バビルサ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール/フレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
概要
インドネシアのスラウェシ島などに生息する、巨大な2対の牙が特徴的なバビルサのフレンズ。自らの頭部へ伸びる牙がまるでシカのようであることから、ブタ(babi)+シカ(rusa)と名付けられ、日本語でもシカイノシシとも呼ばれることもある。その牙から「死を見つめる動物」としても知られるバビルサだが、敢えて毒入りの木の実を食べ、その後泥で解毒する、といったように生活の一部に科学を取り込んでいる動物でもある。
「ドクター」の名に懸けて、いかなる患者の病や怪我にも対処できるように、という高い志を持って治療法や薬の研究開発を行っている。……のだが、その患者のことを被験者としても見ていたり、開発した薬は見た目がおどろおどろしかったり、効能がアレだったりで、その口調も相俟って実態はさながらマッドサイエンティストである。但し、聞き入れる時は素直に聞き入れてくれるなど、根っからの外道というわけでもないようだ。
外見
焦げ茶のアクセント入りの茶色いセーラー服に、赤いスカーフを纏う。スカートには焦げ茶色のフリルがついている。タイツは斑点模様入りのグレーのものを着用。科学者せしめている白衣は、これらの服の上から着用しているようだ。
髪型はグレーのセミロングヘアを基本として、斑点模様が入っている他、もみあげと後ろ髪の一部が白く、バビルサの牙のように反り上がっている。
ゲームでの扱い
ドクター・バビルサとは私のことだ。
木の中から栄養を確保する方法、浴泥による寄生虫の除去……奇抜な処置の方法だけど、どれも私が見つけたのだよ。解毒作用のある水たまりの発見もしたかな?
で、今日は私になんの用だろうか?
私に任せておけば問題はないよ、ククッ。
クール属性(青)、レアリティレベル4(特殊野生解放)のフレンズとして登場。コストは350、攻撃タイプは中距離、サイズはM。グループには所属していない。スキル「新薬お試しタイム」は、怪しい薬をぶん投げて敵全体にATKの7倍のダメージを与える。
発明家のフレンズは何人か居るが、バビルサは特にギンギツネの事を気にしているようで、「どちらが素晴らしい発明なのだろうな?」と、密かに対抗心を抱いている様子。
サーバルを始め、様々なけもの達をキョウシュウチホーに集めたバビルサは、『けもの力テスト』の執行を宣言する。『アニマルガールの野生の調査』の一環だと言い、ジャコウウシの特製あみぐるみという豪華景品まで用意した。各チームが意気揚々とする中、バビルサはあるもの――『けもの水』を参加者に配布するが……?
同イベントのクエスト7-3(H)をクリア、つまりHARDコースを全部クリアすることで仲間に加わってくれる。結局、目的はともかくとして、手段と効能があまりにも危なかったため、けもの大好きなガイドさんが釘を刺す事態となり、『けもの水』の予備は、あえなく管理センター送りとなり、バビルサもその場では一度観念した。
が、その後も懲りずに様々な研究を行っているようで、付けるだけでドーパミンを活性化させる『超変身メガネ』を試作していたり、ジャージー・フリシアン(ホルスタイン)ペアの『ジャージー印のピーチバター』の開発に手を貸していたりと、相変わらず怪しいものばかり発明している。
関連動画
関連項目
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