ビッグスクーターとは、日本では主に250~650ccクラスのスクーターをビッグスクーターという。大型スクーターは、大型という名前が付いているものの、大型自動二輪のことではなく、125cc超のスクーターを指すのが通例なので注意が必要。
また、大型自動二輪タイプのスクーターはメガスクーターと呼ばれることもある。なお欧州では125cc超のスクーターをマキシスクーターと呼んでいる。
概要
ビッグスクーターの元祖となったのは、1986年(昭和61年)発売のホンダ・フュージョンで、スペイシー250のエンジンと足回りを移植したものである。
1995年(平成7年)のヤマハ・マジェスティのヒット以降、ビッグスクーターのラインナップは拡大し、国内4メーカの内カワサキを除く3社が幅広い商品ラインを展開している。
(カワサキもスズキからのOEM製品を発売していた。※現在は、OEM販売の業務提携を解消している。)
主な車種(※生産終了車・日本向け未発売車含む)
ホンダ
ヤマハ
スズキ
カワサキ
BMW
ピアジオ
- MP3(125cc & 250cc & 300cc & 400cc &500cc) ※前側二輪・後側一輪の三輪ビッグスクーター。日本の道交法では側車付き二輪(要はサイドカー付きバイク)となる。なお、125ccモデルに関しては電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド車もあり。ハイブリッドは日本では軽二輪(126cc~250cc)クラス登録となる。
- X8(125cc & 200cc)
- X9(200cc & 250cc & 500cc)
- ビバリー(125cc & 200cc & 250cc & 500cc)
ベスパ
ジレラ
アプリリア
- スカラベオ(125cc & 150cc & 200cc & 250cc & 400cc & 500cc)
- アトランティック(125cc & 200cc & 250cc & 500cc)
- レオナルド(125cc & 150cc & 250cc)
- SRMAX(300cc)
マラグーティ
- マディソン(250cc)
- パスワード(250cc)
- チャックマスター(160cc)
- ブログ(125cc & 160cc)
- ブログルーフ(125cc & 160cc) ※ブログの屋根付きバージョン。
- チェントロ(125cc & 160cc)
- ファントムマックス(250cc)
アディバ
デルビ
キムコ
- マイロード(700cc)
- ダウンタウン(125cc & 200cc & 300cc)
- エキサイティング(250cc & 500cc)
- グランドディンク(250cc)
- ディンク(200cc)
- ライク(200cc)
SYM
ヒョースン
デーリム
関連動画
関連項目
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