ファイナルファンタジーIIとは、スクウェア(現 スクウェア・エニックス)が ファミリーコンピュータ向けに1988年12月17日に発売したコンピュータRPGである。略称はFF2、FFII。
FFシリーズ第2弾。前作「FF1」よりグラフィックや演出、サウンドが向上し、全体的にボリュームが増加しているが、ファミコン版のROM容量は「FF1」と同じ2メガROMである。
「FF1」と並んで非常に多くのハードにて移植・リメイクがなされており、オリジナル版はMSX、ファミコン(FF1・2)で、リメイク版はワンダースワンカラー、プレイステーション、ゲームボーイアドバンス、プレイステーション・ポータブル、携帯電話アプリ、iPhone、iPod touchで発売された。
Wiiのバーチャルコンソールではオリジナル版そのままに移植された(「もうもく」の表記など一部修正あり)。
システム
「FF2」はサガシリーズのプロデューサー、河津秋敏氏の作品としての色合いが強く、特に戦闘関連で前作「FF1」や、これ以降のシリーズと大幅に異なるシステムが採用されている。
その最たるものが「熟練度システム」であり、ファイナルファンタジーシリーズでは「FF3」のジョブ熟練度や「FF5」のアビリティポイント等の一部システムに概念だけが受け継がれている程度であるが、レベルによらない成長システムは後にサガシリーズの根幹を形成する事になる。
- 熟練度システム
- 素手・ナイフ・剣・槍・杖・斧・弓・盾の各系統と、魔法全てに熟練度とレベルが設定されている。その武器/魔法を戦闘で使えば使うほど熟練度が溜まっていき、一定値になるとレベルが上がる。
- この関係で、ある程度以上ストーリーを進めないと手に入らない魔法「フレア」「ホーリー」等は使い込む余裕が少なく、またそこまで進めてきている時点で十分強い攻撃手段を持っているので、わざわざ新たに育てなおす意味が薄いため、あまり活躍しない(ホーリーは進め方を工夫すれば最序盤で手に入れることも可能だが…)。
- また、1つの魔法で序盤のひ弱な威力から終盤の強力な威力まで変化し得るため、ファイア・ファイラ・ファイガと言った活用形は存在せず、ファイア・ブリザド・サンダー等の基本形のみである。その代わりと言ってはだが、今作はどの魔法でも全体がけできる仕様となっている。
- 成長システム
- 本作には経験値もキャラクターのレベルもなく、レベルが上がると全ステータスが一通り上がる…と言った概念が存在しない。「FF2」では戦闘中のプレイヤーの行動によってHPや力などのステータスが上昇する成長方法になっている。
- 戦闘中にダメージを多く受ければHP(とHPの伸び幅を決定するステータス「体力」)が、武器攻撃を多く行えば力が上がりやすい、と言った感じである。
- ただし、ステータスの中にはあるステータスが上がると相反する別のステータスが下がるようになっているものがあり、何でも出来る万能キャラを育てる事は非常に難しくなっている(必ず下がる訳ではないし、そもそも下がらないステータスも存在するので、不可能と言う訳ではない)。
- 移植版からはステータスが低下しにくくなり、GBA版以降は全く低下しなくなったため、やりこめば誰でも全ステータス99のキャラになるようになった。
- ワードメモリーシステム
- 重要人物が重要な言葉を話すとメロディが鳴り、その言葉を覚えることができる。ほかの重要人物にその言葉を訪ねることにより、物語の展開を広げることができる。
- 話題が広がると言っても、キーパーソンに現在進行中のイベントに関する言葉を訪ねた時くらいしかまともな反応をせず、一般NPC等に対しては尋ねる事自体出来ない。と言うかキーパーソンにキーワードを尋ねないとイベントが進まないので、単に会話進行の手間が1つ増えているだけである。PSP版の第二の追加ダンジョンはこのシステムを利用して先に進んでいく仕組みになっているが、それ以外では特に他所で採用される事は無かった。サガシリーズ等でも似たシステムは無く、「FF2」固有の要素となっている。
