ファイナルストライクとは、
- Final Strike。最後の一撃。
- サガシリーズに登場する武器固有技の一つ。
- 『ロックマンX コマンドミッション』に登場する特殊な追加攻撃。
- 『ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ』に登場する、特殊な条件を満たすことで使用できる強力な魔法攻撃。
この記事では2.と4.について説明する。
サガシリーズのファイナルストライク
特定の武器で使用できる武器固有技として使用することができる。
が、多くの作品において「WPを大量あるいは全て消費する」「使用したらその武器は壊れてしまう」などの特徴を持っているため、あまり使用される機会のない技である。
D&Dシャドーオーバーミスタラのファイナルストライク
使用するために非常に厳しい条件を課せられる代わりに、最強の威力を誇る攻撃魔法。
条件は、
1.と2.の条件を満たした状態で、プレイヤー全員が「アタック、ジャンプ、アイテム選択ボタンを同時に押す(押しっぱなしでいい)」ことで発動、火水風土の4大元素の精霊が画面狭しと暴れまわり、画面上の全ての敵に対して絶大なダメージ(ラスボスはゲージ1本半、それ以外の敵は雑魚ボス問わず一撃死)を与える。
しかし、その代償としてスタッフオブウィザードリィが破損し、さらに全員の体力が1にまで低下してしまうという大きすぎるデメリットを負うため、実際のプレイではラスボスにとどめを刺す時に用いられることが多い。
元ネタ
この技の元ネタはTRPG『トンネルズ&トロールズ(T&T)』の技の一つである「杖折り(シャッタースタッフ)」である。
T&Tでは「杖」が魔法使いにとってとても重要な品となっており、「杖」を装備して魔法を使うことでその効果を高めたり、魔力の消費を抑えたりすることができる。そのため「杖」は「命の次に大事な財産」と言っても過言ではない。
制作コストも使い捨てに等しい「一時しのぎの杖」を除けばとても高くつくため、一般に流通しているレベルの「杖」でさえ値段は戦士達の装備品の数十倍にまで達する。
話を「杖折り」に戻そう。
杖折りとは「杖」を折ることで内部に蓄えられた膨大な魔力を開放、攻撃エネルギーに変換して相手に叩きつける技である。当然ながらこれを行った「杖」は使い物にならなくなるので、使用するのは自身の精根が尽き果て、本当にどうしようもなくなった時のみに限られる。いわば自爆技に近い最後の手段なのだ。
関連項目
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