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正式な邦題は「ファーミングシミュレーター2009～大地へ挑もう！ぼくらの農場生活～」。これは農業(農業機械)シミュレーションゲームである。
概要
数奇な運命でとある島の農場とオンボロ農機を手にしたプレイヤーは、これらを駆使して作物を育てお金儲けをしていく。開発元はドイツのソフトメーカーで、本国では爆発的人気であったらしい。海外では農機具のMODも多数配布されているほど。トラクターなどの農機はドイツの農業機械メーカー・AGCO社の協力の下、同社の農業機ブランド「FENDT」の製品を再現している。日本では株式会社ズーが完全日本語版を販売している。公式アドオン集の「GOLD EDIION」も発売されている
ゲームモード
- キャリア
ゲームの本編。手にした広大な農地に自由に手に入れ、作物を育てていく。作物を売って得た利益で新しい農機を購入したり、また種や肥料、農機の燃料といったランニングコストを捻出する。最初から持ってる農産物の違いから簡単、標準、難しいの3つの難易度あり。 - ミッション
チュートリアル兼用のモード。与えられたミッションを規定時間内にこなすことでクリアとなり、ミンッションの内容はキャリアで必要となる技術や知識を学ぶもの。クリアまでの所要時間や達成度に応じて、金銀銅の三つのメダルがもらえる。
登場人物
- 主人公
数奇な運命で農場を手に入れた人物にしてプレイヤーの分身。広大な農地を思うがままに開発していく富農。24時間休まず働けるなど、牛若丸三郎太も驚くワーカホリック。あれほどの農地を手にするような運命が何なのかはわからないが、一人で島にやってきて結構な資本を手にしている事実を鑑みると、リップシュタット戦役で敗れ亡命した元銀河帝国軍大佐とは別人であろう。 - 労働者
主人公に雇われる労働者。AIが操作。トラクターやコンバインを操作し農作業を手伝う。主人公の都合によって簡単に雇われたり解雇されたり、非正規雇用で良いように使われている不幸な人民。仕事が終わると労働賃金を受け取り、黙って立ち去っていく。作業は融通が利かないところがある。 - 一般ドライバー
島内の道路を乗用車で走る一般ドライバー。島の規模の割りに一般車両の数は結構多い。主人公が運転する暴走トラクターや爆走コンバインの餌食となり、弾き飛ばされることがしばしばある。
島の施設
- 農場
主人公が手にした農場。広大な農地を有する。次の項目で説明。 - 港
農産物を島外へ持っていく拠点。全ての作物を買い取ってくれるが、買い取り価格はセコい。なぜあんなに安いのか、アメリカの穀物メジャーの陰謀を感じる。G13型トラクターを注文してやりたい。トウモロコシはここでしか売れない。 - 製粉所
キャノーラ、大麦、小麦を買い取ってくれる所。 - 醸造所
お酒を造っているところ。大麦と小麦を買い取ってくれる。どんなお酒を造っているのか興味は尽きないが、その味を主人公が知ることはない。 - フェント販売店
農機を販売している店。バランス用の錘から大型のトラクターやコンバインまで、必要な機械は一通り買える。注文は離れた場所からでもできるが、商品の引き取りは店まで行かないといけない。島に散らばる空き瓶を集めるなどして信頼を得ていけば、下取り価格が上がっていく。最大で下取りが新品価格の85%に。その時は店の親父が「お前を島の仲間と認めてやるよ」と言っているに違いない。 - 教会
島にある唯一の教会で、決まった時間に鐘を鳴らしている。鐘を鳴らせば化け物が出てくる洋館から脱出できるとか、そういうことはない。 - 運動場
テニスコートやスケボーのコースを備えた運動場。主人公がそれらを楽しむことはできないが、馬力のあるトラクターならトリックは決められる、かも。 - スーパーマーケット
島に唯一のスーパーマーケット。なにがあっても中に入れてくれない、要するにただのオブジェクト。だが待てよと思う。もしかしたら主人公は島の住民から嫌われているのではないか？。なぁに、かえって免疫力がつく。島の住民の息遣いを感じれば、空気は読めるはずだ。 - 園芸センター