- 例:のばら(フィン王家紋章) → 王女「?」
- チョコボ
- 本作で初登場したFFシリーズのイメージキャラクター兼乗り物。
- 徒歩の倍で移動でき、チョコボに乗っている途中は敵に遭遇しない。
- 飛空船を手に入れるまでは役に立つ移動手段……のはずであるが、チョコボに乗れる場所が世界で1箇所しか存在せず、かつ街から結構遠い(有料の飛空船に乗ればすぐ近くに行けるが)。その上一度降りると勝手に帰ってしまい、乗るにはまたチョコボの住みかまで行かなければならないため、イベントで近くを通った時くらいしかまともに使う機会が無い。
- 攻撃対象の拡大
- 今では「アンデッドモンスターにケアルをかけてダメージ」等のシステムはおなじみであるが、「FF1」の時点では補助・回復魔法を敵にかける事が出来ず、代わりにアンデッド専用のダメージ白魔法のディア系が存在していた。
- しかし今作から全ての行動を敵味方どちらに対しても使用出来るようになった。これによりケアルに「アンデッドに対してはダメージ」と言う効果が追加されると共にディア系は削除された。
ストーリー
ヒルダ「はやくきて じらさないで…」
フリオニール「……ゴクッ……」
本当は
強大な軍事帝国・パラメキア帝国は、その軍事力と地獄から呼び出した魔物を使って着々と世界を征服しつつあった。
フィン王国はこれに対し抵抗をするが、その圧倒的な戦力差の前に戦況は思わしくなく、ある時フィンを裏切りパラメキアに寝返った伯爵がいたためにフィンは敗北、フィン城を占領されると共に、フィン王国の影響下にあった殆どの町も占領されてしまう。
敗れたフィン王国の王族、ヒルダ王女は落ち延びて辺境の町・アルテアへと撤退しなければならかった。
しかし何もかも諦めたわけではなく、自らが先頭に立って反乱軍を組織。フィンを奪回するチャンスを狙っていた。
アルテアへと避難してくる途中の王女に助けられた少年らは、反乱軍に参加する意志を見せる。
キャラクター
- フリオニール

- フィンに住む青年。マリアやレオンハルトと幼馴染。
- マリアとレイラのアタックに迷いつつ偽ヒルダの誘惑にも傾きかけるなど純情な一面を持つ。
- マリア
- フリオニールと同じくフィンに住む少女。フィン脱出の際に行方不明の兄を探している。
- ガイ
- 同じくフィンに住む青年。大柄で力持ち、寡黙だが動物の言葉を理解出来る。
- 小説版「FF2」では10歳まで獣に育てられていたため動物の言葉を理解出来るという設定が追加されている。
- レオンハルト
- マリアの兄。フィン陥落の際に行方不明になるが……
- ミンウ
- 偉大な白魔導士。反乱軍の参謀的立場。
- 彼の末路は涙無しでは語れない(いろんな意味で)。
- ヨーゼフ
- サラマンドに住むダディ。クールかどうかは不明。ハゲ。
- フィンが帝国に敗北した原因の一つとされる、武具の素材金属「ミスリル」の調査を命じられているが……
- ゴードン
- カシュオーン国第2王子。
- アルテアに身を寄せているが、カシュオーン陥落の際に兄を見捨てて一人だけ逃げ出してしまった事を悔やみ、ウジウジしている。
- フィン王から後を頼まれたとは言え、フィンを取り戻した後は普通にフィン城の玉座に座っている。カシュオーン再興は?
- レイラ
- 海賊。旅人を騙して舟に連れ込み身包みをはいで追い出すという手口で荒稼ぎしていた。
- が、フリオニールらに返り討ちにされて改心。
- リチャード
- ディスト王国の竜騎士の最後の一人。
- ディストが滅ぼされた際にはアルテマ探索の旅に出ていたため難を逃れたが、ずっとリバイアサンの腹の中でgdgdしていたらしい。
- 改造してロビンマスクとか言う名前付けるなよ!絶対だぞ!
