株式会社ブロッコリーとは、コンテンツの企画・制作を行っている会社である。
概要
1994年創業。山一證券の社員であった創業者・木谷高明の趣味が高じて創業した会社である。
当初はコスプレダンスパーティー「コスパ」や同人誌即売会「コミックキャッスル」を運営するために創業した会社であった。
1996年、東京都豊島区池袋にキャラクターグッズ販売店「ゲーマーズ」の一号店を出店。
最盛期にはアニメ・ゲーム・カードゲームの企画・制作、キャラクター商品の企画・制作、キャラクターグッズ販売店「ゲーマーズ」の運営を行い、企画制作から販売までを行うキャラクタービジネスの総合企業となった。
「デ・ジ・キャラット」「ギャラクシーエンジェル」のヒットと共に急速に「ゲーマーズ」の店舗網を拡大し急成長した。しかし、それによって逆に不採算店舗の増大と商品仕入れの失敗による不良在庫の拡大で経営難に陥った。
木谷氏の個人企業であった同社も、2003年におもちゃメーカー大手のタカラの傘下に、2005年ソフトバンクグループのオンラインゲーム管理会社のガンホーの傘下に、そして2008年にはゲーマーズの競業企業であったアニメキャラクターグッズ販売店チェーンのアニメイトが最大の大株主となった。
この経営再建の過程で、創業者であった木谷高明がブロッコリーの経営から退くこととなり、2007年に完全に退社。新たにカードゲーム商品等を手がけるブシロードを設立することとなる。
2011年に小売業から完全撤退し、ゲーマーズをアニメイトとの合弁企業であったアニブロに譲渡した。これとともにアニブロもアニメイトの子会社となり後に店名であるゲーマーズを社名にし、2021年11月には同じアニメイトグループのカードラボに運営移譲。店名は残っているものの、会社としてのゲーマーズは休眠法人となっている。
一方のブロッコリーはキャラクターグッズの開発・制作のみを行う企業となっている。2016年にはハピネットに対して第三者割当増資を行い資本業務提携を締結。さらに木谷率いるブシロードも2019年に株式を取得し2020年には資本業務提携を結んだ。これによりハピネットが筆頭株主、第2位にアニメイト、第3位にブシロードという状況となっていたが、2023年にハピネットが株式公開買付を実施し、ブロッコリーはハピネットの完全子会社となった。
ハピネットもバンダイナムコグループの持分法適用会社なので、バンナム関連企業になるということでもある。
主な作品
削除対応
動画 | 詳細 |
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太陽ノ紅響曲/佐藤ひろ美 | |
【PV】 榊原ゆい 「月聖ノ蒼炎曲」 |
関連項目
外部リンク
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