ブンボー軍団とは、ゲーム『ペーパーマリオ オリガミキング』に登場する組織である。
概要
今作の敵であるオリー王の手下である、文房具の姿をした敵兵たち。全員3DCGで描写されており、見た目はどこかにオリー王のマークが刻まれている以外はかなりリアリティのある文房具。しかもしゃべる。しかし文房具ということでいずれもペラペラのキャラクターや世界に直接干渉を加えることが可能な性質を持っており、オリガミの完成度を高める重要なアイテムでもある。
主にピーチ城を巻き込んだ5色の紙テープを守護するものとして登場する、いわゆるボスキャラである。
ブンボー軍団たち
ミサイルアーティスト イロエンピツ
ミハラシタワーのあかカミテープを守護する、12色入りの色鉛筆とペンケース。ミハラシタワー内部を落書きで塗りまくっていた。イヤミ口調でしゃべり、「ブンボーぐんだんのアーティスト ジャン=ピエール=イロエンピツ12世」と自称しているが、呼ばれることはない。
イロエンピツでありながらミサイルのように発射・攻撃するのが得意技。ミサイルはホーミング性能も高いが、一度発射態勢に入ると止めることができないらしく、何らかの影響でペンケースの蓋が閉じられてしまうとそのまま発射して自爆してしまう。
ゴムゴムエンターテイナー わゴム
OEDOランドのあおカミテープを守護する、大量の輪ゴムで構成された人型の人形。演劇に凝っており、劇城の座席にOEDOランドの従業員であるキノピオたちを輪ゴムで拘束させ、自分が演出した演劇を鑑賞させていた。
輪ゴムを飛ばして戦闘フィールドのマスをはじいたり、ゴムでっぽうを飛ばしてマリオを拘束したりなどの攻撃を出してくるが、一部の攻撃を受けると身体を構成する輪ゴムがバラバラになり、大きな一つの輪ゴムである本体が露わになる。
ノリノリあなあけフリーク パンチ
キノピチュいせきのきいろカミテープを守護する、穴あけパンチ。チャラ男口調。キノピオたちの顔面に穴をあけて監禁していたり、砂漠の太陽に穴を開けて自分のディスコのミラーホールにさせたりなどしていた。音楽の好みがうるさく、ノリの合う曲や雰囲気でないと姿を現さない。
戦闘ではフィールドのマスに穴を開けて無効化したり、マリオに穴を開けて最大HPを減らしたりなどの攻撃を繰り出す。表面は非常に硬くダメージを与えられないが、裏面はだいぶ柔らかい。
いきがりはりつけや セロハンテープ
ウナバラタワーのむらさきカミテープを守護する、セロハンテープ本体とテープ台。ヤンキー口調で漢字の当て字セリフでしゃべる。タワーの外壁にキノピオたちを文字通り貼り付けにしていた。
戦闘では最初こそ目立った攻撃はしないものの、テープ台を壊されるとカッターを取り付けて本体のみで行動し始める。ジャンプ攻撃はテープで貼り付けられて投げ返されてしまいマリオが逆にダメージを受ける。トゲ持ちの敵にもダメージを与えられるアイアンブーツでも不可。テープで地面のパネルを止めてスライド不可にさせてくるが、テープを全て引き出すことで倒すことができる。
チョキチョキマニア ハサミ
クッパ城のみどりカミテープを守護する、文字通りのハサミ。子供っぽい。ペラペラのキャラクターにとっては立ち向かうだけでバラバラに切り刻まれる、まさに天敵。切り絵を作ってマリオに仕向けたり、切り刻んだクッパ軍団をハリボテメットに貼り付けてマリオに戦わせたりなどの策を弄する。
戦闘になると当初は「ハンデ」としてハサミの刃部分をケースにしまった状態で戦うが、一定ダメージを受けたりケースを壊したりするとその刃で攻撃してくる。刃の攻撃は一度でも喰らうと999ダメージを受け即ゲームオーバー。ジャンプで回避するべし。
王のばんけん ホッチキス
最終ダンジョン、オリー王と戦う直前に現れる、巨大ホッチキス。番犬らしく言葉は喋らない。ペラペラのキャラクターをオリガミにする力があり、ホッチキスで止められると元に戻れなくなる。クッパはホッチキスによって折りたたまれたままの姿にされていた。
針攻撃は強力だが、攻撃したり攻撃を受けたりすると針が減っていき、すべて使い切ると針をチャージをする際にスキができる。
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関連項目
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