- ヒルダ
- フィン王国王女。意志が強くリーダーシップを発揮する女性だが、気を利かせてフリオニールらを迎えに行けば拉致され、下手に前線に出て任務に参加しようとすればあっさり誘拐されるなど、行動が裏目に出る事が多い。しかも自らのフィン王家に伝わる言い伝えをよく把握していないとか。
- ポール
- 忍者なのか盗賊なのかよく分からない人。本人が言うには帝国側からしか盗まない義賊との事だが、凧で空を飛んだりした事があるらしいので怪しい。
- シド
- シリーズ最初のシド。港町ポフトで、舎弟一人とともに飛空船による運送業を営んでいる。元フィン王国白騎士団団長と言う立派な人物であったが、飛空船にハマって仕事を投げ捨ててしまったらしい。
- 当然ながら飛空船に詳しく、同様の原理で稼動している大戦艦の破壊作戦において重要なヒントをくれる。また、複数の町を根こそぎ瓦礫の山に変えてしまう規模の竜巻から、一人で飛空船を守り抜くという離れ業もやってのける。
- 「いいか貸すだけだぞ」という名台詞を残して死亡。FC版では若作りなグラフィックだが、本当は高齢のヒゲのおじさんである。
- 皇帝

- パラメキア帝国皇帝。ウボァー。
- 巨大な竜巻を生み出しコントロールするほどの強大な魔力に加え、戦闘中にエリクサーを連打するなど金の方もトップクラスを誇る「FF2」最後の大物。一度死んで地獄に行くが、地獄でパワーアップして自力で生還(?)するあたり「地獄の沙汰も金次第」とはよく言ったものである。
- 断末魔「ウボァー」はあまりにも有名。「ディシディア ファイナルファンタジー」へ出演した際には声優による「ウボァー」再現に留まらず、ストーリーを進めるとより派手な「ウボァー」が聞けるというこだわりっぷり。他のキャラとの掛け合いでウボァーに対する突っ込みまである。
- ちなみに小説版では「マティウス」と言う名前があり、上記の「DFF」での最強武器の名前が「マティウスの悪意」であったり、「FF12」や「FFTA」で明らかに皇帝を意識した召喚獣「マティウス」が登場するなど微妙に公式化している。だが小説以外で彼がマティウスと呼ばれたことはあくまで無い。
地名
- アルテア
- スタート地点の町。
反乱軍の拠点があるため、フィン王国を奪回するまでは暫くここを中心にストーリーが進む。
なおFC版ではアルテアがある岬の南端は隣の地域の敵が出現するため、ゲーム開始直後に間違って南端に行くと瞬殺される。 - ガテア
- フィン王国と湖を挟んだ反対側に位置する村で、森に囲まれた小さな村。
どう見てもフィンの目の前だが、なぜか占領はされていない。 - フィン
- かつてパラメキアと世界を二分するとまで言われていた大国。大きな城と、その城下町からなる。
城下町は美しい町と言われて居たが、帝国軍に占領されてからはかなり荒れ、街中をモンスターが闊歩するようになってしまった。
この町の酒場はストーリーの都合上大変入りにくい場所にあるが、客はいっぱいいる様子。 - パルム
- フィンから見て東の方角にある港町。
同じ港町のポフトと交易が盛ん。と言うか港町はパルムとポフトの2つしかない。 - ポフト
- パルムから北東に暫く行ったところにある港町。港の他、シドの運営する飛空挺の発着所もある。
パルムから徒歩でも来れるがだいぶ遠いので、船に乗ってくることの方が多いだろう。
店の売り物はパルムとほぼ同じ。 - サラマンド
- ポフトからさらに北にある町。雪原に隣接しており、常に雪に覆われている。
ミスリルが採れる鉱山に近いため、帝国の占領下となっている。 - バフスク
- ポフトから東にある町。
帝国の占領下となっており、高台の上で大戦艦を建造させられている。 - カシュオーン
- バフスクから暫く南へ下ったところにある城。森に囲まれている。
