クダケロオォ
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ヤミノシンエンニテジュウクニモガキウゴメクイカヅチヨカノモノニシュウウノゴトクウチツケロ!
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概要
ブラッドヴェインとはヴァルキリープロファイルに登場する中ボスである。声をあてているのは範馬勇次郎などでおなじみの乃村健次氏。
桁外れに高い体力と暴力的なまでの殲滅力を引っさげてプレイヤーの前に立ちはだかり、数々のプレイヤーを絶望の奈落へと叩き落とした極悪なボスキャラである。何の対策もせずに挑むとほぼ確実に返り討ちにされ、ちょっとした対策を立てて挑むと数ターンに渡って嬲り殺しにされる。Bエンドであればこいつをスルーすることも可能だが、Aエンドでは必ずこの暴君を乗り越えていかなければならない。そのため、多くのプレイヤーがこの圧倒的な強さに太刀打ちできず、アスガルド丘陵の道中で途方にくれてしまう。
巨大な体躯を持ったドラゴンで、ドラゴンらしからぬ隆々たる筋肉の表面をいかにも堅そうな灰緑色の肌が覆う。兇悪な人相から張り出した獰猛な大顎から鋭い牙がその姿を覗かせ、その爪は一振りで人を両断できそうなほど大きくて鋭い。その背中にはボロ雑巾のような羽が申し訳程度についているだけである。そしてドットがやけに動く。
以上のようにもう強キャラとしか思えないような戦々恐々たる容姿を持っており、戦ってみると見た目通りやっぱり強い。いや、強すぎる。
強さ
はじめに宣言しておこう。こいつに弱点らしい弱点などは存在しない。 無理やりそうした概念をひねり出すならば、「大きい」ことぐらいだろうか。どう見てもドラゴンなのだが何故か竜属性がついておらず、こいつの前ではドラゴンスレイヤーが壊れやすいただの棒切れに成り下がる。
攻撃力
文句なしに高い。攻撃力は本編最強、魔力に至ってはラスボスの倍以上もある。攻撃の引き出しも異常に豊富で、やけにピヨりやすい通常攻撃をはじめ、全体を焼き尽くすブレス、石化必至のディジーズテンペスト、2万という魔力から放たれる破壊的な魔法、そしてみんなのトラウマ「グラビティブレス」など凶悪な芸達者ぶりを誇る。極め付けは通常攻撃→火炎→魔法の絶命フルコースが飛んでくるデスサンクションを惜しげもなく連発してくる。
やけに全体攻撃が豊富なので運が悪ければ魔法使いが1~2ターンで昇天し、後を追うように戦士キャラがバタバタと倒れていく。何の対策もしていなければあっという間に全滅するだろう。
防御力
もちろん耐久力も一級である。防御力は1000。生命力は22万。鈍重そうな巨躯に似合わず回避率もそこそこ高い。生半可な攻撃ではこ揺るぎもせず、準備を怠れば生命力を0にするのは果てしなく遠い道のりになるだろう。これだけでも十分厄介なのに、10ターンごとにキュアプラムスを使用する。これを使われたら最後、プレイヤーが死力を振り絞って減らしに減らした体力はほぼ全快まで回復し、ここまでの労力は水泡に帰す。いつ全滅するともしれない消耗戦に耐えつつ、途方もない22万マラソンを経て、ゴール目前でこの仕打ち。多くのプレイヤーは手膝をついて絶望したことだろう。
血反吐が出るほど強いのにこのキュアプラムスを使ってくるせいでプレイヤーは厳しい短期決戦を強いられる。プレイヤーはこの破格の破壊力と生命力を恐れ敬い、その名を心に刻み込む。
攻略
ここまでで述べてきたように、理不尽な強さを持つブラッドヴェインだがまるで歯が立たない、というわけではない。ブラッドヴェインも強いが、エインフェリア達のポテンシャルだって凄まじい。慣れてくれば弱キャラでも勝てるし、むしろ最高の腕試しとしてブラッドヴェインとの戦いを心待ちにするプレイヤーだっている。
