作品内で重要な意味を持つ「個人の持つ能力」を含むネタバレと思しき部分は反転部に記載しました。

甲賀組十人衆

・甲賀弾正(CV: 小林清志羽多野渉若い頃

 甲賀卍谷衆の頭領。弦之介の祖父にあたり、若い頃の彼は弦之介に良く似ている。毒を塗り込んだ針を飛ばす。
 老いてはいるが脚力などは衰えてはおらず、天井に張り付いたりもできる。
 若き頃は伊賀に攻め入った織田の足軽たちを針による攻撃で瞬殺したり、火縄の弾丸を刀で弾いたり、若い頃から忍者としての素質を秘めていた。
 また、伊賀との和睦を成し遂げようとする弦之介に対し「青二才が」と放ったのは、かつて愛し合ったお幻と共に自分が和睦を成し遂げられずに終わった経験あってのこと。
 
 最後は安倍川の辺にてお幻を瀕死させたが、お幻の鷹に気を取られた隙をつかれ自ら放った毒針によって急所を貫かれ即死した。

・甲賀弦之介(CV:鳥海浩輔

 弾正の孫で甲賀卍谷衆、次期頭領。朧と恋仲にあり、互いに里の和睦の為に尽力していた。実力はもちろんのこと、人格的にも優れており、里の者からは慕われている様子。不戦の約定が解かれても動じず、冷静に応じた。

 弦之介の忍術は天膳いわく「きゃつの瞳術、あれぞ無双の必殺忍法。あれはきゃつに向かって害意を抱き、仕掛ける者のみ自滅を強いる幻惑の技。」との事。

 目をそらそうとしても金色の閃光が放たれているため衝動的に見てしまうようである。現に小四郎は目をそらそうと自分に言い聞かせたが見てしまい目を潰された。
 原作小説では「一種の催眠術であったといえよう。見まいと思っても、目が、弦之介に吸引されるのだ。一瞬、弦之介の目に黄金に火花が発する。」とある。まさに必殺無双の忍法をその身に味わわされるのである。

 伊賀を去った後、駿府にて家康または服部半蔵に心意を聞きに行こうとしたり、形部たちに「甲賀も伊賀も人に変わりはない」と語るなど、約定解かれし後も争いはしたくなかったようだ。
 
 その最後は目の前で朧が自害したのを見て、自らも自害する。甲賀最後の1人となったにも関わらず、人別帳には伊賀の朧が勝ったことを書き残し安倍川をふたり寄り添い流れて行くのであった。
 

・地虫十兵衛(CV:伊丸岡篤

 四肢が無く、頭と胴体のみの奇異な姿。そのため、普段は籠で移動する。超高精度な占術が得意。
 その術は駿府へ向かった弾正を「 凶 」であることを占ったり、将監に「 水難 」の相を出し見事当てたり、百発百中だったようだ。
 この他には劇中で語られていないが、事の先読みができることから甲賀の重要な戦力であったとも言える。

 また伊賀組も追いつけぬ高速移動が可能な「 蛇腹 」を装備している。
 手足が無いため無防備と思われるが、尾のような金属部でクナイを弾き返すなどの芸当も披露した。
 
 さらに一瞬で相手を確実にしとめる槍の穂を体内に仕込んでいる。
 言葉通り一撃必殺なため「この隠し技が敵に知られておれば俺も百年目じゃが、知った時には相手が百年目じゃ」と自ら言っていた。


 駕篭かきと共に道中、伊賀十人集の内5人に奇襲をかけられた時、手足が無く、占いのみが忍術と甘く見て1人残った天膳を一撃で討ち取る。

 その後 将監から託された人別帳を甲賀へ持ち帰ろうとするが、復活した天膳に先回りをされてしまう。
 二度は通用しないことを分かりながらも、やむを得ず再び穂による一撃を見舞うも
案の定 体を一刀両断され死す。