帝国に滅ぼされたため、今は城にはモンスターしかいない。 - ディスト
- バフスクから東の方角にある島国。
竜騎士と飛竜が住んでいたが、それを危険視した帝国に真っ先に攻め落とされる。 - ミシディア
- 魔導士の町。
大昔に地獄の城・パンデモニウムがこの世に現れたときに、究極の魔法を編み出して世界の危機を救った魔導士たちの末裔が住む。
魔導士たちは究極の魔法を封印すると共に、魔法を国家間の争いに利用される事を恐れ、辺境の地に移り住んだ。
辺境の地に移り住んできたとは言え、特に排他的な町ではない。
殆ど全ての魔法が売っている他、武器防具も店で買える中では最高ランクのものが揃っている。
周辺のモンスターはかなり強いが、何とか頑張って序盤のうちにここまで歩いてきて装備を整えようとする人もいる。 - パラメキア
- 世界を征服した軍事国家。
位置的にはカシュオーンの南にあるが、城は険しい岩山の上にあるため、歩いてきても立ち入る事は出来ない。 - マハノン
- 後述の「ソウル・オブ・リバース」に登場する町。
要するに異世界の町である。
ソウル・オブ・リバース
GBA版にて初登場した、クリア後にプレイできる追加シナリオ。GBA版をベースとした後続の移植リメイクでもこの追加シナリオは入っており、PSP版、iPhone版、iPod touch版でもこの追加シナリオをプレイできる。
大まかな内容としては、本作のストーリー上で死亡したキャラクター達が、死んだ先で行き着いた世界での話となる。
登場人物はミンウ、スコット、ヨーゼフ、リチャードの4人。
スコット以外は本編で仲間になるキャラであり、本編でパーティから抜けた時点のステータスや装備を引き継ぐ。
「ソウル・オブ・リバース」は、本編のようにゴブリンから始まるような順を追った難易度ではないため、前もった育成の出来る3人を十分に育てていない場合、序盤でいきなり詰む可能性がある。
秘紋の迷宮
PSP版で新たに追加されたダンジョン。ポフトの町の周囲に計4つが点在している。このダンジョンは他と比べて変わっており、「紋」、すなわちワードメモリーシステムを駆使して進むシステムになっている。「ソウル・オブ・リバース」と異なりクリア後まで待つ必要は無く、ゲームの進行に合わせていつでも挑戦できる。
バグ技・裏技・外道技
- 最強剣ブラッドソード
- 制限プレイではまず間違いなく、一番最初に封印される武器。
- 後のシリーズに登場するものと同じく「与えたダメージをHPとして吸収できる」という効果を持つ。「FF2」のこれが何故最強剣なのかと言うと、ダメージ計算式が特殊だからである。
- 普通は攻撃するキャラの力とか武器の攻撃力とかを計算し敵の防御力を引いてヒット数を掛けて……と計算するが、ブラッドソードは「敵の最大HP÷16×ヒット数」これだけ。つまり相手が(アンデッド以外)誰であろうと、1ヒットあたり16分の1のダメージ、16ヒットすれば必殺。ラスボスにも平気で効く。
- 攻撃回数の最大値は16であり、熟練度を鍛えたりヘイストで補助してやれば1回の攻撃で16ヒットさせる事はラスボス相手であっても容易い。またFC版はブラッドソードが2本手に入るため、二刀流すればもっと容易に16ヒットする。つまり一撃で殺せるのである(一撃に拘らなくても、HPの高いラスボス相手だと普通に数千ダメージが出る)。
- なお敵にも全く同様の攻撃を行ってくる者がいるため、単なるバランスブレイカーであってバグではない、らしい。リメイク版でも、ブラッドソードが1本しか手に入らず二刀流が出来なくなっているという点以外何も変更されていない。PSP版では効かないボスが追加されたが…。
- 即死魔法
