フォッサ(けものフレンズ)とは、アプリなどのメディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール又はフレンズ(動物の擬人化キャラクター)である。
CV:桑島法子(アプリ版)、七海映子(アニメ版)、天希かのん(けもフレ3)
概要
マダガスカル島に生息するマダガスカルマングース科の肉食動物・フォッサのフレンズ。フォッサは遥か昔に島へ渡海してきた動物の子孫で、マダガスカル島では最大最強の動物である。
種の記憶が残っているのか、自分の故郷が大陸と隔絶された島である事を理解している。島内では最強で負けた事も無いらしいが、ソレは所謂「井の中の蛙」であり、島の外に出たら自分以上の強敵ばかりだという事実を知っている。そんな限られた場所では「百獣の王」という状況を「お飾りの王」と自虐している。「お飾りの王」から脱却するため、俺より強い奴に会いに行く精神で強いフレンズに挑み戦う事を望む求道者的フレンズ。勝ち負けには拘らず、勝負を通して自分を鍛え強くなろうと努力している。特に「百獣の王」であるライオンやトラのフレンズに興味を示している。
アニメ版およびぱびりおんでは気さくな性格に変化しているようで、上記の記載とは少し異なった雰囲気を出している。
外見
裾出しシャツに灰色のカーディガンを組み合わせ、濃い灰色のミニスカートを着用。元動物の体毛を反映してか肌の色は若干黒い。白色靴下にスニーカーを履いている。
髪型は黒色のショートヘア。瞳の色は薄いオレンジでツリ目。尻尾は身の丈以上の長さでムチのようにしなやか。
ゲームでの扱い
私はあるところでは百獣の王とも、呼ばれていた。まだ負けたこともないが、所詮は井の中の蛙だということを知っている……。
このままお飾りの王に甘んじているわけにはいかない。だからこそ、私は強者たちに挑もう。他にも王と呼ばれるものがいると聞く。敗北したとしてもそれもまた経験だ。
クール属性(青)のレアリティ度4のフレンズとして登場。コストは350・攻撃タイプは近距離・サイズはM。小型・中型のネコ科肉食哺乳類のフレンズが所属するグループ「にゃんにゃんファミリー」に加盟している。専用スキル「強者を求める切先」は敵チームの先頭1体に自身の攻撃力の5倍のダメージを与える効果。
シナリオ上では、「奮戦おひなさま! 桃の節句のスーパーひな壇防衛戦」にて初登場し、同時にスカウトにも追加。お内裏様を探していたモウコノウマ一行が見つけたのは、真の王を目指すべくキングコブラと戦いを行っていたフォッサ。しかしその戦いは一行の登場によって興冷めしたキングコブラによって中断とされてしまう。サーバルの何気ない一言でフォッサに追い打ちを掛けてしまうが、その一言がきっかけでモウコノウマによってお内裏様として指名される。そして、モウコノウマやお雛様役のヒメ(ヒメアリクイ)達と共に、ひな祭りコンテスト優勝を目指して奔走する。
その後、キングコブラの強敵クエストでは、あまりにしつこかったためか、名指しで出禁の看板を立てられていた(他にも看板が多数あり、『チーム・噛んじゃうぞ』メンバー以外締め出されている)が、彼女のある性格につけ込み、キングコブラの力を借りに来たサーバル共々再度戦うこととなった。
アニメでの活躍
ネコ目 マダガスカルマングース科 フォッサ属 フォッサ Fossa |
第2話「じゃんぐるちほー」で登場。ジャパリバスを探してじゃんぐるちほーの散策路を進むサーバル・かばんちゃん・ラッキービーストと遭遇する。サーバルのおっちょこちょいっぷりはじゃんぐるちほーでも有名なようだ。
一言二言の短い台詞や台詞無しが大半のじゃんぐるちほーのフレンズ紹介シーン登場フレンズだが、フォッサは比較的多めの台詞が用意されていた(それでも2話のメインフレンズであるコツメカワウソやジャガーと比べれば少ないが)。ツイッターの公式アカウントでもコツメカワウソ・ジャガー・インドゾウと共に紹介されている。
会話時の何とも言えない独特の演技はちょっとした話題になり、専用スレまで出来ているぞ。
ぱびりおんでの扱い
「しっぽ自慢の子、ほかにもいるかなー?」
2018年4月4日のじゃんぐるエリア解放と同時に観察可能になった。けもトークの枠の色は赤。一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「キミ」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
アニメ版での気さくな性格が採用されており、どちらかといえばひとりが気楽で好きなようだが、別に賑やかなのが苦手というわけでもないようである。
またサーバルに対しての認識もほぼそのままのようでサーバルのことを「トラブルメーカー(とそのお友達)」と呼んでおり、「そのお友達」部分のカラカルは「あんたといるとそんな呼ばれ方するわけ!?」と困惑している。とはいえこれはかなり希有なケースであり、大体の場合はちゃんとフレンズ名を呼ぶのだが、実は他にもコンゴウインコとオカピのことを「あっ、赤いのと茶色いの!」と言ったこともある[1]。
ジャガーから得意なことを聞かれて「樹に登ることと寝ることは得意」だと答えているが、他にも意外と体が柔らかいのかアマゾンツリーボア直伝の「にょろり」からの「ぐるり」というポーズに「なかなか難しい」と言いつつも「なかなかスジがいい」と言われている。実際にどんなポーズなのかは不明だが、話の流れからおそらくは「樹木に巻き付くヘビのポーズ」と言った感じのポーズと推測される。
樹をぶら下がるのにも使用する立派な尻尾が自慢のようで手入れもかかさないのだが、この尻尾はクズリやコツメカワウソたちからイタチの尻尾にそっくりだと言われている。またミナミコアリクイ姉妹の尻尾の違いについても言及していたりする。
ネクソン版での因縁相手であるキングコブラとは相手側のあーかいぶで「王様」について語り合っているのだが、キングコブラの理念である「民を助け、民に尽くし、民に従うもの」という持論に対して「王様ってそんな大変なのかなー。」「そんな王様にはなりたくないなー。気楽に行きたいよ。」と返している。
なお、上記のキングコブラとの王様談義の中で「人助け」という単語が使われているが、ぱびりおんではこの手の単語は「フレンズ助け」など、フレンズに置き換えられる事が多い中で、置き換えずに使っているのは少し珍しい事例である。また似たような置き換えでフレンズたちは「前脚」「後ろ脚」という動物だった頃の部位に基づく発言をすることがあるが、「後足」という発言がけもトーク内で確認されるフレンズのひとりである。
遊び道具の範囲が狭く少なくとも2020年までに出された遊び道具にはフォッサが引き寄せ対象に含まれているあそびどうぐは「さばんな」と「じゃんぐる」エリアが対象のモノのみであり、それに対応してけもトークも殆どが「じゃんぐる」のものである。
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関連項目
脚注
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- ページ番号: 5479024
- リビジョン番号: 3172300
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