ブルーマリンとは、ニンテンドー64専用ソフト『スターフォックス64』に登場する兵器である。
概要
スターフォックスのメカニックことスリッピー・トードが、整備の片手間に造り上げた1人乗りの小型潜水艦。アーウィンとランドマスター、母艦のグレートフォックスはスペース・ダイナミクス社が開発に関わっているが、ブルーマリンのみ完全オリジナルの兵器となっている。『STEELDIVER SUBWARS』に参戦した時の肩書は「近距離射撃攻撃型潜水艦」。
主に廃品を流用したリサイクル兵器だが、アーウィンの整備部品も使用しており、Gディフューザーシステムによるローリング防御や艦砲に匹敵する高出力レーザー砲といった機能を一部引き継いでいる。光が届かない深海での行動も考慮されていて、照明弾代わりにもなるホーミングミサイルを無限に撃てる。趣味の産物だからか1隻しかなく、本編ではフォックスのみ搭乗した。
本編では『水の惑星アクアス』でのみ使用可能。海中に潜むアンドルフ軍のバイオウェポンを探査及び撃滅のため、グレートフォックスより出撃する。バイオウェポンによる汚染で凶暴化した原生生物の猛攻を掻い潜り、最奥に潜んでいた貝型バイオウェポン「バクーン」を発見し交戦。これを撃破する戦果を挙げた。
しかしスリッピー以外からの評価は散々で、特にファルコからは辛辣な評価を下されている。「遠慮しとくぜ(今度はお前が乗れよファルコという言葉に対して)」とか「こんな物より俺は空の方が良いぜ」とか「こんな物、後にも先にも一回きりだぜ」など……。ブルーマリンが無ければ、海中に潜むバイオウェポンを倒す手段が無いにも関わらず、酷い言い草である。
ファルコの言葉通り、ブルーマリンは登場機会に恵まれなかった。アーウィンが水中に潜れるようになった事もあり、後年の作品では全く出番が無くなってしまった。さすがにリメイク作品『スターフォックス64 3D』では出番があったものの、ゼロにすら出演できなかった。影が薄い。その一方で潜水艦バトルを主題とした『STEELDIVER SUBWARS』に参戦。ガトー級潜水艦や伊400型潜水艦といった現実の潜水艦との共演を果たした。
関連項目
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