- 「FF2」には即死魔法がデス・デジョン・テレポ・ミニマム・トード・ブレイクの6種類も存在する。味方が受けると石化や小人化だが、敵に使えば一様に即死になる。しかも「FF2」の仕様上、すべて全体化可能である。
- これらは防がれにくい『変化』属性(デスだけ『死』)で、鍛えればボス格を含む大半の敵を一撃で倒せる。このうちミニマムとトードの成功率が比較的高く、プレイスタイルによっては中盤以降即死魔法が猛威を振るう。ボス級でも耐性を持っているのはラスボスくらいで、皇帝も一戦目は耐性が無いのでカエルになって終了。むしろザコのほうが防ぐ。
- ミニマムとトードのどちらを使うかは好みによる。トードは非売品だが、序盤に訪れるフィンの町の「キャプテン」が落とすため、すぐ手に入る(序盤のうちに倒すには工夫が必要だが)。また後述する「神経衰弱」では、トードのレベルによって景品が変化するというメリットもある。しかし下がりやすい「知性」に依存する黒魔法なので扱いにくい部分もある。
ミニマムはフィン奪回までストーリーを進めないと手に入らないが、ミニマムは白魔法で「精神」に依存する。精神は下がらないので扱いやすい。 - なおGBA版以降は同じ白魔法テレポの成功率が激増しているので、ミニマムの存在意義は皆無。しかもトードやミニマムよりも遥かに楽に手に入り、ミンウも最初から覚えている。ラスボス以外は相変わらず即死する運命にあるようだ。
- ※魔法干渉…「FF2」の武器・防具(PS版以降は防具のみ)には魔法干渉値というマスクパラメータが設定されている。この魔法干渉値が高いと魔法の威力や成功率が下がるようになっている。魔法干渉値は重装備のものほど高い(例:金属製防具>>>布製防具、鎧>>>胸当て)。これは打撃も魔法も強力な最強キャラを安直に作らせないための製作者側の対策であろう。尚、この作品に限らずファンタジー系の小説・ゲームには金属によって魔法が妨害されるという設定・描写のあるものが多い。後の「サガフロ2」などにも類似のシステムが見られる。
- パーティアタック
- 「FF2」では全ての行動が敵にも味方にも同様に行えるようになった事を利用した技。味方に攻撃してわざとHPやMPを減らす事によって、序盤から桁違いのHPを手に入れる事ができてしまう。なお味方への攻撃は「ケアルを敵にかける」仕様からの副産物で、パーティアタックは想定外とのこと。
やろうと思えばスタート直後の段階でHP9999を到達も不可能ではない(ちなみにFC版のHPの上限は65535。「あ5」とか表示がおかしくなるだけでカウンターストップしない。それどころかオーバーフローして1に戻る)。 - しかしやりすぎると敵が逃げる等の弊害が発生するようになるし、それ以前に本作のバランスではHP2000もあれば多すぎるほどである。この技で力押しできるのは良くて中盤までであり、やりすぎると逆に難易度を上げる可能性すらある。(後述。余談参照)
- ウォールデス
- FC版に存在する、いわゆるバグ技。
- ウォールと言う魔法は「ウォールのレベル以下の黒魔法をシャットアウトする」と言う効果を持つ防御魔法であるが、このウォールを対象のモンスターにかけ、そしてデスやトードなどの即死魔法の「シャットアウトに成功する」と、何故か敵が死ぬ。
- これは、即死魔法によってHPが0になるとかの部分はウォールで防がれるが、画面上に出ている敵キャラのグラフィックを消すという処理を防がないため、グラフィックが消される→HPとか残っていても敵キャラの存在自体が無くなって無意味、となって即死する、と言う理屈らしい。なおこの現象が起こっている時は、本来チェックされるはずの即死耐性の有無のチェックが無いため、ラスボスをデスで殺す事すら可能。
- ABキャンセル
