ビッグダイエックスとは、1980年(昭和55年)から1981年(昭和56年)までフジテレビの土曜日18:00-18:30枠で
放送されたXボンバーの劇中に登場した巨大ロボットである。
概要
超宇宙マシーン「Xボンバー」に搭載された3機の艦載機が合体したのがビッグダイエックスである。
迎撃機ブレインダー・爆撃機ジャンボディー・駆逐艦レッグスターは、それぞれ偵察・斥候、強襲、護衛が任務だが、
敵艦や要塞の攻撃などでは人型機動兵器となって対応する。
・・・と書けばカッコイイデザインかなと思われるがいわゆる『箱形』ロボットである。これは人型での撮影が着ぐるみで
行われる都合なのだが電子戦隊デンジマンのダイデンジンなどの着ぐるみと違い『肘が曲がらない』のが大きな特徴。
制作会社コスモプロダクションは東映の様な大きな会社では無く10人未満のスタッフと低予算でXボンバーの制作に
当たっていた。戦隊シリーズのような着ぐるみは制作費が結構高く、とても用意できないので製作が簡単な
『ハリボテ』状態の造形となった。(よつばと!のダンボーみたいな作りでだいたい合ってる)しかもビッグダイエックスの着ぐるみは膝から上が作られ、撮影時はドライアイスの煙幕や爆炎、カメラアングルの工夫などで膝下を隠していた。
撮影用ミニチュアも複数用意されていたがこちらも箱形模型である。合体シーン用のトリプルアタッカーはどう考えても構造上あり得ない変形ギミックを搭載していて後に玩具が発売された時はあり得ない変形ギミックが『更にあり得ない
変形ギミック』に変更されるという改悪改良が行われた。デザインについては永井豪氏は合体・変形を考慮して
頭部「のみ」を担当し、それ以外は美術監督の高橋章が担当した。・・・永井豪、なぜベストを尽くさなかった?
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