ガーデニング用品を売っている場所だが、もちろん主人公は買うことはできない。ここはパレットを運ぶアルバイトをする場所。フロントローダー付トラクターにパレットフォークを装着し、訪れてみよう。 - ビン回収箱
空き瓶の回収箱。空き瓶は所謂隠しパッケージで、島に散らばるこれを集めると農機の下取り価格が上がる。さすがに麻薬の包みでないあたり、GTAとの方向性の違いが感じられる。
農場の施設
- ガレージ
正面の扉が開いているガレージ。中や周囲に購入した農機具を保管しておくのに適した場所。雨が降ると盛大に雨漏りするが実害は無い。 - 納屋
上の窓から地面までベルトコンベアがかけられている納屋。このベルトコンベアにフォーク付きトラクターで藁ロールを乗せてやると、藁が窓まで上っていき、納屋の中に収まればお金がもらえる。物理演算に従って動いているので、藁が窓の入り口で引っかかりお金が入らないときもある。その時は次の藁ロールを送ってやることで、藁同士がぶつかって一緒に納屋に収まるかも。 - 牛小屋
牛がいるわけではないが、なぜか結構な面積を占めている牛小屋。 - 給油機
トラクターやコンバインに燃料を補給するための給油機。給油した分だけお金が引かれる。ゲームを再開すると給油機を使わなくても自動的に燃料が補給されているが、その時でもお金はしっかり引かれている。 - サイロ
作物を貯めておくためのサイロ。穀物の降し口までダンプで作物を運んで行って卸すと、作物に応じて自動的に分別されて作物ごとにサイロに貯められる。作物を出すときはダンプをサイロ真下の排出口まで持っていくと、自動的に口が開いて作物がダンプに積まれる。 - 牧草の降し場
フォレージワゴンに積んだ牧草を降ろすための場所。量に応じて現金が自動的に振り込まれる。 - 家
たぶん主人公が暮らす家。だが中には入れない。 - 農道
畑とサイロや納屋を結ぶ道。結構うねりがあるが、これがベイルトレイラーで藁を運ぶときには鬼門となる。耕運機や鋤で間違って耕してしまい、いつの間にか畑になっていることがある。 - 畑
作物を作付け主人公がお金を稼ぎ、運営費用や装備費を得るのに必要な場所。RPGでいうと敵が出てくるフィールドになる。 - 風力発電機
農場のあちらこちらにある風力発電機。大きなブレードが回転しており、近づくとブレードが空気を切り裂く音が聞こえる。幸いにしてバードストライクはないようで、首や胴体がひきちぎられた鳥の屍骸が周囲に散らばっていることは無い。
農作物
ゲームの主たる目的である、お金を稼ぐ手段。これを作らないことにはトラクターも走らないし、種のお金も払えない。
種類
- 大麦
お酒や麦飯の材料となる穀物。港、醸造所、製粉所で売れる。刈り取った後の藁を集めてロールにし商品化できるが、その為には専用の機械が必要。 - 小麦
パンや麺類、小麦粉など様々な使い方をされる穀物。港、醸造所、製粉所で売れる。大麦と同じように藁ロールを作れる。 - キャノーラ
菜種。これを絞ることで菜種油ができる。料理によく使われるもの。港と製粉所で売れる。他の作物と比べると単価が高めのようだが、作付面積が同じなら取れる量は少なめに感じる。 - トウモロコシ
スープやコーンフレーク、サラダなど様々な料理や飼料としても大量に使われている穀物。北海道では「とうきび」と言うが、人によってはさらに訛って「とうきみ」となり、下手をすれば農村地帯の販売所に「トーキミあります」という看板が出るなど、最早何かわからない呼称になっている場合も。刈り取るためにはトウモロコシ専用のカッターをコンバインに装着しなければならない。あのケチな港でしか売れない。 - 牧草(干草)
草食家畜の飼料となる草。そのまま刈り取っても牧草としてお金になるが、乾燥させてから干草にしてもよい。刈り取るためには専用の草刈機と、刈られた牧草をすくい上げるフォレージワゴンが必要。刈り取った牧草や干草は農場の荷卸場に降ろすことで換金できるが、干草はクアッドベイラーでロールにしてもよい。
価格の変動
