ヒップロックシリーズとは、pop'n musicをはじめとするBEMANIシリーズに収録されている、「ヒップロック」をジャンル名とする曲シリーズのことである。
概要
ヒップホップ+ロックの融合曲(ジャンル名は造語?)で、ロックのノリにあわせた小気味のいいラップに定評がある。制作に関わるのは主にDes-ROW(右寺修)とアルファのTUBOI(坪井優)だが、曲によってメンバーが増えたりすることがある。[1]
ヒップロックシリーズの全楽曲はREFLEC BEATが絡む2曲を除いてpop'n musicシリーズでの収録経歴があり、なおかつ一部の楽曲を除きpop'n musicシリーズが初出である。
本シリーズにはかつて「pop'nのバージョンナンバリングが3の倍数となるか、6が入っているバージョンに収録される」という暗黙のルールが存在していた。
ヒップロック6に当たる楽曲は当初は暗黙のルールに従ってSunny Parkを初出すると予想されていたが、Sunny Parkからはナンバリング自体が廃止。更に次作のラピストリアではジャンル自体も廃止されシリーズ自体はラピストリアの火風陸空に引き継がれたのだが、これに伴い長年使われてきた暗黙のルールも廃止されるに至っている。
もっとも、5以降にリリースされた本家シリーズ作品はどれも約5年おきに発表されている事から、それが新しい暗黙のルールとなっていると言えなくもない。
ちなみにpop'n musicでは「大見解の新見解」を除き、全曲「六」が担当キャラクターとなっている。
大見解
ジャンル | ヒップロック | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
曲名 | 大見解 | |||||
アーティスト | Des-ROW・組(Des-Row feat. TUBOI for ALPHA) | |||||
BPM | 143-172 | |||||
難易度 | pop'n music | |||||
EASY | NORMAL | HYPER | EX | BATTLE | ||
NORMAL | HYPER | |||||
11(7ボタン) | 32 | 40 | 45 | ?? | ?? | |
beatmania(五鍵) | ||||||
NORMAL | HARD | ANOTHER | ||||
SP | 6 | 7 | 8 | |||
SP | 6 | 8 | 8 | |||
Dance Dance Revolution | ||||||
BEGINNER | BASIC | DIFFICULT | EXPERT | CHALLENGE | ||
SP | 4 | 4 | 8 | 12 | 13 | |
DP | - | 5 | 8 | 13 | 14 | |
GITADORA | ||||||
BASIC | ADVANCED | EXTREME | MASTER | |||
Guitar | 3.25 | 4.85 | 5.75 | - | ||
Bass | 3.10 | 4.60 | 5.55 | - | ||
Drum | 3.30 | 5.20 | 6.25 | - | ||
REFLEC BEAT | ||||||
BASIC | MEDIUM | HARD | SPECIAL | |||
3 | 7 | 10 | - | |||
動画 |
記念すべき最初の作品。pop'n music 6から収録。和テイストを含みつつも激しく鋭いサウンドでファンの心をつかみ、Des-ROWとしての方向性を決めたといっていい曲。
HELL6コースでは最後に用意されており、HYPERまでではあったものの、同作初出曲におけるラスボス的位置づけだった。
しかし、同作では店舗対抗イベント「ステップアップチャレンジ」にて登場した赤譜面が猛威を振るっていたり、それを抜きにしても前作5で登場した「エンカリミックス/お江戸花吹雪 TEYAN-day MIX」の追加EX譜面が立ち塞がっていた事から、某スパイの如くラスボス曲としては疑問が残る立ち位置と言わざるを得ない。このため、正真正銘の「Des-ROWによるラスボス曲」は次回作7の「デスレゲェ/夜間行」まで待つ事となった。
使用名義は当初は「Des-ROW feat. TSUBOI for ALPHA」だったが、後にメンバーが増加しグループとしての定義が定まった事に伴い「Des-ROW・組」に変更された(DDRなどでは初期の名義のままになっている)。
当初はEX譜面は存在していなかったが、pop'n music 16でLONGバージョンが削除されたのに伴いEX譜面が追加。こちらは二番目の歌詞に変わっているが、portable2に収録されたEXはN/Hと同様の音源のEXとなっている。
GuitarFreaks 9th MIX & DrumMania 8th MIX、DDR EXTREME、beatmania THE FINALなどに移植。現在までに存在している最も多くのBEMANIシリーズで遊べるDes-ROWの代表曲として親しまれている。
LONGver.
