フォトカノとは、角川ゲームスから2012年2月2日に発売された恋愛シミュレーションゲームである。
対応機種はPSPで、価格は7,140円。
概要
夏休みも終わる日のこと、主人公『前田一也』は父親から『デジタル一眼レフカメラ』を誕生日でもないのにプレゼントされるところからストーリーは始まる。
このカメラを使い、メインヒロインの心をつかみつつ、いかにして写真のモデルになってくれるか、そこがこのゲームのポイントである。
舞台は『光河(こうが)学園』。この高校で、夏休み明けの2ヶ月間、ゲーム中に様々なヒロイン達と過ごすことになる。
『PSPをカメラのように使う』といったシステムがある。Rボタンがシャッターとなっており、まさにカメラを思わせる。
『キミキス』でお馴染みのプロデューサー、杉山イチロウ氏がプロデュースする角川ゲームス最新作。今回は3DCGグラフィックを使用。今回は恐らく完全新作となることから、エンターブレインから発売されてきた『キミキス』、『アマガミ』などの繋がりは無いと思われる。
2011年7月6日より『フォトカノ』の魅力やシステム、キャラクターなどを紹介するラジオ番組『茉莉也と寿子のフォトカノ撮れたてポートレート』が始まった。パーソナリティは果音役・伊瀬茉莉也と早倉舞衣役・金元寿子。
また、ゲーム発売に先行して、柚木N'による漫画版が『電撃マ王』誌にて連載されている。
ゲームの目的
フォト部もしくは写真部に所属する主人公を操作して女の子と会話しつつ、時には美しく時にはエロく写真を撮影し、女の子の好感度を徐々に上げていく。そして、2ヶ月後の最後の日曜日に行われる学園祭で自分の活動の成果を女の子に見せ、告白を成功させるのが主な目的である。
システム
学校内で休み時間と放課後の計4回まで行動。ヒロインのアイコンが表示されている場所に行けばそのヒロインに関連したイベントが発生し、アイコンがない場所に行くと遭遇したヒロインと会話できる(誰もいない場合や、話しかけても断られる場合もある)。
会話は「バイオリズムマッチング」という独特のシステムで、波状のゲージの上を右から左に流れる様々な色に塗り分けられた?マークと同じ色の話題を選ぶ。ただし、波の上半分に?が来ていないと、相手のテンションを下げてしまう(同じ色の?が複数ある場合左側が優先)。うまく選ぶことができれば、相手の好感度とテンションが上昇していく。テンションを最大近くまで上げればヒロインに写真撮影を頼むことができるようになる。テンションが下がるとヒロインには逃げられてしまう。また、それとは別に「ドキドキハート」というゲージがあり、あまり恥ずかしい話題を振るとこのゲージも上昇していき、こちらがいっぱいになっても逃げられる。話題は5回まで選べるが、写真撮影を頼む「アタック」も一回の行動とされるため、事実上4回まで選べることになる。
写真撮影をOKしてもらえたら「フォトセッション」となる。ポーズを依頼して、そのポーズをとったヒロインに対して自分を動かし、角度や距離などを考えながらファインダーをのぞき、ここから傾きやズームなどを調整して理想の写真を目指す。撮影した写真は「ビューティフル」「エロティック」などの評価がされ、点数が付けられる。なお、ヒロインがとることができるポーズは恋愛レベルやドキドキハート、周辺の状態などによって変化する(恋愛レベルが低いと恥ずかしいポーズは取ってくれないなど)。
撮影した写真はヒロインに見せることが可能で、話しかける際に会話の代わりとして見せるか、フォトセッションで可能な回数(初期値は2回)ポーズを依頼した後に見せられる。ビューティフルな写真を見せれば好感度が上昇するだけでなく、ドキドキハートの最大値も増える。もちろん、点数が高ければヒロインの評価も高い。しかし、エロティックな写真を見せるとドン引きされ、好感度が下がってしまう。
また、撮影した写真のポイントは評価の分類ごとに経験値のように累積され、一定以上に達すればフォト部もしくは写真部の部長からご褒美として様々な技術を教えてもらえる。ビューティフルはフォト部、エロティックは写真部からご褒美をもらえる。フォト部からは会話を断られにくくなる・ポーズを断られにくくなるなどで、写真部からはフォトセッションの回数を増やしてもらえるなど。フォト部の教える技術のがエロスの技術のような気が…
ヒロインの好感度が右端まで達すると、行動時にストーリーイベントを示すハートマークを浮かべたアイコンが出るようになり、これを選ぶと好感度のゲージが増える。さらに最大値までためると再びハートマークのアイコンが出るようになり、これを選べば恋愛レベルが上昇。こうして学園祭までに好みのヒロインと親密になっていく。恋愛レベルによってヒロインの行動や撮影の自由度は変化する。恋愛レベルの最大値は6で、さらに好感度の状態により「スキ」「ヒタムキ」「ナカヨシ」に分かれ、イベントが変化する(ストーリーイベントは変わらない)。
