ピアノとは以下の意味で使われる言葉である。
概要
ピアノは鍵盤を押すことによってハンマーを動かし、後ろに伸びている弦を叩くことで音を出す。
鍵盤で音を鳴らすため鍵盤楽器と見られる事も多いが、発音原理からは打弦楽器に分類され、素の音は発音原理の似ている撥弦楽器のギターなどに近い。ただし、特にクラシックにおいては、素の音がピアノ本体の共鳴や反響によって十分に響いた音がピアノの本当の音とみなされる傾向が強い。また、弦を叩くという性質から打楽器としての性質も有し、実際に低音部分が打楽器パート的に使用される曲も少なくない。
鍵盤に加えて足で操作するペダルがあり、一時的に消音機構を外して音が伸びるようにし、かつ、音色を豊かにするダンパーペダルや、音量を押さえ込む弱音ペダルなどがよく用いられる。
先代の鍵盤楽器であるチェンバロなどは、弦を爪のようなものではじいて音を出すという構造上、強弱をつけることが苦手であった。比してこの楽器は強弱、つまりピアノとフォルテを弾き分けられることから「ピアノもフォルテも出せるチェンバロ」でという意味の「グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」と呼ばれるようになり※1、それが縮められて「ピアノフォルテ※2」、さらに縮めて単に「ピアノ」 と呼ばれてゆくようになった。
音楽室では夜中に鳴るピアノなど、小学校の怪談話の代表格でもある。
※1「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」との説もある。
※2現在でも畏まった場合は「ピアノフォルテ」と呼ぶことがある。また楽譜等に見られる略字のPf.もこの呼称からきている。ピアノとフォルテを入れ替えて「フォルテピアノ」と呼ぶ場合もあったらしいが、今日のアカデミックの場面では通例フォルテピアノという呼称は古楽の鍵盤楽器をさすことが多い。
他の鍵盤楽器との比較
オルガン(リードオルガン)や鍵盤ハーモニカ (ピアニカ・メロディオン)やアコーディオンはリード板に空気を吹き込む事によって発音するハーモニカ系の楽器であり、パイプオルガンは空気を吹き込む点では前者と同じだが、パイプを使って発音する管楽器系の楽器である。また、おもちゃのトイピアノは鍵盤付きの鉄琴である。
いわゆるキーボード(エレクトーン・シンセサイザー)は鍵盤を叩くことで生じる電気信号を適宜加工しスピーカーに送る事で発音する。昨今のキーボードは音の情報を全て電子情報としてICチップで処理してしまう事も多い。
その他
関連動画
関連コミュニティ
関連商品
関連項目
- 一般的なピアノ演奏者
- ニコニコ動画向けに収録したものを公開している主な演奏者 (→演奏者一覧 の一部)
- 超絶技巧練習曲
- 「ピアノ」の付く関連タグ検索

- モーリス・マリーナ
- ピアノは打楽器
- チェンバロ / オルガン / 鍵盤ハーモニカ / アコーディオン / トイピアノ / エレクトーン / シンセサイザー
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E


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読み:ピアノ
初版作成日: 08/06/18 01:26 ◆ 最終更新日: 11/08/03 21:46
編集内容についての説明/コメント: 発音原理ついての加筆など。
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