ジャンル | ヒップロックLONG | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
曲名 | 大見解 | |||||
アーティスト | Des-ROW・組 | |||||
BPM | 142-172 | |||||
難易度 (当時) |
pop'n music | |||||
5ボタン | NORMAL | HYPER | EX | BATTLE | ||
NORMAL | HYPER | |||||
12 | 26 | 35 | 39 | - | - | |
動画 |
初出はpop'n music 9。pop'n music Vocal Best3に収録されていたロング版。pop'n music 16でLong曲一斉削除された際に大見解のロングバージョンも削除されることとなったが、EX譜面に限り、ショート版に調整されて現在のヒップロックのEX譜面となった。
ロングバージョンは2曲分の扱いのためBATTLE譜面は存在せず、NET対戦でも選択できなかった。
男々道
ジャンル | ヒップロック2 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
曲名 | 男々道 | |||||
アーティスト | Des-ROW・組 | |||||
BPM | 156-240(本文も参照) | |||||
難易度 | pop'n music(SunnyPark基準) | |||||
EASY | NORMAL | HYPER | EX | BATTLE | ||
NORMAL | HYPER | |||||
- | 34 | 42 | 47 | ?? | ?? | |
以下はウラ譜面の難易度 | ||||||
23(5ボタン) | 29 | 40 | 45 | - | - | |
Dance Dance Revolution | ||||||
BIGINNER | BASIC | DIFFICULT | EXPERT | CHALLENGE | ||
SP | 3 | 4 | 7 | 12 | - | |
DP | - | 4 | 8 | 10 | - | |
REFLEC BEAT | ||||||
BASIC | MEDIUM | HARD | SPECIAL | |||
5 | 8 | 10 | - | |||
動画 |
初出はpop'n music 9 。時折暴れ狂う激しいギターパートでプレイヤーにインパクトを与えた曲。BPM変化が激しく、判定が辛いのでLv40では難しい分類に入る。初出のpop'n music 9では41だったのが次作で40に下げられていたのだが、40の中ではクリアレートが低く21作目のpop'n music Sunny Parkで旧41相当の47に昇格。実に12作ぶりに初出時の難易度(相当)に戻ることになった。
また、pop'n music 11にウラ譜面という、本来の譜面とは別の譜面が収録されており、こちらは判定が甘く、BPMの幅も156-180と優しくなっていた。家庭用pop'n music 11でのみプレーができたが、peaceにて他のウラ譜面3曲と共に約14年半ぶりにACに復活を果たした。特にEASYは5ボタンそのままで、他のEASYとは別格的な難しさを誇るため要注意。
DDRにはSUPERNOVAの時に収録されたが、曲が一部カットされ、BPM幅は156-160となっている。
Rbにはgroovin'!! upperにて行われたイベント「BEMANI MUSIC FOCUS」にてPHQUASE推薦楽曲として登場した。曲の尺やBPM幅自体はDDRとは異なり元に戻っている。
ちなみに、同機種は後に推薦者のPHQUASE自身によるリミックス(後述)も収録されている。
HELL9コースでは3曲目に用意されている。[2]\だん!/\だん!/\だん!/
雪上断火
ジャンル | ヒップロック3 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
曲名 | 雪上断火 | |||||
アーティスト | Des-ROW・組 | |||||
BPM | 105-180 | |||||
難易度 |
pop'n music | |||||
EASY | NORMAL | HYPER | EX | BATTLE | ||
NORMAL | HYPER | |||||
- | 34 | 43 | 48 | ?? | ?? | |
動画 |
初出はpop'n music 12 いろは。シリーズの中でも特にスクラッチ音に定評のある曲。当時BEMANIにデビューして間もないDJ YOSHITAKAがスクラッチを行っており「~4」も同様に担当している。ヒップホップ、ロックのどの要素にも尖っている曲である。
EX譜面のノーツ数はヒップロックシリーズで最も多い1550。pop'n musicシリーズを通して初の辛ゲージ譜面であり、とにかくゲージが増えにくい。そのためBAD数をかなり減らさないとクリアは難しい。
2021年2月にポップンとIIDXの相互移植により、PC版INFINITASでまさかの移植が実現。界隈ではスクラッチの音から予想されたように、ANOTHERが☆12かつ脅威の皿譜面と化して襲ってくることとなった。これほどIIDXにおいて皿重視の譜面に化けたポップン初出曲は無いだろう。
