64件
バトルハウスとは、ゲーム『ポケットモンスターX・Y』及び『ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア』に登場する施設である。
概要
殿堂入り後に行けるようになるキナンシティ（ORASではバトルリゾート）にあるバトル施設。過去作のバトルタワーやバトルサブウェイに相当する。
次々に現れるトレーナーとのバトルに勝利して連勝数を積み重ね、BP（バトルポイント）を稼ぐことが目的。稼いだBPは貴重なアイテムと交換することができる。途中で一度でも負ければ即終了、当然連勝数はストップである。1戦ごとにポケモンは全回復し消費したアイテムも元に戻るため、毎回全力で挑もう。
バトルのルールはシングルバトル、ダブルバトル、トリプルバトル、ローテーションバトル、マルチバトルの5種類。それぞれのルールで20連勝を達成することで、上級レベルであるスーパーバトル（スーパーシングル、スーパーダブル、スーパートリプル、スーパーローテーション、スーパーマルチ）に挑戦できるようになる。
なお、ここで一度でもバトルに挑戦しないとキナンシティでのライバル戦、およびその後のメガストーン入手イベントが発生しない。
このような施設に共通する事項として、いわゆるフロンティアクオリティと呼ばれるものには注意が必要。
基本ルール
- 参加ポケモンのレベルは全て50。51以上のポケモンは一時的に50まで下がる。なお、49以下のポケモンは50とはならない。
- 同じ種類のポケモンを2匹以上参加させることはできない。同じアイテムを2匹以上に持たせることもできない。
- 伝説・幻のポケモン（ゼルネアス、ゲノセクトなど）は参加できない。準伝説のポケモン（フリーザーなど）は参加可能。
- 戦闘中の道具の使用はできない。
バトルの種類
シングル・スーパーシングル
使用ポケモンはお互い3匹。オーソドックスな1対1でのシングルバトル。
ダブル・スーパーダブル
使用ポケモンはお互い4匹。2対2でのダブルバトル。2匹のチームワークが物を言う。
トリプル・スーパートリプル
使用ポケモンはお互い6匹。3対3でのトリプルバトル。ダブル以上のチームワークと、どこにどのポケモンを繰り出すかという位置取りが重要となる。
使用ポケモンが多いので、必然的にバトル時間は長くなる。
ローテーション・スーパーローテーション
使用ポケモンはお互い4匹。繰り出した3匹から選んだ1匹同士での1対1となるローテーションバトル。他のルールとはまた違った読みが試される。
マルチ・スーパーマルチ
使用ポケモンはお互い2匹×2。通信を使用しての友達か、プレイヤーが選んだNPCとタッグを組んでのダブルバトル。
NPCの使用ポケモンはどれもそれなりにガチ仕様であるが、場合によってはお馬鹿としかとれない行動をすることもあるので注意が必要。
バトルサブウェイと異なる点
上記のように、基本的なルールは前作に登場したバトルサブウェイとほぼ同じであるが、バトルサブウェイとは異なる点として以下のようなものがある。
負けるまで続けて挑戦できる。
バトルサブウェイでは7連勝するごとに一旦そこで中断となったが、バトルハウスでは負けるまで何人でも続けて挑戦することができる。
BPは1戦ごとにもらえる。
バトルサブウェイでは7連勝を達成してそこで初めてBPがもらえたが、バトルハウスでは1戦勝利するごとにBPがもらえる。また、これによって1戦あたりでもらえるBPはバトルサブウェイよりも多くなった。
いつでも離脱可能。
途中で中断しても、再開後再戦を強制されない。これにより、いつでもメンバーの変更などが可能である。
BGMが変更できる。
デフォルトのおんがく1（一般トレーナー戦）のほか、おんがく2（野生ポケモン戦）、おんがく3（ライバル戦）、おんがく4（ジムリーダー戦）から選ぶことができる。気分によって好みのものを選ぼう。
ただし、バトルシャトレーヌ戦のBGMは固定（XYでは四天王戦・ORASではエメラルドのフロンティアブレーン戦アレンジ）である。
パートナーのNPCが選べる。
マルチバトルのパートナーは、主人公の友達からサナ、ティエルノ、トロバのほか、3DS本体に登録されたフレンドから選ぶことができる。各フレンドは、一人ひとりランダムに設定された2匹を使用する。
バトルシャトレーヌ
バトルハウスのオーナーであるルミタン、ラジュルネ、ルスワール、ラニュイの四姉妹。各ルールで20戦目、スーパーバトルでは50戦目に登場する。
長女・ルミタンはローテーションバトル担当、次女・ラジュルネはトリプルバトル担当、三女・ルスワールはダブルバトル担当、四女・ラニュイはシングルバトル担当である。マルチバトルでは2人でタッグを組んで登場する。
スーパーバトル50戦目の彼女たちに勝利することで、エントランスの広間にモニュメントが飾られる。
「バトルシャトレーヌ」の記事も参照。
関連項目
- 0
- 0pt
