ブラスター(blaster)とは、映画『スターウォーズ』の銀河系において広く一般に普及している武器である。
概要
エネルギー弾を撃ちだす射撃用武器。形状は現実世界の拳銃やライフルに準じている。
軍隊や一般市民やゴロツキなどの幅広い層で扱われており、サイズはピストルサイズのものからライフル、キャノンまで幅広くあり、現実世界における実体弾を発射する銃の代替品となっている。
交換式のパワーセルから供給される粒子エネルギーを撃ちだす発射機構を持っており、サイズや出力にもよるが生物に対して撃てば有機細胞を焼き焦がすほどの激しい爆発が起き、建造物などに対しては大きな穴を開ける。
多くのブラスターには、麻痺と殺傷の切り替えをでき、敵に対してダメージの度合いを調整できる機能が付属している。麻痺モードで撃たれた場合、一時的に体が動かせなくなるが、回復は可能。一方、殺傷モードで撃たれた場合、ピストルサイズのブラスターでも一撃で全身が黒こげになる。ストームトルーパーの防護服も、ほとんど意味をなさない。
効果音が非常に特徴的な為、印象に残る。ピュンピュン→ウッ、アッー
ブラスター・ピストルやブラスター・ライフルの主な使い手は、旧三部作ではハン・ソロ、ボバ・フェット、多数のストームトルーパーなど。新三部作ではバトルドロイド、ドロイデカ、スーパー・バトルドロイド、ジャンゴ・フェット、多数のクローントルーパーなど。
ジェダイとブラスター
広く使われている武器ではあるが、ライトセイバーを使うジェダイにはあまり好まれない。エピソードⅣではオビ=ワン・ケノービが「(ライトセイバーと比べて)無粋なブラスター」と言及している。また、同じくオビ=ワンがクローン大戦時にグリーヴァス将軍との戦いでブラスターで止めを刺した際にも、やむなく使ったものの「ほんとは使いたくなかった」という節の発言をしている。
ジェダイ相手にブラスターを使うと、ライトセイバーで偏向され撃ち返しを食らうことが多い。しかし、ブラスターに熟練したジャンゴ・フェットレベルになると、ジェダイナイト相手でもブラスターで渡り合うことが可能になる。また、いくらジェダイナイトといえども数の暴力には勝てず、エピソードⅡのジオノーシスの戦いではブラスター装備のバトルドロイドの大軍相手に多数の死傷者を出している。
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