路男
ジャンル | ヒップロック4 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
曲名 | 路男 | |||||
アーティスト | Des-ROW・組ユナイテッド | |||||
BPM | 171 | |||||
難易度 | pop'n music | |||||
EASY | NORMAL | HYPER | EX | BATTLE | ||
NORMAL | HYPER | |||||
- | 32 | 42 | 46 | ?? | ?? | |
動画 |
初出はpop'n music 15 ADVENTURE。ヒップロックシリーズでは珍しいデス声ラップと対照的なラストの泣きがポイント。
初登場時のEX譜面のレベルは41であったが、後に40(現Lv46相当)に降格した。同時押しと縦連打が多い体力譜面だが、後半は難所がなく、クリアだけなら簡単。
大見解の新見解
ジャンル | ヒップロックREMIX | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
曲名 | 大見解の新見解 | |||||
アーティスト | CALF | |||||
BPM | 142-170 | |||||
難易度 | pop'n music | |||||
EASY | NORMAL | HYPER | EX | BATTLE | ||
NORMAL | HYPER | |||||
- | 29 | 41 | 44 | ?? | ?? | |
動画 |
初出はpop'n music 16 PARTY♪から、無印の大見解のリミックス。編曲はCALFことSLAKE。
ロックからうってかわってSLAKEおなじみのブレイクビーツ仕様。筐体からでは若干音が聞きづらいかもしれない。
稼動当時はLv40であり、逆詐称との声が多かった。その後せんごく列伝にてLv38(現Lv44相当)に降格したが、今度は逆に詐称との声が・・・。さすがに38は下げすぎのように思えなくもない。
一激必翔
ジャンル | ヒップロック5 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
曲名 | 一激必翔 | |||||
アーティスト | Des-ROW・組スペシアルr | |||||
BPM | 213 | |||||
難易度 | pop'n music | |||||
EASY | NORMAL | HYPER | EX | BATTLE | ||
NORMAL | HYPER | |||||
- | 26 | 44 | 48 | ?? | ?? | |
動画 |
初出はpop'n music 18 せんごく列伝。今までのシリーズに比べると若干テンポが速く、これまでとは違って跳ねたリズムを持つ。また、「拝啓、リスペクトムソルグスキーで攻めてみましたうへへ」と曲説明にある通り、交響詩「禿山の一夜」の一節も使われている。
EXは3と同様Lv48、ノーツ数は1535。3とは違いギリギリ辛ゲージではない。スライド階段が多めで、ラストに差し掛かる場所に左右対称の発狂があるが、その後は回復であり、少しだけゲージが残っていればなんとかクリアできる。その為、なにかと個人差が分かれやすいとか。
差無来!!
ジャンル | ヒップロック3.5 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
曲名 | 差無来!! | |||||
アーティスト | Des-ROW・組 | |||||
BPM | 168-210 | |||||
難易度 | pop'n music | |||||
EASY | NORMAL | HYPER | EX | BATTLE | ||
NORMAL | HYPER | |||||
- | 26 | 40 | 47 | ?? | ?? | |
GITADORA | ||||||
BASIC | ADVANCED | EXTREME | MASTER | |||
Guitar | 4.60 | 5.45 | 7.50 | - | ||
Bass | 3.95 | 5.80 | 6.95 | - | ||
Drum | 4.90 | 6.30 | 8.10 | - | ||
動画 |
ヒップロックシリーズの楽曲では数少ないpop'n music以外の機種を初出としており、GuitarFreaksV3 & DrumManiaV3で初収録。pop'n musicに移植される際に3.5という中途半端なナンバリングがされたが、これは曲の登場順的に3と4の間にあったため。ヒップロック4はこの曲だと思ったプレイヤーも多かったことだろう。
曲名が指し示す通りこれまで以上に攻撃的な曲で、激しいビートのラッシュとラストの加速でさらに攻撃的になっていく。
特筆すべきはDrumMania(Vシリーズ版)の譜面。ADV以上でラストに怒涛の連打[3]が押し寄せる。この部分で連打のスピードに追いつけずにボロボロになってしまう者が後を絶たない。[4]しかし、EXTに関してはラスト以外は難易度の割に難しくないので、スキル稼ぎのために活用するプレイヤーも少なからず存在する。
