ファイヤーとは、ポケットモンスターに登場するNo.0146のポケモンである。初登場は赤・緑。
基礎データ | |||
---|---|---|---|
名前 | ファイヤー | タイプ | ほのお ひこう |
英語名 | Moltres | 高さ | 2.0m |
分類 | かえん | 重さ | 60.0kg |
性別比率 | 不明 | 特性 | プレッシャー |
― | |||
グループ | みはっけん | 夢特性 | ほのおのからだ |
孵化歩数 | 20480歩 | 捕捉率 | 3 |
世代 | 第一世代 | 努力値 | 特攻+3 |
進化 | 進化しない | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #146 | 主な体色 | 黄 |
ジョウト | #237 | ホウエン | #301 |
シンオウ | #― | イッシュ | #― |
カロス | #153(コースト) | アローラ | #― |
ガラル | #204(カンムリ) | ヒスイ | #― |
??? | #??? |
図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ポケットモンスターファイアレッド
- でんせつの とりポケモンの ひとつ。オレンジいろの もえるようなハネが みるものを あっとうする。
- ポケットモンスター青、ポケットモンスターリーフグリーン、X
- むかしから ひのとりでんせつとして しられる。 はばたくたびに はねが あかるく もえあがり うつくしい。
- ポケットモンスターピカチュウバージョン、Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- よぞら さえも あかく するほど はげしく もえあがる つばさで はばたく でんせつの とりポケモン。
- ポケットモンスター 金・銀、ポケットモンスター クリスタルバージョン
- はるの おとずれと ともに なんごくから とんでくると いわれる でんせつの とりポケモン。
- ポケットモンスタールビー・サファイア、ポケットモンスターエメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
- ほのおを あやつる でんせつの とりポケモン。からだが きずつくと かこうの マグマに はいり ぜんしんを もやして きずを いやすと いう。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、ポケットモンスタープラチナ、Y
- でんせつの とりポケモンの 1ぴき。 ファイヤーが すがたを みせると はるが おとずれると いわれている。
- ポケットモンスターソード
- 通常
- はばたくと つばさの ほのおが あかく うつくしく きらめく でんせつの とりポケモンの 1ぴき。
- ガラルのすがた
- れっかのごとき じゃあくな オーラに あてられると せいこんが つきはて まっしろに もえつきて しまうのだ。
- ポケットモンスターシールド
- 通常
- うつくしく もえあがる つばさで やまみちを てらし そうなんしゃを たすけたと いいつたえられている。
- ガラルのすがた
- じゃあくな オーラを ほのおのように もえあがらせる その すがたから ファイヤーと なづけられた。
概要
- カントー地方に住まう伝説のポケモン。三鳥のうちの一角。
- 第1世代ではチャンピオンロードの奥に生息していたが、リメイクされた第3世代ではともしびやまに引越している。その後プラチナではシンオウ地方を徘徊していたが、ハートゴールド・ソウルシルバーではシロガネ山に定住を決めていた。その後X・Yにおいて(最初にケロマツを選択した場合)またしても徘徊で登場。殿堂入り後、草むらで10回遭遇を繰り返すとアズール湾の小島に居つくので、そこで捕獲することが出来る。発電所や双子島にこだわりを見せるサンダーやフリーザーと異なり一度も定住ということをしていないため、放浪癖があるのではないかと噂されている。
- なお、X・Yにおける個体値決定タイミングはアズール湾内での戦闘開始時であり、シンクロも可能かつ3V保証(ただしその代償としてめざめるパワー格闘は使用できない)。BGMはカントー伝説共通の新規専用曲となっている。
- 第1世代では高い実力を持ちながら、当時炎タイプが冷遇されていたことや、レベルアップで覚える技がすさまじく貧弱だったこともあり、三鳥の中ではいらない子扱いされていた。
このために他の二鳥が大会出場を禁止される中、唯一規制がかからなかった。 - 実は第1世代では合計種族値が495と三鳥の中で一番高かった(サンダーは490、フリーザーは485)。三鳥の中では最も終盤に出現することもあり、公式的には最強格扱いだったのかもしれない。その割には上記のように残念性能だったのだが
- 近年では再研究がなされ、運用を誤らなければ初代でも十分戦えることが判明した。
