『プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』とは、プリキュアオールスターズ1作目の長編劇場アニメーション作品である。 2009年3月20日公開。映画プリキュアの第6作でもある。
概要
2008年に公開された「ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブ」の好評を受けて、同作を長編用として新たに再構成して製作されたクロスオーバー作品。女児向けアニメのビッグタイトル、プリキュアシリーズ全6作品(2009年当時)のプリキュア総勢14人が 一堂に会した、文字通りのオールスター映画である。
ストーリーこそシンプルにそぎ落とされているものの、大画面で繰り広げられる、縦横無尽の アクション!アクション!またアクション!特に、プリキュア歴が長ければ長いほど、その絶妙な見せ場作りに感涙を隠せなくなる。そんなこだわりが、たくさん詰まっている。
"可愛く強くカッコいい"。プリキュアという作品の魅力が詰まったこの奇跡のコラボレーション作品は、女児だけではなく大きなお友達の心までも鷲掴みにしたため、以降のオールスターズ映画が次々と製作され、シリーズとして確立された。
なお、この映画は横浜開港150周年を記念して開国博Y150とコラボしていて、JR桜木町駅付近から続く汽車道からワールドポーターズ(この映画を上映していた映画館がある建物)の付近でプリキュアたちが戦うシーンもある。当時ここで映画を見たファンらは、戦闘の舞台となった場所の現実の姿を、帰りに即座に見せられるという不思議な体験を味わったことであろう。
スタッフ
主題歌・挿入歌
キャスト(ゲストキャラクターのみ)
小ネタ・トリビア
- ふたりはプリキュア第1話を意識してか、メップルがなぎさの頭に直撃するシーンがある。
その前にはS☆Sのムープとフープがなぎさと衝突しているが、音はS☆Sらしいやわらかな衝突音になっている。
が、かたや相棒のメップルは容赦なく衝突しており、かなり痛そうな音が鳴っている。 - ふたりはプリキュアSplash☆Star第1話を意識したようなシーンとして、フラッピ達が墜落してくる場面がある。
こちらはフラッピ達の第一声まで同じという凝りよう。だが、本編ではフラッピが自分の上にチョッピが降ってきて嬉しそうな顔をしていたのに対し、DXでは普通に乗っかられて重そうな顔をしていた。 - 4作品という今思えばまだ少ない人数であったため活躍のバランスは取れている。
が、劇中シーンのほとんどは先に上映されたちょ~短編のものがだいぶ流用されている。
(勿論その短編の完成度も高いためである) - アフレコは奇跡的にプリキュア全員が集結した。出演者の誰もが濃い人口密度による酸欠に苦しんでいたらしい。
- ドリームとブルームがシリーズ間の垣根を超えた同時攻撃をする場面があるが、これは「メインスタッフがほとんど同じ」という偶然が生み出した賜物である。(元々5はSSの血筋を受け継いだ作品とされている)
- DXの時、廊下で美翔舞(キュアイーグレット)役の榎本温子と水無月かれん(キュアクア)役の前田愛がお喋りしていたのを見て、鷲尾プロデューサーは感慨深いものを感じたらしい。
- セル版DVDの初期出荷分は、クライマックス部分の収録音声にノイズがあったため、発売元ではノイズ部分を修正した版と交換する処置をとった。
- Blu-ray版2010年12月15日に初販売されたが、最初の長編オールスターズ映画でありながら、オールスターズシリーズのBlu-ray販売は次回作のDX2の次となった。
関連項目
- アニメ / 東映アニメーション
- プリキュア
- 映画プリキュア
- プリキュアオールスターズ
- プリキュアドリームスターズ!
- プリキュアスーパースターズ!
- プリキュアミラクルユニバース
- プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日
- プリキュアの一覧
- プリキュアの妖精一覧
- プリキュアの悪役一覧
- ミラクルライト
- キラキラkawaii!プリキュア大集合♪
- Y150
- 夢の共演
- ブラック家族
- ホワイト家族
外部リンク
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