フォリア状態とは、衝撃的な事象が立て続けに起きたため、大概のことでは驚かなくなったと宣言した後で、予想をはるかに超える事象が起きてしまい、前言を撤回して驚いてしまう様のことである。
転じて、あまりの衝撃的な出来事に、思わず驚かざるを得ない状態のことを意味する。
概要
元ネタはスーパーロボット大戦OG外伝第18話「放たれた凶獣」より。
フォリア・エストの所属するクライ・ウルブズは、突如暴走したイェッツトレジセイアを捕獲するために出撃する。そこへティスが乱入してきたと思えば、イェッツトはグリートやクノッヘンを生み出し、さらにマスタッシュマンことソウルゲインが参戦。あげくの果てにはソウルゲインの中から突然レッド・オーガことペルゼイン・リヒカイトが出てきたりと、衝撃的な出来事が立て続けに発生。その様はまさにカオスの一言である。
そんな中、何者かが戦場に接近。ここまで立て続けにサプライズイベントを経験してきたフォリアは、
「チッ!もう大概のことじゃ驚かねぇぞ!!」
と発言。
実際、プレイヤーもこれ以上のサプライズイベントはないと高を括っていたが、そこに現れたのはなんとグランゾン。
これにはさすがのフォリアも、
「ぜ、前言撤回……驚きました!!」
と、前言を撤回して驚かざるを得なかった。まぁグランゾンなら仕方ない。
このあまりに見事なフラグの立てっぷりと、その後のとても素直な驚きっぷりが一部のファンの心を掴み、あまりに想定外な出来事に遭遇し、唖然とすることを「フォリア状態」と呼ぶようになったとかならなかったとか。
使用例
- それも私だった時。
- スパロボZ-SPDにキングゲイナーからXAN-斬-がえらいチートステータスで敵として参戦したと思ったら、お禿様ご本人が戦闘アニメの修正コンテをノーギャラで切ってた時。
- ジ・インスペクターにおいて、ホワイトスター決戦時にグランゾンが突然乱入。指先一つでブラックホールクラスターをぶちかました時。
- 魔装機神がリメイクしたと思ったら続編が出た時。
- お金を貸したと思ったら、とんでもない額を借りていた時。
- 第2次スーパーロボット大戦OGでイングが参戦し、スパロボEXのシナリオが再現されると判明した時。と思ったら、ヒュッケバインシリーズが全て破壊された時。ディフェンスに定評のあるラッセルが隠し武器の入手条件だった時。それも私だぁぁぁぁぁ・・・!
- これまで様々な作品がスパロボに参戦し、版権的に厳しいといわれてきたガオガイガーやグレンラガン、ゾイド等も参戦が実現。ロボじゃないのも人型じゃないのもアニメじゃないのも参戦したり、もう大概の作品の新規参戦じゃ驚かないぞと思っていたときに新作、スーパーロボット大戦UXが発表。
新規参戦作に、エロゲ原作のデモンベイン、ぶっちゃけ初音ミクなフェイ・イェンHD、まさかのリアルガンダム(しかもよりによって刹那)との共演を果たしたSDガンダム三国伝、鉄のラインバレル(原作版)などがまとめて入っていると知った時。 - スーパーロボット大戦OEの新規参戦作にこれまで散々参戦できるかが議論され続けたパトレイバー、予想のしようもなかったケロロ軍曹がおり、さらについに復活をはたしたZZを筆頭にゾイド、エルガイムなど様々な作品が参戦していると知った時。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇に翠星のガルガンティア、トップをねらえ2!が参戦したと思ったらフルメタル・パニック!(原作小説版)が参戦、動くレーバテインの初お目見えがスパロボだった時。
- スーパーロボット大戦BXに機甲界ガリアン、巨神ゴーグ、機動戦士ガンダムAGEなどの新規参戦が続々と参戦したと思ったらマクロス30(原作媒体がアニメでないゲーム出身)と騎士ガンダムが参戦し、『チッ!もう大概のことじゃ驚かねぇぞ!!』と思ってたらPV第2弾でマジンカイザーSKLが漫画版の必殺技を引っさげて登場、更に真マジンガーのくろがね5人衆に変な奴が増えたぞ!
- スーパーロボット大戦X-Ωでは、設定上難しそうなSTAR DRIVER 輝きのタクトやゼーガペインが新規参戦。その後ソーシャルゲームというフットワークの軽さを活かしてか期間限定参戦枠が登場、アイドルマスターXENOGLOSSIAが新規参戦する。この流れで『チッ!もう大概の事じゃ驚かねぇぞ!!』と思ってたら、その期間限定の新規参戦枠にクレヨンしんちゃんが登場、冗談のように言われていたカンタムロボ参戦が真実となってしまった時。
そこから主人公が生身でATと戦うボトムズ外伝「機甲猟兵メロウリンク」正式参戦、掟破りの特撮作品コラボタイトル「ゴジラ対エヴァンゲリオン」、アイマス繋がりから劇中劇二例目[1]となる「アイドルマスター(アニメ)」劇中劇「無尽合体キサラギ」+後に「アイドルマスター シンデレラガールズ」名義で「きらりんロボ」を引き連れ再参戦、そしてゴジラでもやらなかった特撮作品そのもの「恐竜戦隊ジュウレンジャー」、さらには「ロボットガールズZ」と「サン娘」の参戦すらインパクトがあるのに、それと同時に書き起こしロボットデザインをわざわざ用意し「ハッカドール」参戦、そしてギャグアニメの前例こそあるが放送中告知というタイミングで「ヘボット!」参戦と、定期的に我々をフォリア状態に陥れてくる。但し、この中で期間限定ではないのはメロウリンクのみ。 - スーパーロボット大戦Vでは機動戦士ガンダムΖΖの復活、クロスボーン・ガンダムシリーズの再参戦、そして何より機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイの参戦が遂に決定。ガンダム以外にも、ガオガイガーに次ぐ勇者シリーズ参戦2作目となる勇者特急マイトガインの登場、まさかの漫画媒体から真マジンガーZERO、完全新規参戦作品にクロスアンジュ 天使と竜の輪舞が登場。これらだけでも十分インパクトは強いのだが、何と宇宙戦艦ヤマト2199が参戦。ロボットの前提すら完全に破壊されてしまった時。
トドメと言わんばかりの追加情報で、剣鉄也の駆る新たなスパロボオリジナルマジンガー「マジンエンペラーG」、そしてスパロボ25周年記念として「グルンガスト」と、まさかの「ヒュッケバイン」が新たなパイロットを加えゲスト出演すると知った時。
その他募集中。
元ネタが確認できる動画
13分32秒より前言撤回発言
関連動画
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関連コミュニティ
関連項目
- スーパーロボット大戦
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- スーパーロボット大戦UX
- スーパーロボット大戦OE
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- スーパーロボット大戦BX
- スーパーロボット大戦X-Ω
- スーパーロボット大戦V
- グランゾン
- ポルナレフ状態
脚注
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