フランケンシュタインとは、イギリスのメアリ・シェリーによる小説、及び同作品の主人公である。
屢々頭にボルトを刺した継ぎ接ぎの大男を指してこの呼名が用いられるが誤りである。この名はその人造人間を生み出した科学者のものであり、人造人間に名前は存在しない。
概要
正式な題名は『フランケンシュタイン あるいは現代のプロメテウス』(Frankenstein; or, The Modern Prometheus) であるが、多くの場合単に『フランケンシュタイン』と呼称される。
1816年、メアリは後の夫パーシー・シェリー、異母妹クレア・クレアモント、詩人G・G・バイロン、医師ジョン・ポリドリと共にレマン湖畔の屋敷 "ディオダディ館" でお互いに怖い話を創って披露しあうという催しを行った。そこでメアリが書上げたものこそ本作である (ちなみに同企画発の有名作品の中にはポリドリの『吸血鬼』(The Vampyre) が挙げられる) 。1818年匿名で出版された。1831年の改訂第三版以降メアリの名が記されており、現在書店に並んでいるのはこの版である。
位置付け
本作にはある青年が科学の知識を基に新しい生命を創出すという空想科学小説的な要素と、人外の存在に命を狙われるという恐怖小説的な要素が含まれており、本作はSFとホラー両ジャンルの古典的名作として知られている。特にブライアン・オールディズが本作をSFの "種の起原" と位置付けた事は有名であり、屢々ロボット・人工知能SF等 "創造主 (人間)" と "被創造物 (機械)" の関係を描く作品の元祖とも言われる。
怪物について
ある科学者が自ら創りあげた人造人間に襲われる。
多く読まれているとは言い難い本作であるが、上記の様な内容であるという事は広く知られている。この一文は非常にシンプルに作品内容を書き現したものであるが、よく用いられる無表情の大男というステレオタイプな外見図と相俟って、フランケンシュタインの怪物は冷酷非道でとても人間とは相容れない存在であるというイメージが先行してしまっている。
もし同怪物に対し上の様な先入観を持っている方がいれば、是非下の市場で買って読んで欲しい。彼は実際かなり可哀相な奴なのである。
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関連項目
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ページ番号: 3171899
リビジョン番号: 391080
読み:フランケンシュタイン
初版作成日: 09/05/14 23:00 ◆ 最終更新日: 09/08/10 19:23
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