・風待将監(CV:千々和

 手足は細長く、額には赤い小さい目が光り、背中は丸くふくらんでいて蜘蛛を思い起こさせる。
 
 体内に貯めてあるニカワの100倍以上もの粘りを持った痰を相手に放つ忍術を持つ。
 その術によって伊賀十人集の何人かが術を封じられた。
 また、ただ口から飛ばすだけではなく、歯の隙間から発射し蜘蛛の巣状にして相手を封じ込める。
 この術は自らの汗で自分には被害なく放った痰の上を自由に移動できる。
 これによって奇襲を仕掛けてきた蝋斎、念鬼、小四郎を討ち取る寸前まで追い込んだ。
 
 しかし
攻撃の際に運良く逃れていた蛍火の術により邪魔をされてしまい、連携により瀕死に追い込まれた後、蛍火によって惨殺される。
 
 戦闘力がかなり高く、生きていれば甲賀の相当な戦力となっていただろう。

・霞刑部(CV:北川勝博

 大柄で体中の毛がなく、一切の武器を持たない巨体怪力男。
 短期な性格で伊賀が卍谷へ攻め入ってきた後、すぐに伊賀へ討ち入ろうとし止められたり、弦之介の考えを「 なまぬるい 戦は先手必勝じゃ! 」と豹馬に言った。
 アニメ版では父親(霞蓮部)の仇として伊賀を心底憎んでいるという設定が追加された。
 
 形部の術は全裸になることで壁や地面に溶け込むことができる。
 原作小説では「 水母(クラゲ)のようなものがのびちぢみしている。しだいに壁面に盛り上がってきて、はだかの人間らしいかたちが、朦朧と浮き出してきた。寒天色の皮膚をした、毛の一本もない大入道の姿が。 」とある。
 このつづりから迷彩服の様に色をその場所と近くするのではなく、透明な液体の様になって同化その物と同化するのだろう。
 
 その最後は船の上で陣五郎を討ち、天膳を背後から絞め殺すことに成功するが、朱絹の血煙により血の目印をつけられてしまいそのまま復活した天膳の刀により同化した船板ごと貫かれ絶命した。 

・鵜殿丈助(CV:

 忍者とは思えぬ丸々と太った体をしており、かなりの女好き。伊賀者である朱絹を口説いたり、お胡夷のを撫でたり、弦之介ですら手がつけられぬ程らしい。

 だがお調子者な性格とは裏腹に、その戦闘力は想像できないほど高い。
 劇中では蝋斎、朱絹と互角かそれ以上の戦いをした。
 
 術はまさにその体であり、ボールの様に丸まったり、刀をも自身の肉で挟み込むことができる。
 また蝋斎に頭ごと割られたかの様に見えたが、頭を沈め攻撃を吸収し「 骨無しのバケモノが! 」と言わしめた。
 伊賀に行った際には座敷牢に閉じ込められるも、わずかな隙間をスッポリと抜けたり本当に骨が無いような芸当を見せた。
 
 一見、無敵の様な丈助であるが、陣五郎には敵わなかった。
 術により小さくなった陣五郎に一瞬の隙をつかれ体内に入られてしまい、そのまま体内の水分によって体の中で元の姿に戻られてしまう。
 もちろん体内で人ほどの大きい物があれば呼吸できるわけもなく、そのまま窒息死してしまった。

・如月左衛門(CV:上田陽司現:上田燿司

 お胡夷の兄で、目が糸の様に細い。忍者としての素質はかなりあり、夜叉丸に化けた際に妹のお胡夷が殺されていたにも関わらず、感情を露にしなかった。アニメ版では朱絹を討ったシーンで人間味の有る演出が追加された。
 
 また劇中では一番活躍した忍者でもある。
 その忍法は変化の術であり、泥に死人の顔を押し付けることによってできた型に顔をつけることによって誰にでも化けることができる。声も男女問わず自由自在である。
 
