単語記事: フルメタル・パニック!アナザー

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フルメタル・パニック!アナザーとは、メキシコ人、ホセオークロ又はホセサントス尚人執筆、賀東招二原案・監修によるフルメタル・パニック!シリーズのスピンアウト作品である。

あらすじ

あの戦いから十数年…。ノ瀬達哉は都立高校に通う、機械いじりが大好きな普通高校生難な人生を楽しんでいた達哉だったが、ある日暴走した正体不明のASに突如襲われてしまう。

殺される!そう思った間、の前に現れたのは、美少女アデリーナだった。
しかし、大怪を負っていた彼女は、善戦虚しく倒れてしまう。達哉はアデリーナと妹を守るため、触れたこともないASに乗り込むことに。

その決断が、彼の運命を大きく変質させていく――。

富士見ファンタジア文庫公式ストーリー紹介より転載

概要

ソの冷戦が終結してより十数年、全面核戦争の脅威は去り、かつての大達は軍縮を選ぶも、地域紛争の火種は世界各地に存在し、ASはありふれた兵器として世界中の戦場でみかけるポピュラーな存在となっている。

また、AS技術は民間作業用機械としてPS(パワースレイブ)に転用、普及が進みつつある。主人公であるノ瀬達哉は、幼少より実家の土木建築業に用いられているPS<ダイダラ>に染んでいる。

土木建築業を営む父親の手伝いでPSを使っての仕事の最中、達哉はアデリーナと運命的な出会いをする…。

フルメタル・パニック!(以下フルメタ世界の十数年後の世界を舞台にした作品。
以下「アナザー」と略す。

当初はボーナストラックまたはファンサービス的な作品(ASバリエーションの紹介にフレーバーテキストでの紹介、と言った形など)として較的軽めの企画だったらしい。
が、企画が進行するにつれ徐々に規模が拡大、あれよあれよと話が進み担当編集の鼻息も荒くなり、気付けば携わった人(キャラデザ四季童子メカデザ:海老川兼武/渭原敏明))が集結、結局はブラザーが徹底監修する形で開始する事になる。ファン歓喜。

詳しくはWikipediaのアナザーの項、又はアナザー各巻を購入し、後書きを参照されたし(ここ宣伝)。

尚、スピンアウト作品ではあるものの本編シリーズを知らない、またはアニメふもっふ位しか知らないという人であってもメカヒロイン主人公と活劇というフォーマットに適正があるなら、すんなり楽しめる作品に仕上がっている。ほぼ忠実にストーリーを追う、作画:たいち庸によるコミック版もスタートラノベ小説が苦手な人はご検討されたし。

主な登場人物

D.O.M.S.関係者

日本

  • 溝呂木
    「ロッケンロールなんだよ!!」
    AS-1の開発主任。恵寿重工所属。手な頭にピアスグラサン白衣を着たチンピラのようである。肩書きが肩書きなのだが、紹介されないとそうと理解できないロックな格好と生き様をする男。物事を「ロッケンロール」であるか、そうでないかで判断する。そうでなければロッキンポ扱いである。矢沢永吉信者。この男がいなければ、世界的にも類を見ないロックな機を持ったASは造られなかったかもしれない。
    AS-1がD.O.M.S.へ預けられる際、データ分析並びメンテナンス要員として一緒に同行する事となった。AS-1のデータ取りの為ならと、ちょっとマッドサイエンティストな気質も見え隠れ。ロックというより浪節な事もロックと称する事も。