- 赤・緑時代の公式絵では、嘴と足の色は体の炎の部分と同じ赤色であったが、近年のシリーズでは茶色で描かれている。
- 第2世代以降では本来の特攻の高さを発揮することが出来るようになり、にほんばれ+だいもんじの超火力で対戦相手をガンガン焼きまくった。また、特防ステータスの追加に伴い合計種族値も他の2体と同じ値に調整された。
- 大文字やエアスラッシュ、暴風、ソーラービームなどの特殊技で攻めるのが基本だが、攻撃も地味に高いので物理技も結構な威力。ゴッドバードはイメージにも合う。
- 準伝説ならではの高い合計種族値に加えて攻撃面も充実している。が、90という非常に微妙な素早さ種族値、サブウェポンとして所持率の高い岩技が四倍弱点、電気も二倍弱点というあたりで微妙な使いづらさがある。
同じ岩四倍でメジャーなウルガモスは蝶の舞によって多少相性が悪くてもゴリ押しが効くが、ファイヤーには強力な積み技が無いのも手伝いシングルでの使用率は余り高くない。 - とはいえ一致眼鏡暴風は調整されたヒードランすら強引に突破できる火力であり、雨におけるこだわり型や後述の耐久型での採用も増えてきている。
- 一方でローテーションバトルにおいては地面が無効であることや1ターンで出せる火力の問題、そもそもの環境が関係しウルガモス以上の採用率を誇る。ダブルにおいても神秘の守りを覚えることや要求される耐久水準の関係でまだまだ望みはあるといえるだろう。
- アタッカー以外では鬼火と羽休めを併用した物理受けの型や、鬼火(またはどくどく)とまもみがを併用した持久戦法も裏の選択肢として見られる。前者は低速相手なら例え岩技であろうと封殺でき、後者は天敵であるバンギラスやロトムさえ返り討ちにしうる。特に鬼火を採用した場合、調整次第ではあるが生半可な物理攻撃ではみがわりが破壊されなくなるため低PPだったり低命中だったりする技の使用を強いることができるようになり、アドバンテージが稼ぎやすい。
- 初代ではレベル技に「にらみつける」がある事で有名で、よくネタにされていた。
第二世代以降は覚えなくなっていたのだが、BW2でPWTのダウンロードトーナメントにまさかの「にらみつける」を覚えたファイヤーが登場。これはこのファイヤーが特別なだけで、BW2でもにらみつけるを自力習得する事はできない。公式自らにネタにされた事で賛否両論の様々な意見を生んでいるようだ。
初代で「にらみつける」を覚えた理由には諸説あるが、詳細はこちらの記事を参照。→ファイヤー:L51
なお近年はポケムーバー、ポケモンバンクを経由してVC版赤・緑などから現行世代に「にらみつける」ファイヤーを連れてくることが可能(但しポケムーバーの仕様に則り、公式大会では使用できない)。 - ピカブイではにらみつけるを再習得し、なぜかサンダーとフリーザーもにらみつけるを覚えるようになった。
- 剣盾では相手の特攻を下げる威力75の炎技マジカルフレイムを習得。デバフをかけながらそこそこの火力を出せ、おにびも覚えれば物理アタッカーと特殊アタッカーの両方に対応できる。ピカブイから引き続きにらみつけるも覚えられる。サンダーとフリーザーは使えなくなったのに…
- 言うまでもなくタマゴは未発見。ポケモンスナップに出てきたって?気のせい。ファイヤーはマグマの中から飛び出してきたんだし。
- 長らくアニメ本編出演経験がなかった(映画やSPに出たことはあった。また「ファイヤーの炎」自体はポケモンリーグの聖火として初代で出演している)が、2015年8月末の放送でめでたく初出演を果たす。サトシのヒノヤコマがファイアローに進化するきっかけとなった他、対決ではスピードに翻弄されつつもパワーの違いから圧倒した。
- 一部では真・唯一神ファイヤー様と呼ばれ、崇め奉られている。
- 「冠の雪原」ではリージョンフォームの登場が予告されている。
ガラルのすがた
- 原種の面影がほとんど無くなった、赤黒いじゃあくポケモン。
- 特定の条件を満たすと、ヨロイ島を飛び回る。自転車でも追いつくことは難しいので、捕獲の時はガラルファイヤーの通るルートを覚えて待ち伏せしよう。
- NPCのピオニーからは、原種ファイヤーのパチモン扱いされている。
- 専用技は威力90で20%の確率で相手をひるませる「もえあがるいかり」。シングルではあくのはどうの上位互換であり、ダブルでは相手2体に当たる強力な範囲技となる。
- 素の火力はそこまで高くないが、わるだくみ、特性「ぎゃくじょう」、ダイマックス時のダイアークなど火力を上げる方法が豊富。迂闊に弱点を点けば高めの耐久で耐えられてぎゃくじょうと持ち物のじゃくてんほけんが発動し大惨事…なんてこともある。ちょうはつやふいうちなどの小回りのきく技も揃っており、ガラルの三鳥の中でも一際強力なポケモンである。
- ただし原種とは違いはねやすめは覚えない。もし覚えていたら「ぎゃくじょう」を何度も発動させることが出来たのだが…
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