 夜叉丸に天膳の声色を使い不戦の約定が解かれたことを聞き出したり、念鬼の姿で蛍火を、天膳の姿で朱絹を(陽炎と連携して)討ったり、その功績はまさにMVP。
 
 序盤では形部との連携による活躍もあり、かなり相性が良い。

 数々の変化をしてきた左衛門だが、天膳の術を把握していなく化けてしまい隙をつかれ討たれる。

・室賀豹馬(CV:

 甲賀の重鎮であり参謀でもある。盲目であるがその代償として、聴力が常人を遥かに超えるほど発達していてまるで目が見えている様な動きをする。
 弦之介に術を仕込んだ師匠であり、血筋では叔父にあたる。

 性格はまさに冷静沈着で卍谷に天膳たちが攻め入った後、取り乱さず冷静に事の究明をはかった。
 また甲賀と伊賀の和睦も受け入れていた様で、弦之介を器のある甲賀の頭領として惚れている。

 豹馬のもっとも注目するべき点はその術にある。
 盲目であるはずの目が夜になると開くことができ、その目からは弦之介と同じく金色の閃光を放ち、害意を抱く者を自滅に追いやる。
 原作小説ではこの瞳術の名を 「 描眼呪縛(びょうがんしばり) 」と称されている。
 弦之介の目が潰された後は「 夜の代役 」として念鬼、天膳を自滅させた。

 弦之介と同じく 「 必殺無双の忍法 」であるが、目の見えない敵にはまったく効力が無い。
 目の見えなくなった小四郎に術を放つも効くはずもなく、かまいたちにより耳をやらてしまう。
 鎌によるブーメラン攻撃に気を取られ、放たれた吸息旋風かまいたちを読めず、弦之介のことを案じて死んでいった。

・陽炎(CV:早水リサ

 忍者とは思えぬ顔立ち、服装でかなりの美女。弦之介を強く想っている為、恋仲にある朧を憎んでいる。
 甲賀では弾正、弦之介につぐ家柄である。
 
 一見、ただの美女であるが恐るべき術はその息。女としての情が高ぶる時、吐息が毒に変わり相手を殺す。
 この術は母親譲りらしく父はもちろん死んでいる。
 この恐ろしい術があるにも関わらず甲賀には婿になりたい男が山ほどいるらしい。

 劇中では目が見えない小四郎に左衛門と近づいて毒殺したり、術を知らず寄ってきた天膳をそのまま毒殺。
 
 毒の吐息以外にもアニメ版では天膳の放った卍手裏剣を弾いたり、お幻の鷹にクナイを放つなど、忍者としての能力はあるようだ。
 
 最後は復活した天膳により縛りあげられ針により衰弱。弦之介と共に死のうとしたところを朧の破幻の瞳で術を破られ普通の女として死んでいった。

・お胡夷(CV:木村はるか

 左衛門とは仲の良い兄妹。童顔で豊満な胸だが体つきは筋肉質であり男勝り。
 その鍛えられた身体により木と木を素早く移ることも容易。
 
 想像できないのはその術。肌と肌を触れ合わせることでヒルの様に相手の血を吸い取ることができる。
 吸血速度は触れる場所を増やすことで急速に増加する。

 この術によって陣五郎は惜しくも逃がしたが、見事 蝋斎を討ち取る。

 だが体中の毛を自在に操れる念鬼には通用せず、そのまま串刺しにされてしまう。
 最後は左衛門に人別帳のありかを伝え薄れゆく意識の中「 兄さま 」の声を残し死んでいった。

 余談だが原作小説では「 豊麗だが、精悍な山の処女であった。忍法のためなら、死をすらおそれぬ。まして、処女が何であろう。 」と甲賀の為なら処女をも捨て、術を相手に浴びせようとする様がつづられている。