  • 論、正気で本気だとも」
    日本衆議院議員。未だ年齢は40代前後の、議員としては当選三期の若手と言っていい人物だが、政治家としての確かな資質と、防衛・外交問題への強さを備え、与党内で頭を表してきた。
    自衛隊AS暴走事件という不祥事発生の際、計画が凍結されたAS-1について、破りとも言える案を立てたのもこの議員である。ただし、ネーミングセンスは壊滅的に悪い。
  • 下村
    「表沙汰になれば、私もあなたもタダではすみませんな」
    陸上自衛隊の一等陸佐。ソ連崩壊後の非対称戦の増加など世界情勢がまぐるしく変わる中、時流から自衛隊PMCによる訓練が決定された際、交渉、揮の総括を任された人物。
    十数年前におきた巨大ASテロ事件で部下を為す術もなく失い、自らも足を負傷してASに乗れなくなった日以来、日本には強いASが必要と96AS-1計画の推進に携わってきた様子。AS-1計画凍結の際、議員が述べた策について一時正気を疑うもののをくくる。AS-1存続の生命線となるその策のため、D.O.M.S.とのパイプ役を始めとして、AS-1計画のために動くこととなる。
  • 小野寺太郎
    バカ野郎、女房子供がいるから味わう苦労ってやつがあるんだよ」
    高校のOBにして、生徒からはオノDのあだなで親しまれている地理教師。ちなみに妻子持ち。達哉に対しては真剣に将来を心配し、進学は断られたものの高校は絶対に卒業するようにと強い口調で諭す。
    アデリーナやクララが達哉を迎えに高校に訪れた際、クララの顔にかの面影を見たのか「どこかで会った気がする」とつぶやいた。 
  • 之瀬由加里
    「もう、クララちゃんったら、相変わらずカワイイんだから」
    達哉と同じく高校に通う建築業を営む之瀬において、事全般をまかなういわば出来た…であるが、料理の腕前は料理としては高い方であるものの、スガモ屋と言う品食材をよく扱う店と懇意なためか、標準的な料理の中に結構な頻度で味というかゲテモノ食材を使った料理を準備する。その面はさておき、性格も含めて亡くなった母親に似てきたとは、父親並び達哉の談。
    ゲテモノ料理好きの面を除いて非常に出来たである事は間違いないのだが、類の可愛いもの好きで、の達哉を心配してD.O.M.S.社に訪れた際、部屋を訪れたクララを見つけるなり撫でたり嗅いだりめたりしゃぶったり(?)と思う存分した。 その後もTPOは弁えつつも、虎視々とクララを堪する機会を狙っている。クララに再会した際の変ぶりから、達哉の幼馴染である牧に「何かキャラ変わってない?」とドン引きされた。
  • 之瀬俊之
    お前が決めただ。がどうこう言うことじゃねぇよ」
    之瀬建設の社長、というか親方。常に財政が火のの会社を切り盛りする、江戸っ子気質の頑固親父方は既に故人で、男手一つで息子を育ててきた。自分の学のさを嘆いており、息子にはっ当な教育と就職を望んでいたため、達哉がを継ぐと(少々なげやりに)言った際は喧になりかけた。
    会社がある事件をきっかけに大損を被った際、達哉がPMCであるD.O.M.S.に行くと言い出した時は殴り合いの大喧になり、達弥は勘当同然に。だが、の報告に加え、帰ってきた息子の成長に感じ入る物があったのか、以降は理解を示すようになる。 

  • 「タッくんは私たちと違って、もう向こう側の人間なのかも」
    達弥の幼馴染。同じく高校に通う、さっぱりとした性格の明朗快活な少女眼鏡。アデリーナが来日した際は、言葉が通じない状況でも常識知らずのアデリーナに臆すことく仕切ったり諌めたりと世話を焼いた。達哉がどこか遠くに行ってしまう予感に気づいてはいるが、それまでの日常の時間を大切にしたいとも考えている。
  • 武村健
    「きっと、行ってしまうだろうね」
    大柄で純そうな見たの、達哉のクラスメート。達哉、と共に過ごす内、いつの間にか3人でいつもつるむのが当たり前になっていた間柄。伝統ある高校ラグビー部のキャプテンゲーマーであり、ゲーセンによく通う。温厚な性格だが、時折みせる達哉の経さにを荒げることも。

ラシッド王国

  • ユースフ・ビン・ムハンマド・ビン・カーリム・アル・ケートリー
    「こういう戦い方も、悪くない」
    ラシッド王第三王子称はユースフ。エキゾチックな雰囲気を醸し出す細面のイケメン。3巻の表参照。同AS教導団令だったが、様々な経緯からD.O.M.S.へ出向する事になった。その際のコールサインはオシラ5。
    幼少より王の人間としての厳格な教育を並々ならぬ努で自らの糧にしてきた青年で、礼節精地位を備え料理もできる上に、戦術揮にAS操縦、格闘や射撃といった技術も修めた「絵に描いたような王子様」である。ただし、模擬戦の経緯から事あるごとに達哉とり合ったり、空気が読めなかったり、度々歴史や文献から微妙にずれた引用をしてったり、イスラム教における禁忌(ハラーム)に当たらなければ色々積極的に見聞を広めたがったり、戦闘中に芝居がかったセリフを言ったりと、残念なイケメン補かもしれない。
    尚、初登場時のイメージでは面の青年だったと賀東氏はっている。 
  • ハッサン・ビン・ジャスイーム
    「それがしでよければ、いつまでもお供いたしますぞ、殿下
    ラシッド陸軍中佐。幼少の頃よりユースフに仕える忠実な守役。ひげをたくわえたちょっと太めな、じいやポジション。単なる付き人ではなく、AS操縦技術など軍人としての技量もある。ユースフの態度や言葉、成長に、(傍から見れば大げさだが本人はいたって大まじめ)すぐ感動する。ただ心酔するだけでなく、必要なときはきちんと諫める。
  • サミーラ・ビント・ハッサン
    「……女の嗜み」
    幼少よりユースフに仕えるハッサン。今はユースフ付きの女。褐色肌無表情メイドさん。無表情ではあるが感動・関心ではなく、無表情ですっとぼけた態度で接しつつも常にユースフの身を案じている。 スカート下から色々必要な具を取り出したりする上、AS操縦技術を修めており、メイド衣装で搭乗してAS挺降下やAS格闘をこなす逸材。大特価グラム100円
  •  マルヤム・ビント・アブドゥラ
    「お待ちしておりました、が背の君様!!」
     ラシッド王最大の港を有するアムルの有者、アブドゥラ・アル・アテヤ氏の。ユースフとの関係に、D.O.M.S.関係者は皆びっくり。クララの同年代に見える幼い少女。物は丁寧で可憐とまさにお様なのだが、食事の味に関しては何故か醤油に傾倒しており、クララやアデリーナ達とのショッピングの最中に立ち寄ったカフェで、アデリーナがマイマヨ、マルヤムがマイ醤油と火を散らしたりもする。年代が近い為か、ユースフを除けばクララと最も交友を深める。

