『ファイナルファンタジーレジェンズ 時空ノ水晶(ときのすいしょう)』とは、スクウェア・エニックスより2015年から配信されているスマートフォン用RPGである。
『ファイナルファンタジーレジェンズ 光と闇の戦士』の流れを汲む作品。
概要
『光と闇の戦士』とは異なり、ログインボーナスや仮想通貨、課金アイテムなどが存在するなど「今時のF2P形式のゲームアプリ」の体裁を取っている。
また、マップ移動や探索などが撤廃され、ゲーム進行は会話デモ→クエスト受注→戦闘→デモ→リザルト→マップ→クエスト受注→戦闘…という風に進んでいく。
システムも簡略化され、 従来で言うアビリティを召喚獣を宿したクリスタル「幻石」を装備する事によって使用できるシステムとなっている。
なお、戦闘システムは『FF10』以来のカウントタイムバトル形式となっている。
グラフィック面は高解像度過ぎてかえって不評を食らった歴代スマホ版FFと異なり、PS1時代のゲームのような荒らさを残したものとなっている(ただし、『シアトリズムファイナルファンタジー』のように体の各部が非常にヌルヌル動く)。
2016年11月10日に大型アップデートを実施し、『ファイナルファンタジーレジェンズII』としてリニューアルされた。
2017年10月31日にサービス終了。代わって翌11月1日から完全オフライン買い切りアプリ版『ファイナルファンタジーレジェンズII 時空ノ水晶』としてリニューアル。こちらはソシャゲ要素が全廃されている。
なお、本作にはかつてスクウェアが発売したRPG『クロノ・トリガー』を意識した要素が多い。
それもそのはず、『クロノ・トリガー』のディレクターの一人であり、本作のエグゼクティブ・プロデューサーも務めた時田貴司氏が、2017年にインタビューで開発中止になった『クロノ』シリーズ続編『クロノ・ブレイク』のアイデアが本作に転用されている事を明かしている(IGNインタビュー)。
キャラクター
- トゥモロ
主人公。冒険を夢見る快活な少年。 - エモ
ヒロイン。謎の隕石と共に破滅の未来から来たという少女。
隕石落下の影響で記憶喪失なためか、物知らずで言葉を額面通りに受け取る事が多い。 - リーグ
西の都ウェスタ出身の冒険家。トゥモロの良き兄貴分で、FFのパーティメンバーでは数少ない眼鏡キャラ。 - アンジュ
中世時代のエルフの国「エルヘイム」の王女。開放的な性格で誰とでも友好的に接する。
配信開始時期に放送されていた某天使と竜が輪舞するアニメとは関係ない。 - パライ
中世時代の東の大陸アジマのオーガ山に住む人間とドワーフのハーフである大男。 - マイナ
忍者の末裔である少女。物語序盤からトゥモロたちを影で調べている。 - タツノコ
生まれたばかりの幻獣神。トゥモロと心を通わせ、冒険の仲間となる。
ステータスが設定されておらず、戦闘に入る前にランダムで選ばれるフレンド幻石を選ぶなど、戦闘ではお助けキャラの意味合いが強い。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- ファイナルファンタジー
- ファイナルファンタジーレジェンズ 光と闇の戦士
- クロノ・トリガー
- ライブ・ア・ライブ
- 時田貴司(ディレクター。チョコボ・白チョコボのイラストも担当)
- 水田直志
- ファイナルファンタジーの関連項目一覧
外部リンク
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