「バルキー星人」とは、空想特撮TV番組「ウルトラマンタロウ」及び「ウルトラシリーズ」に登場する宇宙人である。
通称「宇宙海人」。
宇宙海人:バルキー星人 | |
登場作品 | ウルトラマンタロウ |
サブタイトル | 第53話 「さらばタロウよ!ウルトラの母よ!」 |
身長 | 49メートル |
体重 | 22000トン |
出身地 | バルキー星 |
ウルトラマンタロウでのバルキー星人
海洋性の惑星であるバルキー星の出身の海人(うみんちゅ)で、海洋資源が豊富な地球に目をつけてサメクジラを送りこみ、タンカーを手当たり次第に沈めると言う、海に良くない事をやらかしていった。
といった攻撃を駆使し、サメクジラと戦っていたウルトラマンタロウの背後からバックアタックを仕掛けるという姑息な手段に出たりしている。
しかし、基本的にはサメクジラ任せで、マグマ星人に似た怪獣頼りなところがあり、ウルトラマンタロウへのバックアタックも、ZATの援護射撃により失敗。サメクジラがウルトラマンタロウのストリウム光線に倒れるとマッハで退散した。
サメクジラが沈めたタンカーの犠牲者には、ウルトラマンタロウに変身する東光太郎の居候先である白鳥健一少年の父親が含まれていた。タロウがもっと早く来れば父は死なずに済んだと言い寄る白鳥健一少年に、光太郎は人間の強さを示すため、変身アイテムであるウルトラバッジをウルトラの母に返却した。
これを確認したバルキー星人は、一人の地球人となった光太郎の前に等身大で姿を現し、
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::|.丿| .ヽ:::::ⅰ.|.!:::::ノ ソヽ, バッジのないタロウなど恐ろしくもない。
::| ̄ !:ヽ  ̄ |.. ̄ / これで地球は我々の物同然。
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と死亡フラグを立てて襲いかかるが、光太郎のZATガンを顔面に受けて巨大化した。
光太郎に石油コンビナートに誘導されたバルキー星人は、自らが破壊したタンクから噴出した石油を全身に浴び、そこをZATガンで点火されて、
と言う無様で間抜けな死に様を見せた。NDK(ねぇどんな気持ち)?
と実力者(一匹名前負けとか言わない)揃いだったのに、バルキー星人は拍子抜けする程の弱さを見せつけた。
ウルトラマン80の最終回でもマーゴドンが人間に倒されているが、こちらはUGMの戦闘機を使用している。それを考慮すると、バルキー星人を越えるヘタレ最終敵は今のところいない。
あ、ウルトラマン80の最終回の敵は「ホー(二代目)」でしたね。
宇宙海人:バルキー星人 | |
登場作品 | ウルトラマンメビウス |
サブタイトル | 第16話「宇宙の剣豪」 |
身長 | 180cm~49メートル |
体重 | 100kg~22000トン |
出身地 | バルキー星 |
ウルトラマンメビウスでのバルキー星人
ファントン星人よりハンターナイトツルギ(ウルトラマンヒカリ)の噂を聞いて、オオシマ彗星に乗って地球にやってきたザムシャーを倒そうとした。
オオシマ彗星上で行われたザムシャーとマグマ星人二人の戦いが、あっさりザムシャーの勝利に終わった事から、地球でザムシャーに戦いを挑み、名声を得ようとした。しかしザムシャーの圧倒的な剣技の前に全く歯が立たず、あっさり敗れてしまった。
マグマ星人と共に、ウルトラマンメビウスと戦う事なく散っていった。
宇宙海人:バルキー星人 | |
登場作品 | ウルトラゾーン |
登場話数 | 第13話 |
登場コーナー | 怪獣職務質問 |
身長 | 180cm~49メートル |
体重 | 100kg~22000トン |
出身地 | バルキー星 |
ウルトラゾーンでのバルキー星人
第13話のシチュエーションコント「怪獣職務質問」に登場する。CV:熊本浩武。
昨年の夏に変質者が出てそれ以来警察の巡回が強化された新興住宅地に出現。迷子になったサメクジラを捜しているところを警官に呼び止められて職務質問された。
名前を「ヤルキ星人」と間違われたり、「爆発物製造の『バ』」「留守を狙った空き巣の『ル』」などと犯罪っぽい言葉に当てはめて名前を説明されたりと失礼な扱いを受けた挙句、バルキーリングを見咎められて銃刀法違反の疑いで交番に連行された。
宇宙海人:バルキー星人(SD) | |
登場作品 | ウルトラマンギンガ 新ウルトラマン列伝 ウルトラマンギンガS |
サブタイトル | 第1話 「星の降る町」ほか(ギンガ) 第8話 「バルキー星人の怪獣教室!」ほか(新列伝) 第16話 「明日を懸けた戦い」(ギンガS) |
身長 | 14cm~180cm(活動時)~49メートル(最大) |
体重 | 150g~100kg(活動時)~22000トン(最大) |
ウルトラマンギンガでのバルキー星人
スパークドールズになっていたが、ダークルギエルの手によって等身大サイズに実体化し、彼のエージェントとして暗躍。心に闇を抱えた人間をスパークドールズとダークダミースパークで次々と怪獣化させていった。
第6話ではティガダークの力で巨大化し、2対1でギンガを追い詰めた。しかしジャンナインの参戦によって形勢逆転され、ギンガクロスシュートを浴びてスパークドールズに戻った。
劇場スペシャル第1弾ではシリーズ前半のあらすじを解説する役として登場。番外編ではマグマ星人の回想シーンに登場している。
ギンガ第6話の翌週に放送された『新ウルトラマン列伝』第8話「バルキー星人の怪獣教室!」では番組のナビゲーターを務め、これまでにギンガに登場した怪獣を紹介した。第38話、第53話では闇のエージェント仲間であるイカルス星人、ナックル星人グレイと共にナビゲーターを務めた。
『ウルトラマンギンガS』最終話では上記のエージェント仲間やゼットン星人ベルメと共にダークルギエル特戦隊を結成し、バルキーリングを持ってヒカルたちに襲いかかるが、アリサ隊員に蹴っ飛ばされた。
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