作物の価格は変動している。価格はゲーム内時間の午前0時になると変わるので、売り時には注意が必要。翌日どのように価格が推移するか分からないので、より高値を期待して待っていると下落することもあるし、逆に売った翌日に高騰して悔しい思いをすることもある。おおよその相場を把握して、不満のない売り時を決めておかなければならない。
PDA
主人公が使う重要なアイテム。これで島の地図、天気予報、作物の現在の買い取り価格と前日比、現在の資金と作物の保管状況を見ることができる。
農業機械
農作業をするには当然機械が必要。どの作業にはどの機械が必要というのを把握しておかなければ、種は撒いたものの収穫できない事態にもなる。
トラクター
耕作、種まき、肥料散布、草刈、作物の運搬、移動の足と、これがなければ何もできない。最初は中古の75馬力で、人が走るより遅いようなのしか持っていない。だが我慢してお金を稼いでいけば、360馬力で50～60km/hは出る高性能モデルも買える。大量の作物を運びたい、作業効率を上げたいとなれば高性能トラクターは欠かせない。複数のトラクターを購入して労働者を雇えば、耕作や種付け作業をより迅速に行える。フロントローダーのついたトラクターと別売りのフォークなどを買えば、藁や干草のロールを持ち上げて片付けたり、パレットを運ぶアルバイトができる。何人たりとも俺の前は走らせねぇ。
コンバイン
作物を刈る機械。大麦、小麦、キャノーラ、トウモロコシはこれがないと収穫ができない。収穫のためには別売りのカッターを買う必要がある。やはり最初はボロいコンバインとカッターしかないが、作業効率向上のためには高性能モデルを買う必要が出てくる。ただし新品は安くても＄219000からと高いので、プレイにもよるが当面はボロを使い続けるしかない。
カッター
コンバインの先につけ、作物を刈り取る。これも初期からあるボロは作業幅が4mだが、大きいのでは7.7mにも。しかしコンバインと別売りの上、単価も＄26000(6m)からと結構高い。またトウモロコシだけは専用カッターが必要となり、これは作業幅7.5mで$16000。見方を変えればトウモロコシだけは作業効率の良いカッターが安価に手に入るということであるが、散々述べたように売却先があの港だから、金銭的に美味しいといえるかどうかは難しい。
ダンプ
作物を入れるためのダンプで、トラクターで牽引して運ぶ。コンバインからサイロへ、サイロから売却先へと、作物を扱うのに欠かせない道具。大中小とあり、大きいほど容量も大きいが重量も増える。ダンプ後部にも連結器があるので、ダンプ同士を連結しロードトレインにすることも可能。しかし大ダンプ重連に作物を満載した状態では、一番高性能なトラクターでもスピードはあまりでない。
クアッドベイラー
藁や干草をすくい上げてロールにするための機械で、トラクターで牽引する。走りながら拾った藁をロールにし、出来上がると排出して地面に落とす。それをローダーのフォークで拾って運び、農場のベルトコンベアへ載せる。
牧草用フォレージワゴン
地面に刈られて落ちた牧草や干草をすくい上げるワゴンで、トラクタ(ry。トラクターの前部に草刈機をつけるので、牧草をすくうだけなら刈りながらでもできる。拾った牧草や干草は、農場の荷卸場に降ろせばお金になる。
ベイルトレーラー
出来上がった藁や干草のロールを載せて運ぶトレイラー。積載したロールはトレイラーに固定されるわけではないので、ゆっくり運ばないと散らばる。大量のロールを運んでいるときは大惨事に。高価なものはより長く、より多くのロールを運べる。ベイルトレイラーでの運搬は非常に難易度が高い作業なので、別項目を設けて記す。
すき
畑を耕す器具で、トラクター後部に装着する。そのまま地面まで高さをさげれば、走行することで地面を耕せる。また回転させて歯の向きを変えることも可能であり、効率的な作業の為には活用するが吉。高いものの方が広く作業できるので、効率は高まる。
耕運機
トラクター後部に装着する器具で、すきで土を掘り起こした後に土を攪拌するもの、だったはず。
種まき機
名の通り。トラクター後部に装着し、作物のうちどの種を撒くかを決めてスイッチオン、高さを地面まで下げれば種まきができる。
