ファミリーコンピュータとは、1983年に任天堂から発売された家庭用ゲーム機である。略称はFC、ファミコン。
ファミリーコンピュータの概要
日本のビデオゲーム黎明期から創世記にかけて発売されたゲーム機。“ファミコンブーム”と呼ばれるような爆発的な大ヒットを飛ばし、その人気は日本のみならず世界規模の社会現象にまで発展した。
1980年代に一時代を築き、任天堂を世界的玩具メーカーに押し上げた伝説の家庭用ゲーム機である。
世界のビデオゲームの歴史を語る上で、絶対に欠かすことのできない存在である。
本体にカセットを差し込むことによりゲームを始めることができる。接触が悪いときはカセットに息をフーッフーッと吹きかけたりする(なお、この行為について任天堂は「錆びるからやめて!」と呼びかけている)。
コントローラーが標準で2つ付いており、最初から2人同時対戦することができる。
コントローラー2にはマイクが付属している代わりにスタートボタンとセレクトボタンが無く、これらの機能を使うことはできない。
1993年にAV(オーディオ・ビジュアル)仕様のファミコンが発売された。
ディスクシステムなどの周辺機器も従来通り可能だが、名前の通りAVケーブルへの接続が可能になっている(ただし、S端子ケーブル等には対応しておらず、それらの端子からは信号が出ない。また、RF端子への接続には専用のプラグが必要)。
さらに、イジェクトバーがなくなったり、カバーの蓋がバネ式になったり、コントローラーが接続型になっている(これによって1コン2コンのコントローラーの区別がなくなり、刺す場所で判断されるようになった)。
コントローラーの形状も丸みを帯びたつくりに変わっている。しかし、2コンのマイクが削除されてしまったため、「スターソルジャー」や「ゼルダの伝説」など、マイクが必要なプレイ・裏技ができなくなっている。
世代がスーパーファミコンに移って以降もファミコン本体は長く生産されていたが、半導体の性能の向上、技術の進歩などからファミコンの生産の継続が難しくなり、任天堂は生産終了を発表。2005年、スーパーファミコンと共に惜しまれつつ生産終了となり、20年の歴史に幕を下ろした。晩年は受注生産ながら少量を製造していたようである。
生産終了後もユーザーからは実機でファミコンをプレイしたいという需要があり、非ライセンス商品ではあるが様々なメーカーからファミコンの互換機が出されている。詳しくはファミコン互換機へ。
ファミコンのロット
赤白ファミコンのコントローラーにあるABボタンは通常丸いボタンだが、『スーパーマリオブラザーズ』が出る前の初期型は四角いボタンのコントローラーを同梱した本体が流通していた。さらに前のロットはそれに加え、コントローラの線が灰色だった。
この四角ボタンは連打に弱く、ボタンが取れたり埋もれてしまったりと、壊れやすかった。このファミコンを修理に出せば、丸ボタンのコントローラになって戻ってきていた。
このように、赤白のファミコンでも製造ロットによって微妙に違いがある。その違いは以下の表のとおり。
| ロット ※0 |
基板 ※1 |
製造番号 | 線 ※2 |
ボタン | 底面 | 拡張音源 音量 |
前面 シール |
FF マーク |
ガード ※3 |
遭遇率 |
| 初期の初期 | ? | ? | 灰 | 角 | つる | 中? | なし | なし | なし | 奇跡 |
| 初期 | ?~06 | ~H300万台 | 黒 | 角/丸 ※5 |
つる ※5 |
中 | なし | なし | なし | 低い |
| 中期 | 07 | H******** ※4 |
黒 | 丸 | ざら | 小/中 ※7 |
あり | なし/あり ※8 |
なし | 高い |
| 後期 | GPM-01・02 | HV******* HC******* |
黒 | 丸 | ざら | 大 | あり | あり | あり | 高い ※6 |
※0 適当につけた区別です。あしからず。
※1 HVC-CPU-以降の番号のみ記載。
※2 コントローラと本体を結ぶ線の事。
※3 カセット差込口の周りをガードしている金属の事。
※4 製造番号がカンストしているものもある(H0002203等)。それ以降は8桁になっている。