伊賀十人衆

・お幻(CV:京田尚子沢城みゆき【若い頃

 伊賀鍔隠れの頭領。一見、恐ろしい姿をした老婆だが若き頃はかなりの美人に描かれている。弾正と同じく昔はお互い愛し合っていた。

 鷹の使い手以外は不明とされている。
 が、伊賀鍔隠れの忍者たちに術を仕込んだのはお幻であり、ありとあらゆる忍法が使え、天膳が一目置いていたらしい(公式ファンブックより)。

 安倍川のほとりにて弾正に隙をつかれ毒針によって喉を貫かれ死んだと思われたが、最後の力で刺さった毒針を弾正に突きたて相打ちに持ち込んだ。

・朧(CV:水樹奈々

 お幻の孫娘で鍔隠れ衆次期頭目。弦之介と恋仲にあり、里の和睦を強く望んでいる。忍術、体術はからっきしな上、その天然すぎる柔らかな人柄が忍としては不向きな女性。

 →しかし彼女が生まれつき瞳に宿す「破幻の瞳」は、対象を見つめただけでその忍術の発動を強制的に止めてしまう脅威の能力を誇る。弦之介や豹馬の「瞳術」と並び作中最強能力の一角。

・夜叉丸(CV:矢薙直樹

 端正な顔立ちの少年。若いながら実力は高く、風待将監との御前試合で鍔隠れの里を代表した。しかし経験の浅さ故か迂闊な面もあり、甲賀衆に「不戦の約定取り下げ」という重大情報を漏らした。ちなみに蛍火とは恋人同士。

 →使う得物は女の髪をより合わせ、秘伝の獣油を染み込ませた糸の「黒縄」。夜叉丸は岩や刀を容易く両断するこれを指先ひとつで自在に操る。

駿府城での将監との戦いは同等の戦力を見せ付けた。
天膳の声色を使ってきた左衛門に不戦の約定が解かれたことを喋ってしまう。
天膳でないことに気づき攻撃を仕掛けるが、刑部の不意打ちで手の骨を折られる。
最後の足掻きで足の袖から黒縄を出そうとするが、寸前で首の骨を折られ死す。

・小豆蝋斎(CV:青野武

 異様に頭部の長い小柄な老人。攻撃的な面もあり、手が早い。どうやら服装は派手な物が好みらしい。

 →能力によって手足を自在に伸縮する事が出来、縄のように巻き付けて使用する事も可能。鵜殿丈助との小競り合いの際には互いを「骨無し」と罵り合った。

巻物の取り合いで丈助と戦闘になるがほぼ同等の戦いを繰り広げる。
また甲賀卍谷に天膳たちと現れたときは甲賀側にもち技で戦力を見せ付けた。

念鬼が捕らえてきたお胡夷に弦之介の技の秘密を尋問しようとやってきたが
お胡夷の肌に触ってしまい絡まれ、抜け出そうとするにも抜け出せず血をすべて抜かれ死す。

・薬師寺天膳(CV:速水奨

 伊賀の里の副頭目。冷酷にして狡猾な策謀家であり、伊賀繁栄の為、甲賀殲滅の為ならば手段を選ばない男。

 →が、能力を過信しているのか、自身の安全に関してはやや不用意。能力は「不死」(媒体によって理由は異なる)であり、幾度殺されても蘇る。 『また天膳殿が死んでおられるぞ!』

・雨夜陣五郎(CV:

 伊賀の参謀役。小柄で灰色の肌をした中年の忍。あまり戦闘には向かないようだ。

 →塩に触れると体が溶け、水を浴びると元に戻るという特殊な体質の持ち主。主に脱出や暗殺に使うようだが、周囲の条件次第では非常に恐ろしい能力へと変貌する。

伊賀鍔隠れにやってきた弦之介を暗殺しようとするも、朧に見つかり破幻の瞳で見られ苦しむ。
滝つぼに水を浴びに行こうとしたところ丈助に見つかり、弦之介を打とうとした理由を聞かれるも
不意をつき丈助の体内に潜り込むことに成功。内部から首の骨を折り丈助を討ち取る。