- こちらもバグ技。ただしWSC版・PS版では正式な仕様(?)として引き続き実装されている。
- 先述の通り武器や魔法は使った回数だけ熟練度が溜まるが、コマンドを決定して次の順番のコマンド入力に進んだ時点で熟練度のカウントが1溜まる。これを利用してコマンド決定→キャンセル→またコマンド決定、とやると、実際は2、3ターン程度しか無い戦闘でも熟練度を100以上溜める事が可能であり、短時間で熟練度を上げてしまう事が出来る。なお4人目のキャラ(4人目がいない場合は3人目)はコマンド決定した時点でターンが始まってしまいキャンセルが出来ないため、この技によって熟練度を稼げない。
- GBA版、およびそのシステムをベースにした携帯アプリ版、PSP版、iPhone版、iPod touch版ではこの技は廃止されており、ターンが始まってキャラクターが実際にその行動を実行した時に初めて熟練度が加算されるようになった。これにより、行動する前に戦闘終了すると熟練度が上がらなくなってしまった…
- 盾素振り
- バグと言うより仕様の穴を付いた技だが、ABキャンセルと同じように熟練度を一気に稼ぐ技。GBA版以降でも通用する。
- 魔法は例えば「ファイアを5回、ケアルを3回使った」ならちゃんとファイアに5回分、ケアルに3回分の熟練度が加算されるが、武器は「剣で5回攻撃し、斧に持ち替えて3回攻撃して戦闘終了」だと斧に8回分の熟練度がまとめて入る。つまり武器を使った回数ではなく攻撃行動を取った総回数のみをカウントし、戦闘終了時に持っていた武器に全部プラスしてしまうのである。
- これを利用し、両手に盾を持つ(移植版なら両手盾だと盾を構える動作をするだけで何もしないため敵を殺さずに済む)事で100ターンくらい素振りをし、その後熟練度を上げたい武器に持ち替えて敵を倒す事で、100ターン分の熟練度が持ち替えた武器に入ると言う仕組み。
- ABキャンセルより時間はかかるし魔法に使えないという欠点があるが、4人目のキャラでも同様に出来る上に大半Aボタン押しっぱなしでいいのでかなり楽。
- なおFC版では両手盾でも攻撃するので、条件によるがあまり活用できない。そのためABキャンセルと比べて知名度は高くなかった。
- 神経衰弱
- 雪上船でできるミニゲーム。携帯アプリ版以外のリメイク版に存在する。神経衰弱をして、規定の回数以下のミスでクリアするとアイテムが貰える。
- アイテムと言っても、最高ランクのノーミスクリアの景品でもエリクシャー等の店で買える消耗品であるためそこまで豪華なものではないが、パーティ内の誰かがレベル16のトードの魔法を所有していると話が変わる。
源氏装備やイージスの盾等の強力な防具がラインナップされ、特に「パーフェクトクリアかつタイム更新」の景品であるイージスの盾は回避率が大幅に上がる最強の盾であるため、入手出来ると大幅にゲームが楽になる。そのくせ、ゲーム自体は「連続してゲームをやる限り、32パターンある並びが順番にループする」と言う仕様のため、メモを取れば容易にパーフェクトクリアが出来てしまう。
GBA版では、今までが4ミス~パーフェクトクリアの5段階だった景品が9ミスからの10段階に拡張され、イージスの盾は1ミスの第2位に変更。パーフェクトクリアに追加された景品は、なんと「マサムネ」。ラストダンジョンの隠し部屋でしか手に入らない最強の剣である。もちろん複数貰う事が可能であるため、最速でトードを16にしてマサムネを量産して……と言ったプレイで難易度が大きく下落してしまう。 - 本装備
- あらかじめ両手を素手、道具にに魔法の本を持たせた状態にしておき、戦闘中にアイテムを入れ替えることで発生するバグ。何故か武器として本を装備してしまい、しかもそのまま戦うことができてしまう。効果は本によって異なるが、大半の本は攻撃時にフリーズしたり、あるいは使えても効果がいまいちである。しかし、よりによって入手性の高いケアルの本とファイアの本の効果が非常に高かった(ブラッドソードと同効果)ために重宝された。