※5 HVC-CPU-06では、H3000000辺りから丸ボタン・底面ざらざらしているロットもある。
※6 HV*******の遭遇率は低い。
※7 H7000000辺りから拡張音源が若干大きめになっている。基板の色も、深黄緑から青緑になっている。
※8 H15000000辺りのけっこう新しいロットではFFマークが付いている。
※色が濃くなっている項目は、修理に出すと変化する可能性が高い項目。
基板ロットがHVC-CPU-GPM-*のものは、底面から見える基板の面積が広い。また、AV改造の際に部品が抵抗のみで済む(それ以外は信号増幅のためにトランジスタが必要)。
店によっては、複数のファミコンから部品を組み合わせて売っているところもあり、その場合は製造番号と基板などがかみ合わないことがある。たとえば、とある芋のレゲーショップでは、製造番号が300万台で基板が後期型(HVC-CPU-GPM-02)だったり、FFマーク付きなのに基板が初期型(HVC-CPU-05)だったりと、けっこうバラバラになっている。
よくあること
カセットを挿すところのカバーのフタが取れる- カセットを取り出すレバーが外れる
- RFスイッチの銅線を取り出そうと蝋で固めたカバーを外そうとするも、勢いあまって銅線ごと切ってしまう
- 銅線を切りすぎて気が付いたらあと5センチも無い状況に陥る
- ACアダプターを電源から外そうと触るも予想外の熱にビビる
- ACアダプターを仕舞う時にコードをグルグルに巻くことを繰り返し接触不良を起こす
- 上記の理由から、アダプターの接触部分をテープで固定する
- 親に隠される
- それを見つけるもまた隠される
- 仕舞いには親が隠した場所を忘れて大捜査に
- 飼っていたペットに電源を切られる
- 通りがかった親や兄弟の振動でバグる
- RPGなどで、だいぶ進んだのにセーブする前に停電する
- ソフトとの接触不良でセーブデータが消える(繋ぎっぱなしなら消えないなどの例も)
- 若気の至りで本体に落書きを施す。もしくはコロコロやボンボンなどについてくるシールを貼る
- 中古で買ったソフトの裏にある注意書き部分に油性ペンででかでかと前所有者らしき名前が書かれていた
- ファミスタなどで選手を交代する時に1コンのプレイヤーがスタートボタンを押してくれない
- 2コンのプレイヤーがプレイ中に、1コンのプレイヤーがスタートボタンを押して妨害
- 1コンのプレイヤーがプレイ中に、2コンのプレイヤーがマイクに向かって息を吹きかけたり「う゛~」と言って妨害
- ゲームの結果がリアルファイトに発展する
- そのすさまじい知名度から家庭用ゲーム機は全てファミコンと呼ぶ『親』が多い
- もしくはピコピコ
- 使っているうちに本体が黄ばんでくる
ファミリーコンピュータのソフト一覧
- スーパーマリオブラザーズ
- ドラゴンクエスト
- ファイナルファンタジー
- ゼルダの伝説
- ボンバーマン
- ロックマン
- ファイアーエムブレム
- 桃太郎電鉄
- 悪魔城ドラキュラ
- 女神転生
- メタルマックス
- がんばれゴエモン
- 探偵神宮寺三郎
商標に付いて
「ファミコン」及び「FAMICON」の商標は当初、SHARPが所有していた。 なので、SHARPは「テレビファミコン」「ツインファミコン」「ファミコンボックス」など 当社のファミリーコンピュータ互換製品に「ファミコン」の名称を多用していた経緯がある。 (ツインファミコンのディスクシステムのデモ画面が「FAMICON」の表示になってるのもこのため)
ファミリーコンピュータのお絵カキコ
ファミリーコンピュータの関連商品
関連動画
関連静画
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF


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読み:ファミリーコンピュータ
初版作成日: 08/05/21 20:31 ◆ 最終更新日: 12/01/28 12:18
編集内容についての説明/コメント: 商標について追記
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