組織

登場機体

登場機体については、ASPS共にアーム・スレイブの記事を参照。

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読み:フルメタルパニックアナザー
初版作成日: 12/03/15 20:52 ◆ 最終更新日: 16/01/19 14:18
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フルメタル・パニック!アナザーについて語るスレ

189 : ななしのよっしん :2016/02/26(金) 21:22:44 ID: pdxdiQHBYX
レナードAIを手段として使い、バニは共に戦う戦友?として操縦者の基本人格を元にした成長するAIを作ったけどクルピンスキーはただの丸コピだった
不思議ドライバも結局『パーツ』がきゃ発動出来ないから「自」の発露とは程遠い、別ベクトルの物だったのかなぁ。自分の事も達也の存在がいと自覚できないと考えると勝手にコピーされた挙句自身の存在を認められないまま、コピーコピーと言われ続けたこいつが一番の被者に思えてならない
190 : ななしのよっしん :2016/02/27(土) 14:06:22 ID: Fapbll+QBn
12巻のネタバレ発言ってもうオッケー?
オッケーなら最後に達哉が自覚とはいえしでかしたあれについて話したいんだが
191 : ななしのよっしん :2016/02/27(土) 14:20:31 ID: V0uFjgPsZz
ネタバレ注意をして数行ければいいんじゃないですかね…
192 : ななしのよっしん :2016/02/27(土) 17:09:26 ID: Fapbll+QBn
んじゃ書く
下ネタバレ注意





とうとう終わってしまったが、気持ちのいち読後感があるな

で、それはそれとして最後の戦いで発動してた『追従しきれないECSの残像』ってそれミラージュコロイドデスティニーガンダム)というか、もうはっきり言ってM.E.P.E.を意識してるよなぁ?
読んでてちょっとくすりとしてしまったのだが。

あと最後のトドメを担うのがレイヴンじゃなくてダイダラってのは、あれは『最後は元いた世界に帰る』というメッセージみたいなものなんだろうか
193 : ななしのよっしん :2016/02/27(土) 22:34:48 ID: pdxdiQHBYX
あれは本編サビーナ機のオマじゃね?
それっぽいこ下村も言ってたし
194 : ななしのよっしん :2016/03/18(金) 02:50:51 ID: D/V6qWflUj
12巻最後の船の下りが、かなめとその子共だったらいいなぁと思って読んでた
195 : ななしのよっしん :2016/03/20(日) 14:19:30 ID: CpzZ8BYPmc
最終巻、例のシーンで「その時、蒼穹へ」が
脳内再生されたのは自分だけじゃないはずだ

そういえばアーバレストはよく飛んでたけど
ペレーター乗っけたままっていうのは初めてか
196 : ななしのよっしん :2016/03/26(土) 18:00:37 ID: eDcwnOoJ5y
この話の後、ジオトロン社がどうなったのか気になるな。
軍需産業とはいえガルナスタンの一件でアメリカにも「やりすぎた」とみなされて、トップは2人連続で殺されるわカエサルプロジェクトでの大量生産とバリストラすら使い潰した費用とか。
M9の修で胡口をいでると言われてる状況で立て直せるのか怪しい気がする。
197 : ななしのよっしん :2016/04/03(日) 06:49:19 ID: FKOsAf9CvL
>>195
テッサ助けるときは飛んでるよVMCで。あとはご存知レーバテインアレ

ところでふと思ったが後日談で達哉の操縦の咄嗟の判断が落ちてたのと、
「どんどんそういったことが色あせて抜け落ちていく」ってのは
コピ=自分の戦争での才を倒したからソレが抜け落ちていっているって事かな?
198 : ななしのよっしん :2016/04/03(日) 11:30:06 ID: NZhMjs39LA
戦場の人間が、戦いを終えたので
日常の人間へ戻れた、ということだと思う
彼はもう、戦う人でなくてはならない理由がないんだよね
彼の日常を脅かす「敵」はいないから

「敵」がいなくならず、
千鳥日常を守るためには戦い続けなくてはならないソースケとの対かな…
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