噴霧器
肥料を作物に巻くための噴霧器。後部装着で、タンクと横一列にならんだ複数のノズルからなり、当然高い物は広く撒ける。耕して種を撒けば作物は育つが、成長途中の作物に噴霧器で肥料を撒けば少し効率よく育つ。化学肥料や農薬のやりすぎは土地をダメにするとも言うし、虫だらそんな恐ろしもの食べねぇけど、都会のモンは形の悪い野菜は食わねし、薬品や肥料も使うしかないべさ。近所の人に「草太さんが！草太さんが！」「土が、死んだ…」などと言われても気にせず、暗がりの中でライトを煌々と照らして遠慮なく噴霧器を使いましょう。
草刈り機
牧草を刈るための草刈り機。トラクターの前部又は後部に装着し、スイッチを入れて高さを下げると牧草を刈る。高いものが偉いのは他と同じ。
テッダー
ウィンドローア
刈った牧草を規則的に並べるための器具で、トラクター後部に装着。先述のように走りながら牧草を拾うこともできるが、これを使うことで牧草が規則的に並び、拾いやすくなる。刈りながらウィンドローアで規則的に並べ、その後でフォレージワゴンですくうと作業がしやすい。
錘
このように器具をトラクターの前または後ろにつけるが、当然その分だけ重心はそちらへ偏る。そのままでは前後重量配分が悪くなり、優れたハンドリングとオンザレールのコーナーリングが得られなくなる。そこで錘を載せることで前後重量配分をとり、スムースでシュアなハンドリングを取り戻す。
農作業の流れ
- 耕す
耕運機やすきを使って耕すわけだが、重要なのは一つの方向に向かって畝が平行に並ぶこと。良い苗床が優れた生産物を生み出すって聞いたし。ソースはトップギア。このことが特に重要なのは労働者を雇う場合で、基本的に隣の畝に沿って耕そうとするため、隣の畝が斜めだったりすると綺麗に耕せないばかりか、後々の作業効率も落ちる。まず自分でまっすぐな畝を端から端まで一本耕し、その後で労働者に任せたほうがいいと思う。 - 種撒く
耕したところに種を撒く。労働者は畝に沿って種を撒くようなので、前段の処理が悪いと効率的な種まきができないようだ。端から端まで種を撒き、隣の畝に移動しという作業を労働者に効率よくさせるには、先述の耕す段階での処理を綺麗にやっておいたほうがたぶん無難なはず。 - 肥料を撒く
これがなくても作物はできるが、やっておいたほうが少し効率よく収穫できるようだ。ミッション通り、芽が出てきたら散布しよう。 - 収穫
できた作物を収穫する、これぞ農業の喜び。牧草だけは草刈り機のついたトラクターで、それ以外はコンバインでやろう。注意が必要なのは、牧草以外は雨やひょうの日は作業ができないということ。天気には気をつけないといけない。労働者にコンバインを操作させ、自分はダンプを牽いたトラクターでコンバインと並走し作物を収穫するという、おなじみのアレもできる。 - 売る、保管する
収穫した作物をすぐに売ることはできる。ただ作物の買取単価が上がるまで待ちたい、ある程度貯めてからまとめて売却したい、などの思惑もあるだろう。その場合は農場のサイロへ持って行き保管する。 - 藁をロールにする
農作物に捨てるところなし。藁をロールにして農場のベルトコンベアに載せてロール用の納屋にしまえば、それはそれで金になる。 - 新しいマシンを手にする
こうして得たお金を元手に新しいマシンを買うことで、より作業効率を上げられる。何より、高性能なマシンは見るものに与える心理的影響も考慮されて設計しているのではないかというほど格好良い。格好が良くて効率も向上、最高ではないかね。農地には広い場所もあるので、そこでの作付けと収穫を行う場合はやはり高性能な農機を揃えるのは重要であろう。
ラスボス・ベイルトレーラー
ベイルトレーラーでの藁ロール運搬は、ゲーム内での作業としては最高難易度を誇る。云わばラスボス。原因は藁ロールとトレーラーが固定されない上に、僅かな揺れで藁が飛び散るように動き、跳ねるので。重力と摩擦よりも、藁自体の揺れのほうが力として勝っている模様。本物も同じかどうかは知らないが、たぶんゲームほどは酷くないはず。いかに少ない損害で藁ロールを運ぶか、そのための方法を以下に記す。尚、この説明では藁ロールは既に出来上がって畑にあるものとする。