とはいえ初見でブラッドヴェインを圧倒するのは難しいだろう。初心者プレイヤーの中には上級配列変換も持たず、貧弱な装備のまま彼と戦うはめになる者もいるはずだ。そうした方々にとっては途轍もなく高い壁といえるだろう。ただ、ブラッドヴェインが強すぎるため、ネット上には対ブラッドヴェインの戦法が広く流布している。故にここではそうした攻略法を概観するにとどめておこう。
防御策
主にガッツとオートアイテムが重宝される。併用すればガッツで生き残った仲間がオートアイテムで死んだ仲間を蘇生していく。スキルに回復と蘇生を任せて攻撃に全力を傾けるという戦術である。この戦術は驚くほど汎用性が高く、物量にものを言わせれば大抵の敵には勝ててしまうという半ば反則的な側面を持つため、ストイックなプレイヤーからは敬遠されがち。
次点でエクストリームガード、スタンチェック・ドラグーンフェイス、パラライズチェックなどを装備してグラビティブレスや火炎を耐え抜くという方法がある。ガッツやオートアイテムを取り忘れたプレイヤーはこの方法に頼らざるを得なくなるだろう。ブラッドヴェインは雷属性と火属性の攻撃を多用してくるため有用な戦術といえる。特にエクストリームガードは火耐性に加え完全防御率も高めでなかなかいい仕事をしてくれる。…がハードモードではチャプター2-3の神界フェイズで1つしか入手できず、取り逃していると泣ける。あとブラッドヴェインの通常魔法ですら即死圏内なので、余裕があれば聖属性の耐性も合わせたい。そこまでしても回復を怠るとすぐにやられるが・・・・・・。リフレクトソーサリーで反射するのも手だが、CTが高すぎるので、手数が足りなくなるかもしれない。そのさらに次点でノーブルエリクサーやエンジェルキュリオと運でゴリ押しする戦法も存在する。
攻撃策
広く用いられるものとして、マイトポーションやらマイトレインフォースやらで攻撃力を上げに上げ、強力な武器を装備して烈火のごとく畳み掛けるという戦術がある。優秀な装備の調達に長けた熟練プレイヤーなら一回の攻撃で体力の半分以上を奪い去るだろう。攻撃も重要だが、紫炎石を稼ぎやすいキャラも重宝される。魔法や決め技をコンスタントに連発できるからだ。こうした火力重視の戦法の影にはキュアプラムスがちらついていることは言うまでもない。
以下、ブラッドヴェイン戦に適正がありそうなエインフェリアをここに記す。
アリューゼ 洵
決め技が強力かつアシスト力に長けた二人。ハードモードであれば妖剣クロムレア(通常技×0.3、決め技×1.5)を装備することでさらに有用度は上がる。ベリナスは決め技の2hit目にこの強化が乗らない仕様にっなっており不憫。
アリューゼはタフで通常技、決め技共にゲージ増加値が高く、強い。ファイナリティブラストはゲージ増加値が80もあるため、決め技連携3番手に適任。自身の攻撃力を1.33倍にしつつ下記の槍闘士にバトンタッチ出来る。ただしCTが6もあるため、一回の連携で決められる調整をするか、連発するための紫炎石をどう稼ぐかが課題になる。
洵はゲージ増加値は低いが千光刃は15hitもするため、そのまま次のキャラの攻撃力を1.15倍にアップさせる事が出来る。その上CTが2のため最低でも2ターンに1回は決め技を打てるので上記の通り妖剣クロムレアとの相性の良さは計り知れないものとなる。また同じCT2のロウファと組めば最低2ターンに1回、千光刃→ジャストストリームの連携が可能。
攻撃力3000の化け物ウェポン「剛槍ダイナソア」があればたちまち主力の座に躍り出る。おまけにドラゴンドレッドとジャストストリームの威力が驚くほど高い。補助魔法とヤク漬けで強化すればごっそりと体力を削り取る。フェアリィリングを装備すれば毎ターン撃てるのもヤバい。高めの体力にも注目したい。
