ヒシミラクルとは、栗東・佐山厩舎に所属していた元競走馬である。
概要
2歳の夏にデビューするが結果が出ないまま3歳を迎え、5月に10戦目にしてやっと1勝をあげる。
その勝利からは成績が安定し始め、秋には神戸新聞杯に出走できるまでに結果を残す。
しかしその神戸新聞杯では6着に敗れ、菊花賞出走は抽選次第の運頼みとなってしまう。が、その抽選を運良く通り抜け出走が決定する。ヒシミラクルはクラシック登録がされていなかったため、追加登録金を払ってでの出走となった。
GⅠ戦線での活躍
迎えた菊花賞は実績のなさから36.6倍の10番人気と低評価であった。
しかしその人気を逆手に取るように鞍上の角田は思い切ったまくりを仕掛け、ファストタテヤマをハナ差で押さえ優勝した。ノーリーズンの落馬などもあり、人気薄の2頭で決まった馬連の配当は960倍と超高配当であった。
このレースで馬場アナの発した「今年も大波乱になるぞー!」は、レースを一言で表した名実況の1つに数えられることも多い。
菊花賞後は数レースに出走するものの成績が振るわず、天皇賞(春)では出走するものの評価は下がる一方で7番人気と人気は落ちていた。
だがまた、その天皇賞で菊花賞を再現するかのごとく早めのまくりで先頭に立ち、またもやGⅠで穴を開けた。
続く宝塚記念では、相手が揃っていることや距離への不安などからまたもや評価が低かった。
しかしまたまたその評価を覆し優勝。今までのまくりとは違う直線一気の競馬を見せ、一発のある馬としての存在をさらに高めた。
その後は怪我などの影響もあり惨敗を繰り返してしまう。そしてその後怪我の再発により引退を迎えた。
後述のエピソードなども相成り、記録より記憶に残る名馬であった。
ミラクルおじさん
宝塚記念の前日発売ではヒシミラクルのオッズは9.7倍であった。
その前売りの最中、一人の中年男性がヒシミラクルの単勝馬券を1,222万円分購入。オッズは一気に1.7倍にまで下がった。
結局オッズは発走までに16.3倍にまで落ちたものの、ヒシミラクルは宝塚記念を優勝。
この的中により払い戻し額は1億9918万6000円となりワイドショーなどでも取り上げられるほど話題となった。
このエピソードはヒシミラクルを語る際には必ずついてまわりこの男性は『ミラクルおじさん』『2億円おじさん』などと呼ばれるようになった。
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関連項目
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読み:ヒシミラクル
初版作成日: 08/11/19 00:04 ◆ 最終更新日: 12/03/17 11:46
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