ただし、この状態でセーブすると、高確率でセーブデータが破壊される。調子に乗って泣きを見た人も非常に多い裏技である。 - この裏技を知ってか知らずか、続作のファイナルファンタジー3では本で戦う「学者」というジョブが登場した。本や辞典で敵を撲殺する非常にオリジナリティにあふれたジョブだったが、残念ながら4以降の作品では登場していない。
- さらにディシディアファイナルファンタジーにおいては、杖扱いの武器として「ファイアの本」というアイテムが登場する。スペック的にも杖シリーズの中で最強のアイテムである。こちらは完全に狙ってやっている(この件に限らず、DFFはファンの間でネタにされる事柄を遊びとして積極的に取り込んでいる)。
余談
- てったいしなければ ならかった
- フィン王国は帝国の攻撃を受け、撤退しなければならなかった訳では無いが、てったいしなければならかった。
- 要するに脱字、つまり誤植。初代FC版と、FCソフト「FF1・2」の説明書内に見られる。
- 「FF1・2」のソフト内と、WSC以降のリメイク版では「ならなかった」に修正されており、また携帯アプリ版など一部のリメイクでは「撤退をよぎなくされた」と言い回し自体が変更されている。
- 回避率至上システム
- 「FF2」では何よりもまず回避率が重要である。
- 何故かと言うと、リボン(全属性防御)などの防具で魔法などの「属性のついた状態異常」は防げるのだが「打撃の追加効果による状態異常」は全て無属性であるため、リボンでも防ぐ事が出来ず、攻撃自体を回避するしか防御手段が存在しない。毒や暗闇程度ならまだいいが、石化・混乱・さらには「死亡」の追加になると全滅の危険があるため、状態異常を防げるだけの回避率の確保は重要なのである。無駄にHPを上げても後半のステ異常には無力。
- もうひとつ、本作には先述の「ブラッドソード」攻撃を行ってくる敵がいる。ブラッドソード攻撃は防御力が無視されるため、こちらも攻撃そのものを回避しないと意味が無い。8ヒットを喰らえばどんなに鍛えていてもHPが半減する。
- 本作に登場する防具は主に2種類に分けられ、金属製で重い防具と、そうでない軽い防具の2種類がある。例えば鎧で言うと、服・ローブや胸当て系は重量が一律5しかないため、回避率を殆ど阻害せずに防御力や耐性を上げる事が出来る。一方で鎧は、ブロンズアーマーやミスリルアーマーなどの序盤の鎧はまあ我慢して使えなくもないレベルだが、終盤に登場する鎧は重量が40とか50とか平気であり、源氏の鎧に至っては79もあるため、これらは大幅に回避率を阻害し、防御力がいくつあるかに関わらず論外となる。兜や小手も同様(ちなみに防御力自体も序盤は鎧より胸当てのほうが高く、しかも値段も安い)。
- たとえ軽装であっても盾を持って回避率を高めることが重要となるのだが、盾を装備すると攻撃力が下がるので敬遠したプレイヤーも多く、難易度が高くなる理由となった。
- 難易度が高いという評価
- 発売当初から、インターネットによって攻略情報が広く出回るまでの間しばらく、「FF2」は前作やこれ以降の作に比べて異様に難易度が高い作品とされてきた。これは、システム自体が突き詰めると回避率重視であるくせに説明書では回避率に関してろくに触れておらず、攻略本に至ってはABキャンセルやパーティアタックなどの裏技を持て囃していたことに起因するようだ。