駿府へ向かう旅では船で天膳が潜んでいた刑部に殺されたことに疑心暗鬼となり
取り乱したところを刑部に足をつかまれそのまま海に放り投げられてしまい、溶けていった。

・筑摩小四郎(CV:羽多野渉

 天膳傍付きの忍。戦闘能力は鍔隠れの里でもかなり高い方にある。また朧とは幼い頃より共に育ってきており、彼女に主従や幼馴染み以上の好意を寄せている。

 →得物は投擲武器としても用いる大鎌二本と、独特の吸息によって発生させる不可視のカマイタチ(真空刃)。物語序盤で弦之介の憧術によるカマイタチの暴発で一時戦線を離脱するが、その後視力を失って以降も「憧術の通じぬ忍」として甲賀衆を苦しめた強者。瞳術には及ばないが間違いなく最強の技のひとつと言えるだろう。

駿府へ向かう弦之介たちを天膳の命令で待ち伏せする。
弦之介と陽炎を逃がすため残った豹馬との戦いで、豹馬を討ち取るが
朱絹の声色を使った左衛門に騙され陽炎の毒息によって死す。

・蓑念鬼(CV:内海賢二

 全身毛むくじゃらの男。短気で好戦的。コミカルな見た目とは裏腹に、その能力は折り紙付き。

 →全身の体毛を自在に操る事が出来、触腕のようにも針のようにも扱う事が出来る。また伸縮も自在で、木々を飛び回る事が可能とかなり自由度が高い。

お胡夷を1人で捕らえることに成功し、鍔隠れの蔵に閉じ込める。
突然の不意打ちに驚くが、吸血を行おうとしたお胡夷に対し全身の体毛を針に変え討ち取る。

その後蛍火と共に弦之介一向の休む宿に攻め入る。
蛍火を追った陽炎と左衛門が去ったのを見計らい盲目の豹馬、伊賀の秘薬により目が見えぬ弦之介に宣戦布告する。
目の見えぬ2人と侮っていたが、夜に限り目が開く豹馬に憧術を使用され自分の体毛で体中の骨を折り、死す。

・蛍火(CV:沢城みゆき

 夜叉丸の恋人のくの一。忍としてはまだ幼く、言葉や行動には残虐性が垣間見える。常に白蛇を連れている。

 →幻術を得意とし、小動物や虫を使役する術に長ける。途中、蛇を用いて弦之介に罠を仕掛ける。

・朱絹(CV:渡辺美佐

 朧の身の回りの世話役のくの一。妖艶な美人。戦いが進むにつれ、小四郎に対し特別な感情を抱くようになる。

 →皮膚から血液を吹き出して敵の目を眩ませる。皮肉にも、彼女の存在が小四郎の運命を決める事になる。

その他の人物

・徳川家康(CV:大平透

 徳川幕府初代将軍。既に高齢であり、天海僧正と共に跡継ぎ決めを忍者同士の殺し合いで決めようとしている。

・柳生宗矩(CV:若本規夫

 徳川家の剣術指南役。隣国に潜んでいた忍者達の超人的能力を、偉そうに恐れた。

・南光坊天海僧正(CV:麦人

 徳川家のブレインにして「殺し合い(忍者という捨て駒を活用した跡目争いの終結)」の発案者。
 この本を読んだ読者の九割以上はこいつに恨みを持つはず。
ちなみに、山田風太郎氏の他の著作にも登場する。

・四代目服部半蔵(CV:立木文彦

 徳川家お抱えの忍者、服部一族の四代目頭領。初代が結ばせた「不戦の約定」を解いた。本人も解いてはならなぬと将監と夜叉丸の戦いを見て理解したが、配下である以上、家康には逆らえなかった。