pop'n music 18 せんごく列伝に移植されるにあたり、この怒涛の連打が部分的に再現されている。余談だが、EX譜面でS-RANDOMをかけると恐ろしいことに・・・。
火風陸空
曲名 | 火風陸空 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
アーティスト | Des-ROW・組 | |||||
BPM | 180 | |||||
難易度 | pop'n music | |||||
EASY | NORMAL | HYPER | EX | BATTLE | ||
NORMAL | HYPER | |||||
12(6ボタン) | 29 | 42 | 48 | ?? | ?? | |
動画 |
初出は通算22作目となるpop'n music ラピストリア。Sunny Parkからナンバリングが廃止されたため前述の法則は破られてしまったが、その代わりにSunny Park時点ではiOS用アプリ「ポップンリズミン」アーケードビューアーにて曲と譜面の試聴が可能であった。
ラピストリアではジャンル表記が廃止されているが、代わりに曲名の読みが「ヒップロック」。
今作はダンスミュージックのテイストを取り込んでおり、今までとは一風変わった仕上がりになっている。
稼働当初は本作で登載されたポップンオーラというステージ毎に補充される物を消費しないとEASYを含んだ全譜面を遊べない仕様だったが、オーラ消費量が緩和された現在ではEXを除いた全譜面が常駐プレイ可能。
男々道 -otoko PHQ remix-
曲名 | 男々道 -otoko PHQ remix- | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
アーティスト | Des-ROW・組 Remixed by PHQUASE (Gt.かめりあ) | |||||
BPM | 88 | |||||
難易度 | REFLEC BEAT | |||||
BASIC | MEDIUM | HARD | SPECIAL | |||
4 | 8 | 10 | - | |||
動画 |
差無来!!以来となる他機種初出曲。REFLEC BEAT groovin!! upperで初登場。
元々は同作のオリジナルサウンドトラックのボーナストラックで行われた「BEMANI MUSIC FOCUSの楽曲を推薦したアーティストがアレンジする」というコンセプトのリミックス群の一つ。
編曲者はBMFで原曲を推薦したPHQUASE。今回のリミックスではギター演奏として同じくbeatnation RHYZE所属のかめりあも参加している。
原曲は激しいソフランが印象的だったが、今回のリミックスではソフランは存在しない。かといって、ウラ・ヒップロック2のように中~高速で固定された譜面と思いきや、BPMが88とシリーズ最低に設定されていることからArcanosのようなスコア難の低速譜面になっている。 Rbでは後にVOLZZA 2でハイスピードが導入されたのだが、本曲の譜面については言わずもがな。
楽曲の解禁については、オリジナルサウンドトラックをコナミスタイルで購入し、後日コナミからメールで送信されたシリアルコードを専用サイトで入力することで楽曲を解禁することができた。このためコナミスタイル版サントラを持っていないプレイヤーはプレイすらさせてもらえなかったのだが、後に通常解禁された。
斬刀鬼
アーティスト名 | Des-ROW・組 | |||
---|---|---|---|---|
BPM | 144-244 | |||
難易度 | BASIC | MEDIUM | HARD | W-HARD |
6 | 9 | 12 | - | |
動画 |
上述の男々道 -otoko PHQ remix-に続くREFLEC BEAT初出の楽曲。初収録はVOLZZA。
REFLEC BEAT VOLZZAでは「パステルくんとガッキー博士のどきどきリズム研究所」で解禁することができた。稼働初期から解禁できる楽曲の一つだったが、稼働当時はボーナスアイテムが出てこない仕様の関係で最短解禁まで90クレジット以上を使用する必要があった。
漢字による曲名や和を意識したジャケット、バックの三味線など、ポップン初出としなくとも実にヒップロックの系譜と分かりやすい楽曲。加えてVOLZZAの稼働時期がハロウィンシーズンということもあってか、「鬼」がモチーフになっている模様。
譜面なのだが、大見解や差無来!!のようなソフランに加えて、終盤に「最後のオブジェがジワジワと超絶低速で降ってきて、楽曲のラストにこれと同時押しになる超高速のオブジェも降ってくる」という。所謂「某社の音ゲーにおける某超迷作」を彷彿させるようなギミックがHARD譜面で待ち受けていて、このことからSABER WING以来、2度目の追い越しソフラン譜面になっている。ついにパクったな コンマイェ・・・
なお、例のオブジェのbpmについてなのだが、例の楽曲から察するにシリーズ最低値の男々道 -otoko PHQ remix-を更に下回る1ケタクラスの物と思われるが、何を思ったのか、楽曲のBPMは例のオブジェクトを除いた数値のみが表示される形式。すなわち実質的に測定不能である。どういうことなの・・・
