「パッヘルベルのカノン」とは、ドイツの作曲者、ヨハン・パッヘルベル(Johann Pachelbel)の作曲した作品である。
概要
「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調(独:Kanon und Gigue in D-Dur fur drei Violinen und Basso Continuo)」の第一曲。
パッヘルベルが残した唯一のカノン様式作品であり、恐らくパッヘルベルの作品中、最も有名な曲。というよりこの曲しか知られてないと言っても良い程に親しまれている。卒業式や結婚披露宴のBGMとして耳にした方も多いはず。テレビでは、いつもここからの「悲しいとき〜」のネタのBGMに使用されている曲、と言えばピンと来る方も多いだろう。
クラシック音楽の入門として使われる程、聞きやすく、心地良く、完成された曲。
大逆循環(カノンコード)と呼ばれるこの曲のコード進行は、その快さと何度聞いても飽きない普遍性から、現在でも様々な楽曲にしばしば使われるコード進行である。
カノンコードが用いられている例としてニコニコで有名な曲では和田光司の「Butter-Fly」、平野綾・茅原実里・後藤邑子の「ハレ晴レユカイ」など。J-POPでは遊助(上地雄輔)の「いちょう」、SEKAI NO OWARI「Dragon Night」、森山直太朗「さくら」他挙げていったらキリがない。
日本の作曲業界においては「王道進行」「小室進行」とともに「三大進行」と呼ばれる。
動画共有サイトでの「パッヘルベルのカノン」
youtubeに投稿された、この曲のアレンジ「Canonrock」が著名。
ニコニコ動画においても、「演奏してみた」カテゴリにおいて、同曲の演奏動画がよく見られる。
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関連項目
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