攻撃力はまるで期待できないが、補助としては優秀。的が大きいのでダウンさえさせれば大量の紫炎石とヒット数が見込め、決め技の連発に不自由しない上威力の底上げも期待できる。同じ役割を持つルシオがいなくなるので、その貢献度は計り知れないものがあるだろう。
ここに記述すべきか微妙なところだが、一応。「弱キャラ」だの「役に立ってない」だの「ヘタレ」だの「カナヅチ」だの「神界に送ってすぐに死ぬキャラ」だの散々な異名を持つ彼だが、ことブラッドヴェイン戦にしては適性を発揮する。特に攻撃力2400の剛弓ベルセルクアローを持っていれば白鳥のように大化けする。ベルセルクアローの攻撃回数は1と非常に少ないがエイミングウィスプが使えるのでさほど気にはならない。ラウリィにとって、対ブラッドヴェイン戦は決め技のレイヤーストームが最も輝く瞬間である。敵が大きければ大きいほど威力が上がるレイヤーストームにとって体が大きいブラッドヴェインは格好の的といえる。普通に打っても与えるダメージは絶大で、工夫してラウリィの眼前までブラッドヴェインを移動させればどえらい高ダメージを拝むことができるだろう。
魔導師×2
戦士の決め技や、大魔法セレスティアルスターでごり押しもいいが、ブラッドヴェインの図体ならイグニートジャベリンを5hitさせられる。そしてフェアリィリングを装備させてCTを2減少させることでこのイグニートジャベリンに加え、~レインフォース系、レデュース~系を毎ターン発動可能で、状況にってはアイテムでの補助も出来るため、魔導師が棒立ちにならず安定した立ち回りが出来る。ただし大魔法セラフィックローサイトは火力、ゲージ増加値、CT的な意味で全く使えないので撃たないこと。どうしても撃つならトドメに中魔法を。またブレスディスラプション、デスサンクションのコンボは一段目の打撃さえ回避すれば無償で済むので、あえて魔導師を前衛にしてスキル「アデプトイリュージョン」の発動に期待するのもいい。イージーモードの場合はこの魔導師×2の編成がもっともラク。
しかし、基本的にはだれを使ってもいい。奇をてらって何の価値もない男やパン練屋を登用しても勝機はある。
また上で全く触れられなかったヴァルキリー様については、上記エインフェリア達が強いので、全モードで入手可能な「神弓エルヴンボウ」を装備してhit数、紫炎石稼ぎに専念するといい。ただしバドラックのような稼ぎ役がいる場合は剣を装備し、パーティの火力を底上げする。また序盤に生成出来る剣「ライトニングエッジ」を装備して最後列に配置するとグラビティブレスを完全無効化(1人だけでなく全員のダメージを無効化しDMEに転化)出来るためブラッドヴェインのHPが30%近くになったらこの剣を装備して最後列に配置し、アイテム回復orクリスタルを投げつけるという戦略もアリ。ヴァルキリー様便利すぎ。
その他
倒せば魔剣レヴァンテインが手に入る。攻撃力は高いがストーリーの都合上恩恵を感じる場面は限られている。
この後に登場するフェンリルも強いが、アーティファクト等で瞬殺できるのであまり話題に上がらない。とはいえ、まともに戦えばこちらもかなり厄介。
セラフィックゲートには強化ブラッドヴェインともいえるドラゴンタイラントが登場する。ブラッドヴェインと違い体色は赤い。HPは四倍以上に膨れ上がり、攻撃力も高くなっている。しかも場合によっては二体まとめてかかってくる。強いのは確かだが、エターナリィ・ガーブを装備すればグラビティブレスがさほど脅威ではなくなり、フレイやブラムスといった強力な仲間の存在もあって本編ほど危険視はされていない。進路を著しく妨害するため準備不足のままうっかりエンカウントしてしまうと悲惨なことになる。他に、憑依でおなじみの黒い骨ドラゴンとタッグを組み、後衛から魔法を撃ってくる個体もいる。
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関連項目
- 1
- 0pt