エメリヤーエンコ・ヒョードル(露:Фёдор Емельяненко、英:Fedor Emelianenko、1976年9月28日 - )は、ロシアの男性総合格闘家、サンボ選手、柔道家。
概要
現PRIDEヘビー級王者、現WAMMA世界ヘビー級王者。主にアメリカ合衆国で活躍している。
「60億分の1の男」「ロシアン・ラスト・エンペラー」「氷の皇帝」「人類最強の男」などと呼ばれる。
日本だけでなくヨーロッパ、アメリカなどのメディアからも「総合格闘技界全体で最強」と評価されており、SHERDOG、MMA WEEKLY等において、総合格闘技ヘビー級(205lbs〜265lbs)世界1位にランキングされている。
また長年活躍したロシアのトップアスリートだけに送られる『スポーツマスター』の称号も持つ。
ニコニコ大会議2008冬に花を贈る。
ファイトスタイル
柔道とサンボをベースに持つだけに、体幹の強さが最大の武器で、差し合いにおいては無類の強さを発揮し、どうもつれようが相手がどんな巨漢であろうが、グラウンドに移行した瞬間に必ずトップポジションをキープする。そのまま“氷の拳”と称されるパウンドでレフェリーストップかギブアップまで無情に拳を振るい続けるのが必勝パターン。さらに極め技も強く、相手が一瞬でも隙を見せれば裸締めや腕ひしぎ十字固めであっという間にタップアウトを取る。逆にボトムポジションで世界一と謳われたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとの戦いでは下からの攻撃をまったく許さなかった。対戦相手の体格に関わらず、寝技におけるポジショニングで不利な体勢になることがほぼないのは特筆すべきポイントだろう。
立っては立ち技のスペシャリストであるミルコ・クロコップを圧倒した強烈なパンチを中心に、頑丈さに定評のあった藤田和之を一撃で動けなくさせたミドルキックなど、得意技・隠し技を柔軟に駆使して相手を追い込む。ペースメイクの巧みさと勝負どころで畳みかける突出した集中力は、まさに頂点の名にふさわしい。
弱点(と言えるほどのものでもないが)は、若干肌が切れやすく、流血でのドクターストップ負けがあり得ることと、この階級のトップファイターとしてはずんぐりむっくりした体型故のリーチの短さであろう。前者は2000年に高阪剛との試合において、出会い頭に高阪の肘打ちがヒョードルの目尻をカットするアクシデントに見舞われ流血し、ドクターストップによるTKO負けを喫した(これがヒョードルのMMA戦績における唯一の敗戦)。後者に関しては、パンチを振るいながら一気に間合いを詰めることでほぼすべての相手の制空権を奪ってきている。
2011年2月12日のStrikeforceヘビー級トーナメントで、アントニオ・シウバと対戦し、マウントを取られパンチ連打で右目を腫らし敗北。試合後のインタビューで引退宣言をした。
名前について
フョードル・エメリヤネンコが正しい名称で、日本以外で試合をする際はこのように表記/発音される。格闘技に限らず、サッカーでもテニスでも英語圏以外の外国人選手の日本での登録名は独特(というかいい加減)であるため、海外放送の実況などをヒアリングする際には注意されたい。
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関連項目
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読み:ヒョードル
初版作成日: 08/10/19 21:23 ◆ 最終更新日: 11/02/13 17:03
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