・初代服部半蔵

 甲賀と伊賀の争いを避けるため、「不戦の約定」を結ばせた人物。弾正とお幻の知己でもあった。

・織田信長

 かつて伊賀の里に攻め入り、討ち滅ぼした張本人。この一件が少なからず物語の始まりに関わっている。

服部響八郎 - 杉田智和

 半蔵の養子。指で双眼鏡の形を作り、遠くの物を見る偵察術「遠見の術」を使用する。何を喋っているかも口の動きを見て理解することができる。

斉藤貴美子

 竹千代の乳母。伊賀衆の勝利のためにルール違反ながら助勢をする。後の春日局

 

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読み:バジリスクコウガニンポウチョウ
初版作成日: 09/12/12 01:53 ◆ 最終更新日: 15/07/03 06:16
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バジリスク〜甲賀忍法帖〜について語るスレ

170 : ななしのよっしん :2015/04/07(火) 21:37:31 ID: JgZNLY9YaU
十五話ぐらいまで見てるけど
最初に死んだジジババ二人を除いて唯一過去話あるし、今んとこ一番活躍してるし、天膳にレイープされそうになった朧をすんでの所で助けてるし完全に霞刑部が主人公にしか見えない・・・
171 : ななしのよっしん :2015/04/14(火) 16:55:37 ID: 2hm9Cdb+tg
昔母がDVDで見てて、その時は小さかったからのほほんと見てたけど、
でも今改めてみると心に来る、凄く良い作品だったって気づかされた。
久しぶりに見てみると時間がたってるのにも気づかせてくれないくらい、
心を手放さず引き込ませてくれる作品。
自分にとって物語として一番好きな作品になった。
172 : ななしのよっしん :2015/04/23(木) 04:54:58 ID: 7hf7In+bVK
>>170
>天膳にレイープされそうになった朧をすんでの所で助けてるし
あれはすんでのところを助けたというより
大きな隙ができた瞬間を狙って襲い掛かっただけだろうw
朧に圧し掛かってひん剥いて
さぁブチこんでやるウへへってフル勃起してる時だから
さぞ隙だらけだっただろうな
173 : ななしのよっしん :2015/05/07(木) 01:30:00 ID: dsqCA8GueO
しかも朧も殺す気マンマンじゃなかったっけ
174 : ななしのよっしん :2015/05/29(金) 16:56:25 ID: jsQBi+mPdW
結果的に助かったんだから、助けたってことでいいだろwwwwww
175 : ななしのよっしん :2015/06/06(土) 08:48:57 ID: uF18JGlRpc
天膳の正体の件がよくわからなかった
殺された妊婦から取り出された胎児が天膳?
誰の手でなぜあの妊婦が殺されたのかよくわからん
解説よろ
176 : ななしのよっしん :2015/06/11(木) 13:58:44 ID: BbIXBKt3x0
>>175
アニメ版の話やね。

あれは天膳の両親で、ジジババや弦朧と同じく伊賀甲賀カップル。でも男(天膳父)が身ごもった女(天膳母)を、結局しがらみ優先で殺しました、みたいな話じゃなかったかな。

だから天膳は、伊賀甲賀の和議なぞ手段を選ばず全力で潰す!みたいな行動原理の持ち主になった、という事だと思われる。

違ってたら誰か補足ヨロ。
177 : ななしのよっしん :2015/07/30(木) 19:26:22 ID: oQMoUQ8XOf
小四郎の能力って、吸うことというよりむしろ、「範囲内の空気を気圧を無視して留める」ってことなんじゃないかとふと思った
178 : :2015/08/08(土) 21:20:21 ID: Ywy+fYs3HY
すごい疑問なんだけどアニメの十五話でげんのすけの目が開いてるのはなんで?朧の薬で七日間開かないんじゃなかったの?
179 : ななしのよっしん :2015/08/08(土) 21:23:20 ID: MWq/c3Wb+K
正直それは続きを観ればわかるとしか言いようがない
観てわからないなら・・・まぁ、うん
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