用意する器具
ベイルトレーラー、ベイルトレーラーと連結するトラクター、フォーク付きトラクター
作業要領
- ベイルトレーラーとトラクターを連結し、藁ロールの近くまで持っていく。フォーク付きトラクターはそれとは別に現地へ運ぶ。重要なのはフォーク付きトラクターでベイルトレーラーを牽引しようとしないこと。フォーク付きトラクターでベイルトレーラーを牽引するとなると、藁をトレーラーに積載した後に再び連結作業をしなければならない。しかしその連結の衝撃にすら藁ロールは耐えられず、飛散する恐れがある。ともかくフォーク付きとトレーラー牽引機は別々にすべし。
- フォーク付きトラクターで藁をトレーラーに積載する。注意する点はなるべく綺麗に積むことと、欲張ってたくさん積もうとしないこと。トレーラーからはみ出さず、真っ直ぐ綺麗に積むと後々悲惨なことにならない。なぜならどうせ走行中の揺れで藁が崩れるので、積み方が汚いとあっという間にトレーラーから藁がなくなる。欲張って搭載しないというのも同様の理由で、詰め込みすぎると崩れた時に巻き添えをくらって脱落する藁が多くなる。一応上下二段に積める事になっているけど、一段に留めておいたほうが無難。
- トレーラーと連結したトラクターに乗り込み、藁を納屋の近くまで運ぶ。このときのコツはスピードをあまりださないことと、加速や減速をせずに一定の速度で走ること、曲がるときに急速回頭は控えること。その為、クルーズコントロールを1または2の状態で走るのが好ましい。スピードを出しすぎると、地面のうねりでトレーラーが跳ねて藁ロールが炸裂する。一定の速度で走るのは、加速や減速時のピッチングでトレーラーが揺れるとそれだけで藁ロールスプラッシュ！。急速回頭はもう分かると思う。エンジン回転数や速度のリミッター機能があるMODトラクターを使うと運びやすい。
- 納屋の前まできたら、素直に止まって藁ロールを降ろす。ここまできたら散らばろうがどうしようが、どうせフォークで納屋に入れるだけだから構わない。
補足事項
海外の非公式MODやGOLD EDITIONのベイルローダーを使えば確実に、効率的に藁ロールを運べる。機械は実在するものなので、リアル志向者にもお勧め。だけどここまで解説したのに、それは言わない約束でしょ、おとっつぁん。
GOLD EDITION
概要
2009年には公式アドオン集である「GOLD EDITION」(以下GE)が発売された。価格は6.99米ドル。含まれているのは作業幅が広くなった耕運機や播種機、ベイルローダー、自走散布機及びそれらの使用法を学ぶためのミッション。遊ぶには本編が必要。
システムとしては既存ゲームにMODとして追加するわけではなく、別にデータフォルダをつくり、一部のデータを共有して動いている模様。共有しているのはCドライブにある「ドキュメント/My Games/FarmingSimulator2009」(7の場合)フォルダで、この中には取り入れているMODとセーブデータが入っている。先述のGE用農機はProgram filesにある「Farming-Simulator 2009 Gold」フォルダに入っているので、本編とは共有されない。例えて言えば、最初に買った本編とGEはパラレルワールド。同時に存在して次元は共有しつつ、並列に存在している。よってGEを起動して専用MODの農機を購入した後で本編を起動しても、その農機は本編には存在しない。なぜならパラレルワールドの出来事だから。
そうか！わかったぞ！。なぜ主人公が数奇な運命で大きな農場を手に入れることはできたか。これはパラレルワールドを操作し、そこで人間がどう活動するか見るための、宇宙人の実験だったんだよ！。あのどこからともなく現れる乗用車は、全て監視の宇宙人だったんだ！。
GEは日本語版でも使用することは可能で、データの有償ダウンロードが手っ取り早い。ソースは僕が試した。ただし今まで述べた通り本編とは別に動くので、日本語表記は使えなくなる。またズーが正規に頒布しているものではないので、この文を読んで試した人にトラブルがあってもズーには一切責任が無い。もちろん説明した僕にも無いぞ。
