ピコカキコ:波形で遊ぶとは、ピコカキコで音色を作る際に使われる波形指定コマンド(@0~@13)を使って遊ぶ記事、すなわちこのページのことである。
ピコカキコではエンベロープやフィルタを用いてさらに多様な音色を作成することができるが、ここでは波形指定コマンドの解説に限定する。
概要
ピコカキコで使用される波形指定コマンドは@0~@13までの14種類が存在する。それらを区分すると
のようになる。
基本5波形(@0~@4)
基本となる5つの波形。
| @0(サイン波)→@1(のこぎり波)→@2(三角波)→@3(パルス波)→@4(ノイズ) | 他はすべてデフォルト |
@0 正弦波
すべての音の基本となるもの。倍音が存在しない。理論上はこの正弦波を重ねることによってあらゆるすべての音をつくることができる。
使用例:オルゴール
@1 のこぎり波
倍音が非常に多く含まれる波形。この波形を低音部で使用しすぎると倍音部が不協和音になるためざらついた音になりやすい。他方倍音が含まれるため、フィルタを使用する際の基本の音になりやすい。
使用例:バイオリン
@2 三角波
奇数倍音のみを含む波形。倍音は弱く、どちらかというと正弦波に近い。ベース音などに使用するとマイルドな感じになる。のこぎり波やパルス波ではざらついてしまう和音を@2に指定し直すことによって綺麗な和音になることが多い。
@3 パルス波
スイッチのオン・オフで鳴らされる波形。多くの倍音が含まれている。
デューティ比(@w(@W0~@W100))を指定することで音色を変えることができる。デフォルトの@w50で矩形波となり、ボーっという音に近くなり、@w0で金属的な音になる。
使用例:クラリネット、オーボエなどの木管楽器、トランペット、ピアノ
@Wを変化させると以下のように音色が変化する。@w1=@w99のように@w50を基準に対称となっている。
| @w1→@w10→@w20→@w30→@w40→@w50→@w60→@w70→@w80→@w90→@w99 |
@4 ホワイトノイズ
ザーッというノイズ音。通常はノートではなく@N(@N0~@N127)で周波数を指定する。@N0で軽い音、@N127で重い音のノイズとなる。
通常どのノートを指定しても同じ音になる。但し、フィルタを通すことによってノートの影響をつくることができ、シュワーッといった効果音をつくることができる。
@Nを変化させると以下のように音が変化する。最初の@N0~@N70くらいは変化があまり見られない。
| @4 @N0→@N60→@N80→@N100→@N110→@N120→@N124→@N127 |
基本5波形の応用例
| ピコ番号 | ピコカキコ | |
| 4150 |
/*オーボエ*/ @3 @w20 @e1,3,0,127,70 @f1,0,93,95 x1; /*フルート*/ @3 @w15 @e1,8,0,127,70 @f1,0,83,88 x1; /*チェレスタ*/ @2 @e1,0,8,112,240,0,0 @f1,0,110,118 @l15,24,0,48 x1; /*ストリングス*/ @1 @e1,0,0,80,10,127,3000,48,100 @f-1,0,66,72 @l10,64,0,48 x1; |
FC音源(@5~@9)
ファミリーコンピュータ内蔵の音源を再現する際に用いる。詳しくはFC音源参照。ファミコンらしい音の作り方についてはこちら
を参照のこと。
@5 FCパルス波
ファミコン音源のパルス波。ファミコン音源のデューティ比(12.5% 25% 50% 75%)に合わせて@W1, @W2, @W4, @W6を指定する。(なお、@Wの後の数字は1,2,4,6以外も使用することは可能。その場合、n×12.5がディーティ比となる。)
使用例:
@6 FC三角波
通常の三角波とは異なり、カクカクしたピラミッドのような波形をしている。詳しくはこちらの記事
を参照。
使用例:
@7 FCノイズ
音程の変更できるノイズ。o0c~o1d+で周波数が変化する。o0cで軽い音、o1d+で重い音となる。
@8 FCショートノイズ
FCノイズより音程がはっきりしているノイズ。o0c~o1d+で周波数が変化する。o0cで軽い音、o1d+で重い音となる。
@9 FCDPCM
音声を圧縮したもの。詳しくはDPCMやこちらの記事
参照。声の録音などに使える。→ピコカキコ、楽しいよ!
@9-n o0c;
のように指定する。WAVファイルがあれば変換ツール(こちら
)によってピコカキコに変換できる(音量が小さいことがあるのでVCAエンベロープを操作する必要がある場合が多い)。
GB音源(@10~@12)
ゲームボーイの音源を再現する際に用いる。詳しくはGB音源参照。
@10 GB波形メモリ
波形の一周期分だけを定義できる音源。1周期32サンプル16段階で定義する。詳しくはこちらの記事
を参照。
@10-n [例)a4b8<c8d4....];
のように指定する。
@11 GBノイズ
ゲームボーイ版ノイズ。FCノイズと同様音程の指定ができる。o0c~o5d+で周波数変更。
@12 GBショートノイズ
ゲームボーイ版ショートノイズ。音程の指定ができる。o0c~o5d+で周波数変更。
波形メモリ音源(@13)
GB波形メモリと同様1周期分だけをサンプルで定義する音源。GB波形メモリよりサンプル数が多く(@10:32サンプル→@13:最大1024サンプル)綺麗な波形を描くことができる。
@13-n [例)a4b8<c8d4....];
[xxxx...]は16進数2桁で1サンプルを表すサンプル列(最大1024サンプル)を指定する。
関連コミュニティ
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%94%E3%82%B3%E3%82%AB%E3%82%AD%E3%82%B3%3A%E6%B3%A2%E5%BD%A2%E3%81%A7%E9%81%8A%E3%81%B6


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リビジョン番号: 802071
読み:ピコカキコハケイデアソブ
初版作成日: 10/06/22 04:53 ◆ 最終更新日: 10/06/23 15:25
編集内容についての説明/コメント: サンプルの音量モードを追加。確かにその通りでした。すみません。
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