ABキャンセルで熟練度を上げすぎると敵がすぐ死んでしまうようになり、HPを上げすぎると敵がすぐ逃げるようになる。全武器魔法の熟練度を16にしたりするような極端にやり込むプレイヤーはともかく、サクサク進めるようになる程度にパーティの強化を目論んだ人はそこからのステータスの伸びが悪くなり、最終的には回避率が無いせいでクァールに即死させられ、無駄にHPが多いせいでデスライダーから大ダメージを食らい、ゲームを投げると言った事態がままあった。
なお最近の攻略本でも回避率や盾の重要性は大して書かれておらず、攻撃力が下がるのを嫌がって盾を装備しないプレイヤーはやはりステータス異常を喰らいまくった。 - 本当の(?)難易度
- 実際のところ、細かいことを考えずに、序盤から盾を使っていく程度で十分快適にプレイできるようになる。無論それだけでは対策として不十分で、何も考えなければたまに全滅することもあるかもしれないが、それを鑑みても特別難易度の高いゲームではなくなるだろう。多少シナリオ外での戦闘回数をこなして(普通のRPGでレベル上げするような感覚で)、素早さや熟練度、HPも若干成長させるとちょうどいい。
序盤から回避のみを極端に上げて、全く物理攻撃を受けなくするのは簡単だが、そこまでやる必要は無い、というより、これもゲームバランスを崩すという意味では過去の攻略と同じ行為であり、初回プレイヤーにはおすすめできない。 - アルテマの強さ
- 作中では究極の魔法として語られていたアルテマだが、使ってみるとその異様な弱さから、ミンウを無駄死にの代名詞にするまでに至っている。
- 具体的に言うと、レベル1のアルテマを撃つと100~800くらいのダメージが入る。ダメージは安定せず、だいたい多くて500程度。ホーリーやフレアでもレベル1ならこの半分以下のダメージなので強いようにも見えるが、使い込んでステータスを伸ばしたりレベルを上げたりすればどの魔法も500~1000くらいのダメージは普通に叩き出すようになるのに対して、アルテマはどれだけレベルを上げてもステータスを上げてもダメージが増えず、「せいぜい500」で留まる。
- これはどうやらバグではなく始めからこうなるように想定して作られていたようで、「アルテマは(使用者が)どんなに弱くても一定のダメージを与えられる魔法」とのコメントがある。確かにボスやプリン系など物理攻撃が殆ど通じないモンスターもいるけど……
- リメイク版ではこの点が見直され、条件しだいで9999ダメージを越える本物の究極魔法として復活した。ただし「他の全ての武器・魔法のレベルの平均値」で威力が決まるという特殊仕様であるため、育成の手間もかかるし、ミンウの命に見合うほど役に立つ魔法とは言いがたい。
- そんなわけで、まともに使うとリメイク版でも相変わらず弱い。しかし、アルテマが本当に弱いのはFC版(と、VC版とWSC版とPS版のオリジナルモード)だけであるとも言える。
ピコカキコ
| プレリュード(FFIIver) | |
| Battle Theme A | |
| Battle Theme B | |
| バンデモニウム城 | |
| FC‐FF2 反乱軍のテーマ | |
| 戦闘シーン2 | |
| 戦闘シーン3 |
関連動画
ダイジェスト・イベント
CM
TAS
BGM
関連商品
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%BCii


ページ番号: 530253
リビジョン番号: 1501604
読み:ファイナルファンタジーツー
初版作成日: 08/09/07 00:51 ◆ 最終更新日: 12/04/15 21:32
編集内容についての説明/コメント: 本装備について追記
記事編集 / 編集履歴を閲覧 / Twitterで紹介





JASRAC許諾番号: 9011622001Y31015
ヘッダー:固定
ヘッダー:追従