導入方法 ※以下の実行は自己責任で頼む
- 公式サイトのアップデートサービス
に接続する。 - ばいなう。
- 必要事項を記入し、paypal決済かクレカ決済かを決める。
- 注文確定し決済。
- メールが送られてくる。このメールにはダウンロードサイトへのリンクとキーコードが記載されてくるので、絶対に削除しないこと。
- リンク先にアクセスし、キーコードを入力し認証を受ける。
- 適当な場所にアドオンパッチを落とす。
- パッチを起動。その時にコード入力を求められるので、先ほどのコードを入力して認証を受ける。
- インストール後に「Firming Simulator 2009 Gold Addon」の方を起動。新しい農機はフェント販売店から購入できる。
追加される農機
以下がアドオン導入で追加される農機。作業幅が広がるなどにより、標準のものより作業の効率化が可能。特に播種機と耕運機は作業速度がクルーズコントロール2(およそ20km/h)まで向上しているため、作業幅の拡大とあわせて作業時間の短縮につながっている。
- HORSCH Tiger 6 MT :$65,000
作業幅6mの耕運機 - HORSCH Terrano 8 FX :$49,000
作業幅7.5mの耕運機 - HORSCH Joker 6 CT :$17,000
作業幅6mの耕運機 - HORSCH Pronto 9 DC :$95,000
作業幅9mの播種機 - HORSCH Sprinter 8 ST :$82,000
作業幅8mの播種機 - Self-Propelled Sprayer :$30,000
作業幅33mの自走散布機。トラック型プラットフォームの荷台にタンクとノズルアームが搭載されたもの。 - Automatic Bale loader :$94,000
クアッドベイルを24個搭載できるベイルローダー。地面へ突き出たアームの部分にクアッドベイルを引っ掛けるだけで、自動的に搭載される。
MOD
この定義はファーミングシミュレーターにも当てはまる。ズーのサイトをチェックすると、MODを追加するためのパッチといくつかのMODが紹介されている。
日本語版でのMOD導入方法 ※やっぱり自己責任で頼む
- ズーのサイトからパッチを落としてあてて、ver1.1にする。
- どこかからMODデータを手に入れる。こことかお勧め。OFPで例えれば「OFP.info」並みの便利サイト。
- ドキュメントフォルダにあるはずの、「FarmingSimulator2009」フォルダを一生懸命探す。
- そこのMODフォルダにzipごと入れる。迷わず入れる。もしRARとかだったら中にzipが入っているはずだから、出して入れる。exeならダブルクリックするだけで勝手に入る。
- ゲーム起動。フェント販売店から導入した農機が購入できる。
MODの種類
大半が農機だが、アメリカの大きなトレーラートラックや、スポーツカーのマスタングなどの乗用車もある。農機は実在する機種を再現したリアル志向が中心で、トラクターのエンジン回転数や速度レンジを手動で調整するなど、機能のシミュレーションができるものも存在。他には標準のものより効果の高い肥料もある。
これらを活用することで、あなたの農作業が格段に快適且つ効率的になります。さらに従来のものより優れた農薬は、同一作付面積では収穫量も向上。農家様の経営改善にも貢献します。．/ΛJAにこにこではジョンディア、ニューホランド、ドイツ、フェント、ランボルギーニなど、世界の有名農機メーカーの製品を取り扱っております。また農作業や経営に関するご相談も承っております。
関連動画
参考動画
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外部リンク
関連コミュニティ
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関連項目
- 5
- 0pt
