『フルメタル・ジャケット』とは、
- スタンリー・キューブリック監督(英)の1987年のアメリカ映画で、ベトナム戦争を題材にした戦争映画。
- 貫通力を増すために、弾芯に金属製の覆い(Jacket、ジャケット)を被せたもの。被覆鋼弾、完全被甲弾。
以下、1.について記述する。
概要
アメリカ戦争映画としては珍しくいわゆるヒーロー物ではなく、戦地の陰鬱さや悲惨さを描いた傑作。
映画は二部構成になっていて、前半は教練所での新兵教育、後半はベトナム派遣後での戦場の物語になる。演出では、得意のシンメトリー画面や戦場での戦闘シーンに、当時の報道カメラマンが使用したカメラを用いて、戦場を走る兵士の手ぶれ撮影などが行われている。
フルメタル・ジャケットとは、鉛の弾丸をニッケルその他の別金属で覆った弾丸のこと。着弾時の激しい変形を抑えて銃創を「衛生的」にしたり、熔けた鉛が銃身内部を傷つけたりするのを防ぐ働きをもつ。
詳しくはウィキペディア
参照。
映画の原作はグスタフ・ハスフォードの小説『The Short-Timers』。日本では映画公開当時に『フルメタル・ジャケット』の題で発売された。相違としてはハートマン軍曹が「ガーハイム砲兵軍曹」となっている他、映画版では教練所と市街地戦の二部構成になっているのに対し、小説ではケサンのジャングルを舞台にしたパトロールを含めた全三部構成である点が挙げられる。
あらすじ
新米海兵隊J.T.デイヴィス(ニックネームはジョーカー)は、海兵訓練所で鬼軍曹ハートマンの地獄の訓練を受け、ベトナム戦地に赴き戦争の悲惨さを目の当たりにする。
ネット媒体での扱い
ニコニコ動画等ネット媒体では主にハートマン軍曹の「親身なシゴキ」「心温まる叱責」や、「逃げるやつはベトコンだ、逃げないやつは訓練されたベトコンだ」でおなじみのヘリ機関銃手がAA化され、台詞が改変されてコメディ化するなどの映画本編よりも有名になっている。
余談
ハートマン軍曹を演じるロナルド・リー・アーメイが元海兵隊の軍人であることは良く知られている。
元々彼は演技指導の為にこの映画に関わる予定であったが、その「シゴキ」があまりにも迫力があったために急遽ハートマン軍曹役として出演することになった。
ちなみに、本来ハートマン軍曹役で出演するはずだったティム・コルセリは上記のヘリ機関銃手として出演することとなった。
この功績をアメリカ政府から称えられ、リー・アーメイはアメリカ合衆国軍人の中で”唯一”除隊後の昇進を果たしている。
関連動画
関連商品
関連項目
- 映画の一覧
- スタンリー・キューブリック
- 博士の異常な愛情(スタンリー・キューブリック)
- 地獄の黙示録(フランシス・コッポラ)
- ハンバーガーヒル(ジョン・アービン)
- 愛と青春の旅立ち(テイラー・ハックフォード)
- ベトナム戦争
- テト攻勢
- ハートマン軍曹
- 微笑みデブ
- キルゴア中佐
- ファミコンウォーズ
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読み:フルメタルジャケット
初版作成日: 08/07/02 00:42 ◆ 最終更新日: 11/12/04 14:38
編集内容についての説明/コメント: タイトルを正式なものに変更、ついでに原作小説の解説を追加
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