ビンス・マクマホンとは、アメリカのプロレス団体・WWEの代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)である。
概要
1945年8月24日、ノースカロライナ州パインハースト出身。
1968年、大学経営学部を卒業後、父の経営するWWEの前身・WWFの親会社に入社。テレビ登場最初はリングアナウンサーやインタビュアー、実況アナといったものだった。
その後1982年、父からWWFの親会社の株式を購入し、社長に就任。1984年以降、ハルク・ホーガンと共にWWFの全米進出を果たす。当時タブーとされてきた選手の引き抜きを行い、各地方にあった、およそ30にもなる団体を買収。2001年にライバル団体WCWとECWをも買収し、全米マット界を完全制圧した。
このようにビンスの指揮の下で団体が成長した事で、ビル・ゲイツと並んで大学の経営修士学の授業で題材にもなっている。
1998年になると、自らもプロレスラーとして試合に出場する様になる。役どころは「悪のオーナー」。その名のとおり、団体内の中ではトップヒールの部類に入る。試合ではビルドアップされた肉体を披露する。仕事が終わった夜11時ごろにジムで練習し、翌朝9時には出勤しているという。
またプライベートでは1968年に結婚。1男2女をもうける。このうち長男のシェイン・マクマホンと長女のステファニー・マクマホンは父と同じ会社に入社し、団体経営に参加している。但し入社時は子供といえど特別扱いはせず、下働きから経験を積ませている。
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