また、下校時にヒロインを誘う(誘われる)こともあり、うまく誘うことができれば下校時もバイオリズムマッチングが始まる。普段の会話と同じくテンションを上げていき、アタックに成功すれば下校デートに誘える。こちらも恋愛レベルによって内容が変化する。カラオケに誘うと……。
なお、上記のとおり主人公はオープニングでフォト部か写真部のどちらかに所属することになるのだが、その時選んだ部によってストーリーの内容が変わる(前者はストーリーL、後者はストーリーHと呼ばれる)。
登場キャラクター
メインキャラクター
太字はメインヒロイン(パッケージヒロイン)。なお、深角友恵は条件を満たさないと攻略出来ない。
- 新見遙佳(にいみ はるか) CV:伊藤かな恵
- 室戸亜岐(むろと あき) CV:中原麻衣
- 早倉舞衣(さくら まい) CV:金元寿子
- 実原氷里(さねはら ひかり) CV:水橋かおり
- 間咲ののか(まさき ののか) CV:斎藤千和
- 柚ノ木梨奈(ゆのき りな) CV:大亀あすか
- 深角友恵(みすみ ともえ) CV:沢城みゆき ※公式でメインキャラクター扱いのため。
サブキャラクター(攻略可能)
- 前田果音(まえだ かのん) CV:伊瀬茉莉也 ※苗字は主人公の名前に合わせて変化
- 大谷桃子(おおたに ももこ) CV:遠藤綾
- 成田瑠宇(なりた るう) CV:長谷川明子
- 内田有子(うちだ ゆうこ) CV:高垣彩陽
サブキャラクター
- 紅林かつみ(くればやし かつみ) CV:水原薫
- 九堂博道(くどう ひろみち) CV:緑川光
- 中川行太(なかがわ いった) CV:白石稔
- 東孝(あずま たかし) CV:岡本信彦
- 喜多川美紗(きたがわ みさ) CV:世戸さおり
主人公
- デフォルトネーム:前田一也(まえだ かずや)
- クラス:2-B
- 所属部活:フォト部or写真部(プロローグでどちらか選択)
- CV:なし(プラスボックス付属のドラマCDでも声なしで、台本が付属しておりCVは「あなた」となっている)
新見遙佳とは幼馴染、間咲ののかとは中学からの同級生、果音は妹である。夏休み最後の日に父親からお古のデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)を譲り受けたことで写真に興味を持つ。それによって二学期初日に数多くの女性と知り合い、さらに今まで経験したことがなかった部活への所属もするようになるなど、大きく運命を変えることとなった。
姿はゲーム中に全く出てこないが、誰からも果音とは「全然似てない」と言われるうえに美人な新見とは全く釣り合っていないとからかわれる(それが原因で距離を置くようになった)ことなどからあまりイケメンではないらしい。また、開始時点で登場人物に知り合いは上記三名ぐらい。全員女性だがリア充かと言われると割とよく話すのはののか(男女関係なしに話せる)と果音(妹)ぐらいで、男性の知り合いは写真部に入部した場合のその部員以外は全くいないのでむしろ友達は少ない。写真を撮るようになってから一気に女性の知り合いが増えたことは作中の会話でもヒロインにつっこまれたりする。
中学生時代から「女の子にもてたい」という理由でダーツ・ビリヤード・ギターなど様々な趣味に手を出しているが、飽きっぽい性格のため長続きしていない。このせいでののかには「だっつん」「ビリー」というあだ名がつけられている。ただし、ダーツは現在でもマイダーツを所持しており、下校デート時にはダーツカフェに誘ってビリヤードかダーツをすることになる場合がある。カメラは長く続けられるという自信があるようだ。
『アマガミ』の橘純一と比較すると突き抜けたような紳士的言動は少ないが、カメラを持って考えることが「女の子を撮りたい」ということであったり、場所や相手の服装に関係なく写真を撮ろうとしたり、妹やヒロインの胸が気になったり、下校時にデートに誘ってポッキーゲームをやったり、プールのフェンスが欠けてるのをいいことに隠し撮りしたりとなかなか紳士的な言動を見せる場合も多い。ただ、性格は最初にある程度設定は可能(マッチング会話の選択肢に影響)だが、根っこはせいぜい年相応程度でそこまで変態ではないようだ。
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関連項目
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リビジョン番号: 1532017
読み:フォトカノ
初版作成日: 10/12/21 12:29 ◆ 最終更新日: 12/05/18 10:38
編集内容についての説明/コメント: 登場キャラクターのところを少し修正
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