ヒーローの秘密とは、今村陽子が少年画報社発行の季刊雑誌チェンジH・月刊ヤングキングで連載したTSF漫画である。
概要
当初はチェンジHで連載されていたが、2011年4月から2012年夏までチェンジHが休刊していたためその間同社の青年雑誌月刊ヤングキングに連載されていた。月刊ヤングキング2012年12月号にて完結。全2巻。当初は電子版が無かったが2016年に電子書籍化された。
なお完結後に発行された作者による番外編・同人誌版が存在し2013年に第1巻(紙版)が発行され(2022年に電子版も配信)、2022年には第2巻(電子版のみ)が発行された。TSF的要素はもちろんあるが第2巻はR-18として発行されている。頒布先はFANZA(作者のサークル名:「国立少年」名義)や作者のBOOTHなどが確認できている。
あらすじ
ヒーローに憧れていた男子中学生の桃瀬かなめは一番星マンに入隊するも女体化変身して一番星ピンクとして活躍するはめに・・・
登場人物
一番星マン
一番星町にある商店街のご当地ヒーロー。変身バングルを使い変身する。変身バングルは戦闘等により劣化するため、定期的に交換する必要がある。(傷つくと不完全な状態で変身するハメになる)なお、コスチューム・インカムは商店街のグッズであるが変身することにより一瞬で装着できる模様。
- 桃瀬かなめ(ももせ)/一番星ピンク
- 本作の主人公。男子中学生で14歳。ヒーローに憧れており、一番星マンの募集広告を見て事務所を叩くも、募集はピンクのみだったため、事務のおねーさんに半ば無理やり変身バングルを渡され、女性化し一番星ピンクとなる。そのままなし崩しに契約書に血判を押して参加。ちなみに本来は男性であることはイメージが崩れるという理由で誰にも秘密である。だんだんと女性の趣向に引きずられる傾向にありそれに苦悩する場面のほか楽しんでる場面も。ピンクの変身バングルのみ性転換する機能がある。
- 一番星レッド
- 本作のヒロイン。地球人ではなくクラン星の王子として隊長&リーダーとして一番星マンを引っ張っている。本来役を担うはずの兄が行方不明となっているため変身バングルを使い代理として男体化して一番星レッドを務め学校に通っている。(女性姿で学校を通っている姿もある。)女性であることは、バレたピンクと事務のおねーさん以外には秘密。もともと女性であるため、男性の性欲に関して弱い部分がある。
- 一番星ブルー
- クールな男性で地球人。敵には言葉攻めをする場合があり、ドS。ただ冷たいわけではない。
- 一番星イエロー
- 地球人の男性。お調子者でエロい。ある話でホワイトのバングルを使って変身してしまったため、中身が入れ替わってしまった。興奮すると鼻血を出してしまう体質。
- 一番星ホワイト
- 地球人の女性。清楚な女性で巨乳。心優しい人である。ある話でイエローのバングルを使って変身してしまったため中身が入れ替わってしまった。
- 事務のおねーさん
- ヒーローの募集やバングルの手配、仕事を手配する人。自分のミスは隠蔽する。本作で一番の謎の人物。
ブルト星人
敵組織の宇宙人。部下のブルト星人を使い悪事を働くが、地球人を高い時給を以ってバイトとして雇って補っているようだ。ちなみに動物のしっぽと動物耳がブルト星人の特徴である。ヒエラルキーとして、支配するものとされるものがあり、支配するものの命令は絶対に逆らえないという。
- 幹部三姉妹
- ブルト星人。一番星町が気に入り、人間を追いだそうと地球の商店街で悪事を行なっている。
- 隼人/一番星ブラック
- かなめの幼馴染&親友で同級生の男子。14歳。かなめと同じくヒーローに憧れていた。父親の借金にりバイトとして給料が良いブルト星人のバイトに入った。自宅に忘れていったかなめの変身バングルを持って戦闘に参加し、幹部三姉妹が弾に込めた『地球人をブルト星人に変える秘薬』から一番星ピンクをかばい被弾した。その際バングルの効果で女体化、一番星ブラックとなった。ちなみにブルト星人となったため動物耳としっぽがある。変身後は元の地球人の姿に戻る。
関連商品
関連項目
外部リンク
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