現行作の悠久のリフレシアでは稼働時に削除されてしまったものの、後にリメイク譜面を引っ提げて復活を果たした。 こちらのHARD譜面は例によってオリジナルのコンパチ。例によって超低速オブジェも健在なのだが、悠久のリフレシアではハイスピードの仕様が変更された件が影響しているのか、オブジェの登場タイミングが楽曲の終盤に変更されている。
収録機種のRbは次回作の悠久のリフレシアをもって実質の更新終了となっている。このため、本曲も例によって連動等でポップン等の機種への移植で救済されることも期待されているが、流石に例のギミックは再現できない・・・と、信じたい。
令和の国
アーティスト | Des-ROW・組 | |||
---|---|---|---|---|
BPM | 176 | |||
担当キャラ | 六 | |||
難易度 | EASY | NORMAL | HYPER | EX |
14(9ボタン) | 31 | 42 | 48 | |
動画 |
初出はシリーズ20周年記念作となる通算25作目のpeace。
同作で行われたイベント「ポップンタイムトリップ」で解禁できる楽曲で、「ポップン6編 2」のスタンプシートを最後まで埋めると解禁することができた。分かってらっしゃる。
記念すべき20作目の節目に登場した今作は曲名から分かるように新元号である「令和」をモチーフにしている。 担当キャラは例によって六なのだが、「新キャラを極力出さない」というpeace全体の方針に従っているのか、完全新曲にも関わらず6の流用になっている。
今作は令和初のヒップロックなのだが、時代が平成から令和に変わってもシリーズ特有の高難度譜面は健在。 今作のEX譜面は楽曲の序盤と終盤で待ち受けるズレ押し地帯や中盤のヒップロック3に匹敵するレベルの見切りにくさを誇る同時押し地帯の存在から非常にクセが強め。オブジェの総数こそ1309と辛ゲージでは無いものの、特に中盤の同時押し地帯で大幅に崩されやすいので手を休まずに叩きたいところ。
狼弦暴威
アーティスト | Des-ROW・組スペシアル | |||
---|---|---|---|---|
BPM | 179 | |||
担当キャラ | 六 | |||
難易度 | EASY | NORMAL | HYPER | EX |
17(9ボタン) | 32 | 42 | 48 | |
動画 | - |
初出はシリーズ第27作目の『UniLab』。現時点での最新作に当たる。
同作の後半で開催されたイベント「覚醒のエルム」にて解禁出来る楽曲として2024年1月4日に配信。
これまでこのイベントで解禁が出来た楽曲は、いずれもデフォルトで出現していたのだが、本曲については出現条件が存在していて、ある程度の楽曲をあらかじめ解禁しておく必要がある。
曲名の読みは「ロウゲンボーイ」。 歌詞の内容や曲名に「ボーイ」が付いている事から、恐らく昨今大人気の某タイムリープ不良漫画…もといやんちゃな若者達を意識していると思われる。
本曲が登場した2024年現在の状況はというと、初代ヒップロックこと大見解が登場してから既に20年以上も経過していて、ムルムルやTUBOIといったメンバーも既にベテランの類に、かつヒップロックをリスペクトした楽曲をリリースしているグループが主にIIDX方面で活躍中…というように、近年のシリーズを取り巻く環境は目まぐるしい物である。
そんな状況の中生まれた本曲は楽曲面はさることながら、EX譜面の方も相変わらずで年の衰えを感じさせないやんちゃな雰囲気を醸し出している。
当然ながらEX譜面の48と超高レベル。譜面も初っ端から放たれる発狂から回復させていく形のツンデレ傾向だがラスト直前で階段による殺しが待ち受けているラス殺し傾向。しかも、今回の楽曲は他のヒプロシリーズよりも尺が短い。おかげで密度自体もかなりの物。そしておまけにノート数も1503とレベル内でも上位に位置付けられる数値。
と、この様に、いつもながら非常に難しい難関譜面となっている。新年初めて配信された楽曲の一つだけあって、正に「正月に見る初悪夢」と言って良いだろうか?
余談だが、本曲は書き初めにちなんだ形で新年最初の解禁曲になっているのだが、以前「火風陸空」が登場したラピストリアでも2015年最初の配信ストーリー「2人の大道芸?」で六が大活躍していた経緯がある。 そういう意味では、ポップンにおける書き初め=六というイメージが定着しつつあるのかも知れない…
関連コミュニティ
関連項目
- Des-ROW
- アルファ
- DJ YOSHITAKA
- pop'n music
- ギタドラ(guitarfreaks/drummania)
- beatmania/beatmania IIDX
- DanceDanceRevolution
- REFLEC BEAT
- RoughSkreamZ…
主にbeatmania IIDXをメインステージとしているRoughSketch率いるユニット。
ヒップロックやデスボサなどDes-ROW組の楽曲をリスペクトした楽曲を主に手掛けている。 - BEMANIシリーズの楽曲一覧
「ヒップロック」でタグ検索
脚注
- *例えばDJ YOSHITAKAとか…
- *ちなみにpop'n music 9当時、EX譜面はLV41(現基準47)であった。
- *いわゆるブラストビート
- *特にADVに挑戦する中級者に多い。
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